こんな人におすすめの記事
- 仕事の責任が重くて辛い。
- 周りからの期待に応えられるか不安。
- 自分にできる自信がない。
あなたは今こんなことに悩まされていませんか?
ここでは「仕事の責任が重いと感じて悩む人」へ、その責任を軽くするコツや、苦しみから抜け出す方法をまとめています。
本記事を最後まで読み終えると、今あなたが抱えている仕事の責任は必ず軽くなります。
結果として、仕事に対してストレスを感じなくなりますよ。
目次
責任を重く感じる最大の原因は?
結論から述べると、責任を重く感じるのは自分にプレッシャーを与えているからです。
そのプレッシャーが責任を更に重くし、自分を追い込んでいるところに原因があります。
しかし、今この記事を読んでいるあなたは、その責任を大きく受け止め、何とかしようと努力しているはずです。
つまり、逃げるという選択肢はあるのに、逃げずに解決しようとしている強者。
だからまずは、そんな勇敢な自分を褒めてあげましょう。
「やってやる!」という強い気持ちを持つ、自分の背中を押してあげてください。
責任の重い仕事をすべき理由とは?
責任の重い仕事を与えられているのは、「すごく良いこと」であると捉えてください。
なぜかと言うと、あなたへの期待と信頼が無ければ、責任のある仕事は与えられないからです。
私自身も若手の頃、責任のある仕事を怖く感じたことがあります。
その時、まずは向き合って、やってみることが大切だと思いました。
実際に責任のある仕事をしてみたところ、次のような経験を得られました。
- 納期に間に合わせた時に感謝をされた。
- 責任が信用に繋がり仕事が増えた。
- 仕事を効率的に回せるようになった。
- 自分にしかできない仕事が増えた。(やらなくて良い仕事も見つかった)
逃げるのは簡単だし、いつでもできます。
しかし、一度逃げてしまうと癖になるし、簡単な仕事しかできなくなってしまいます。
だから責任の重い仕事を引き受けたら、自分は会社にとって必要とされているのだと、自信を持つべきです。
責任が重いと感じてしまう理由
ではまずは、「この仕事、荷が重い…」と感じてしまう理由を噛み砕いて分析してみましょう。
ただ責任が重いと感じるより、なぜそう思っているのかを分析し理解することで、気持ちが楽になります。
悩みや不安は必ず元となる原因があるので、ここで述べることが自分に該当していないか?を確認してみてください。
責任が重いと感じてしまう理由
- 自分のキャパを越えている
- 未経験、未知の分野で自信がない
- トラブルやミスが起きないか不安になる
- 周りの期待に応える、結果を出せる気がしない
自分のキャパを越えている
1つ目は、自分のキャパを越えているからです。
新たに仕事を与えられると、今抱えている仕事に負荷がかかるので、単純にキャパオーバーしてしまうことに不安を感じます。
ましてやその業務内容の難易度が高ければ高いほど、時間やノルマが加わり、余計に仕事を引き受けたくなくなるのです。
既にキャパを越えている場合は、「なぜ自分に仕事をさせるのか」とイライラが募り、会社や上司に対する不満が生まれます。
責任の重い仕事は、もはやイジメだと感じてしまうのです。
未経験、未知の分野で自信がない
2つ目は、未経験、未知の分野で自信がないからです。
責任の重い仕事は、基本的にこれまで経験したことのない、未知の分野だったりします。
例えば営業職の人が、
- 今後販売する商品開発のために本格的なマーケティングを行う
- 予算設定や生産性の改善など販売戦略を練る
と、これまでものを売るだけだった人が、
組織全体を見たり、業務の構想を考える立場
になると、仕事の中身がガラッと変わり、大きな不安を抱えてしまいます。
仕事が増える分、既存の業務を減らしたり改善するなど、考えることがいっぱいで焦りも生じます。
トラブルやミスが起きないか不安になる
3つ目は、トラブルやミスが起きないか不安になるためです。
責任の重い仕事は、未経験のことばかりです。
「何も起きないように…」
「漏れがないように…」
と、神経を尖らせてしまうので、気持ちに余裕がなく、ひどくストレスを感じてしまいます。
残念ながらトラブルやミスは付き物で、必ずと言っていいほど何か起きます。
そんな時、「あぁ、やっぱりやらなきゃ良かった」と後悔するのです。
周りの期待に応える、結果を出せる気がしない
4つ目は、周りの期待に応えたり、結果を出せる気がしないからです。
責任の重い仕事には、「こうなって欲しい」という期待と結果が伴うものです。
しかしそれが負担となり、本来の自分らしさを失い、間違った方向に進んでしまう可能性があります。
私はできもしないことや余計な行動を取り、結果を出せず、期待に応えられなかった経験があります。
使い慣れていないソフトを使い、デザインに凝った資料作りをし、無駄な時間と労力をかけ、寝不足と疲労だけが残りました。
たった1度の失敗が自信を失わせることもあれば、そもそもできる自信がない場合もあります。
- 周囲からの期待が怖い…
- 結果に辿り着けるとは思えない…
そんな自分を想像するのです。
責任を重く感じなくさせるコツ
仕事の責任を重く感じさせないためには、そもそも考え方を変えると、大きく改善されます。
「嫌だ」「できない」という否定的な感情を無くし、前向きに取り組める状況を作り出せればいいのです。
そのためにはいくつかポイントがあります。
ここでは責任を重く感じさせないコツを5つお伝えしていきますね。
責任を重く感じなくさせるコツ
- 責任を自ら重くしない
- できることから始める
- 1人で考え込まない
- 気負いして過労しない
- 失敗してもプラスになると考える
責任を自ら重くしない
コツその1、責任を自ら重くしない。
責任を重く感じるのは、周りから言われるか、自分の思い込み、このどちらかです。
「大事な仕事だから頑張って」と言われると、プレッシャーを感じ、仕事が一回りも二回りも大きくなります。
だから何を言われようとも、自分がブレないようコントロールして、ただ全うするだけ。
そもそも無責任な仕事なんてなくて、どんな仕事であれ、問題が起きれば担当者が責任を取るのですから、重いという感覚は要りません。
できることから始める
コツその2、できることから始める。
責任の重い仕事とは、少なくとも今よりワンランク上の仕事です。
できない仕事よりも、できる仕事の方が多い訳ですから、難しく考える必要はありません。
それに、自分の特徴を活かせば、自分なりのやり方がすぐに見つかります。
例えば私は、元々営業職ではなかったのですが、データに基づいた提案が得意だったので、それをそのまま営業に活かす、という方法を取りました。
恐らく、コミュニケーションスキルを身につけるとか、市場を読み解く力が必要だと、ほとんどの人は考えると思います。
もちろん必要なことですが、もしも苦手な分野であれば、かなり遠回りであり、うまくいかない可能性が高くなります。
だからまずは、「できることから始める」、これにつきます。
1人で考え込まない
コツその3、1人で考え込まない。
当たり前ですが、難しい仕事に取り組むわけですから、1人で何とかしようとするのは、大きな間違いです。
その筋に詳しい人、仲の良い先輩や同僚、なんなら社長に聞くなどして、しっかり助言を受けるべきです。
というのも、若い頃の私はとにかく臆病で、人に聞く、助けを求めるというのができず、ただただ孤独に暴走していたので、1人で、というのは絶対にお勧めしません。
何でもその道にはプロというのが存在します。
それは割と身近にいて、
- よく見なければ気付かない
- 深く付き合わないと知れない
といった場合があります。
「この業務苦手だなぁ…」
こんな時はまず、身近な人から手当たり次第に聞いてみましょう。
気負いして過労しない
コツその4、気負いして過労しない。
難題にぶつかり、なかなか解決できずに苦戦を強いられた時、「絶対やってやる」なんて気負いすると、無茶苦茶働くことになります。
その末路はご想像通り、
- 過労による体調不良
- モチベーションの低下
- 鬱、退職など社会離脱
とにかく悪いことしかありません。
先に述べた通り、責任の重さを大きくしているのは自分自身です。
だからあまり気負いせず、いつもの自分らしさを崩さない、ある意味マイペースでいることが大事なのです。
失敗してもプラスになると考える
コツその5、失敗してもプラスになると考える。
きっと多くの人は、「失敗するのが怖い」が前提にあって、責任の重い仕事をしたくないのだと思います。
失敗はもちろんしたくありません。でもそれは1つの経験として、後に「あれがあって良かった」と思えたりします。
それに、「あーあ」って落ち込むのは意外とその時だけ。
「あの時はうまくいった。」
「刺激的で楽しかった。」
「やってみて良かった。」
といったポジティブな記憶は残り、失敗は人の記憶に残らないものなのです。
だから、失敗って悪いことじゃない。笑いになることはあっても、決して悪いことじゃないんです。
責任に捉われずに、ひたすらこなすことです
繰り返しになりますが、「仕事の責任が重い」というのは、人からの期待と、自分の思い込みが大きくさせます。
難しい仕事、未経験の業務は、責任が重いのではなくて、ただ不安や怖さがあるだけです。
責任を重く感じさせないコツを掴み、仕事を楽しみ、自分の成長を感じてみてください。
最後に、責任を重く感じさせないコツをおさらいしておきましょう。
責任を重く感じなくさせるコツ
- 責任を自ら重くしない
- できることから始める
- 1人で考え込まない
- 気負いして過労しない
- 失敗してもプラスになると考える
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