このような方におすすめ
- ブログ初心者で何もわからない。
- 基本的なブログの書き方を知りたい。
- 検索上位に表示される記事にしたい。
本記事ではこのようなお悩みを解決します。
ここでお伝えする「初心者でもできるブログの書き方」を読んでいただくと、ブログの基礎が分かり、読者に伝わる文章の書き方が身につきます。
実際に私が、
- 日頃から心がけていること。
- いつも行っている作業。
- よく使う書き方や例文。
など、より実践的な内容を踏まえているので、きっとお役に立てるかと思います。
本記事のリンクには広告がふくまれています。
ブログの目的を設定する
ブログの書き方に進む前に、まずはあなたが運営するサイトの目的や方向性を決めます。
つまりそれは、「特定の人に向けて記事を書く」ということです。
この序章で、以下の準備をしていきます。
①誰に向けた記事か?を決める
②読者の何を解決したいか?を考える
①誰に向けた記事か?を決める
記事を書くにあたり、誰に向けた記事にするかを決めます。
ターゲットを絞ることで様々なメリットがあり、反対に絞らないと問題が起きます。
【ターゲットを絞るメリット】
①ブログの方向性が決まる。
②ブログの専門性が高まる。
③SEOでの評価が高くなる。
④記事が書きやすくなる。
⑤集客しやすくなる。
【ターゲットを絞らないデメリット】
①集客できない。
②サイト内を回遊されない。
③読者の悩みを解決できない。
ブログ全体のターゲットは広く設定してOKです。その代わり記事はターゲットをギュッと絞ります。
記事を書くときには、読者の「属性」や「価値観」、「悩み」「課題」「願望」などを想像しながらまとめます。
すると読者に対して、適切な答えやメリットを提供することができるのです。
本記事の場合、
「文章を書くスキルが無くて、うまく書けなくて悩んでいる。ブログの書き方をちゃんと学びたい。」
この方だけに絞っています。
②読者の何を解決したいか?を考える
ターゲットを絞ったら、その人がどのような悩みを持っているのかを考えます。
ブログの目的は、読者が抱える問題や課題に対して、具体的な方法や答えを示すことです。
本記事の場合は、以下のように問題を定義しています。
- ブログを書くために必要なテクニックは?
- どのような手順で進めたらいい?
- 押さえておくべきポイントは?
こうすることで、自分自身の頭の中も整理され、読者へ必要な情報を提供することができます。
ブログ記事の書き方【基礎編】
続いては、基本的なブログの書き方「基礎」をお伝えします。
基礎を身につけないと、検索にヒットすることもなければ、誰かに読まれることもありません。
それほど大事なことなので、しっかりと押さえておきましょう。
ブログ記事の書き方【基本編】
- キーワードの選定
- 記事タイトルの設定
- 全体の構成作り
- 見出しと本文にキーワードを入れる
- 基本的な文章の書き方を学ぶ
キーワードの選定
キーワードの選定とは、ターゲットが検索しそうなキーワードを選んで記事を書くことです。
自分のブログに来てもらうためには、ターゲットとジャンルを絞り、特定をキーワードを選定する必要があります。
具体例を挙げましょう。
〇良い例
「吉祥寺にある美味しいスイーツのお店ベスト10。」
→「吉祥寺」「スイーツ」というキーワードから「吉祥寺でスイーツを食べたい人」とターゲットが明確。
×悪い例
「私がこれまで食べた美味しいお店ベスト10。」
→具体的なキーワードがなく何のお店の紹介か分からない。検索にもひっかからない。
説明を見て「あ、なるほど」と感じましたか?
実際に自分がネットで検索するときに、どのように調べているかを考えながら作るとうまくいきます。
Q.キーワードってどうやって調べる?
キーワードを調べるには、自分のブログのテーマやターゲットとなる読者に合ったキーワードを考えます。
例えば、「美味しいスイーツ」に関連するキーワードなら、以下のようなキーワードが考えられます。
- 「お店」
- 「カフェ」
- 「人気」
- 「春」「秋」などの季語
- 「アイス」
ここでも読者がネットで検索する際に、どのようなキーワードを入力するか想像しましょう。
では続いてキーワードを探す専用のツールを利用します。
このツールを使うことで、検索数、競合数などが分かり、「この記事なら上位に表示されるかも」といった予測が立てられます。
ツールはいくつかありますが、ここでは無料で使えるものを3つご紹介します。
1.Googleキーワードプランナー
このツールはGoogleが提供する公式のツールです。
- 関連キーワード
- 検索ボリューム
- 競合性
- クリック単価
などを調べることができます。
↑Googleキーワードプランナーの実際の画面
ここでは「キャンプ」「道具」とキーワードを入れています。指定したキーワードの下に、関連するキーワードの候補が表示されています。
Googleキーワードプランナーは無料で利用できますが、検索ボリュームはあいまいな範囲(月間〇〇pv〜〇〇pvといった形)でしか表示されません。
詳細な数値を見るには、Google広告に課金する必要があります。
2.ラッコキーワード
Googleキーワードプランナー同様、無料で使えるツールです。
このツールは、サジェストキーワードや質問サイトの質問を網羅的に抽出してくれます。
Q.サジェストキーワードって?
↑Googleの検索画面
サジェストキーワードとは、GoogleやYahoo!で検索する際、文字を入力したときに表示されるキーワードの候補のこと。
この画面なら「食洗機」の後に続く「パナソニック」や「一人暮らし」のことを指します。
ラッコキーワードはトレンド、上位記事の見出しに加え、このサジェストキーワードが一気にチェックできます。
キーワードの検索ボリュームや競合性は表示されませんが、キーワードのアイデアを探すのに便利です。
3.Ubersuggest
Ubersuggestは、SEOの専門家であるNeil Patel(ニール・パテル)が提供するツールです。
関連キーワードや検索ボリューム、競合性、トレンドなどを調べることができます。
また、競合サイトの分析やコンテンツのアイデアも提供してくれます。
無料版では利用回数が「1日3回」までと限られていますが、Chromeの拡張機能を使うと、「1日40回」まで利用できるようになります(仕様は変わります)。
以上がブログでキーワードを探すときに便利なツールです。
これらのツールを使えばキーワードを探しやすくなり、検索上位やアクセスアップ、収益化に繋がります。
もう一度おさらいしておきましょう。
キーワード検索に便利なツール
記事タイトルの設定
記事タイトルには選んだキーワードを含めます。
キーワードを含めることで、ユーザーや検索エンジンに記事の内容を伝えやすくなります。
反対に、記事タイトルにキーワードを含めなければ、記事の内容との違いに違和感が生まれ、サイトに訪れた人が離れてしまいます。
例えば記事の内容を、「長野県のキャンブ場の近くにあるスーパーの情報」とした場合、
〇良い例
「長野県のキャンプ場付近にあるお酒を扱っているスーパー〇〇選。」
→「長野県」「キャンプ場」「スーパー」と全てのキーワードが入っている。「お酒」で更に情報が絞られている。
×悪い例
「長野県でキャンプするなら。キャンプで必要なキャンプ用品が買える店〇〇選。」
→キーワードが揃っていない。タイトルからスーパーの情報を感じられない。
このようにキーワードと記事本文はリンクしなければいけません。
以下、記事タイトルをつけるコツです。
タイトルをつけるポイント
- 記事の内容・結論を要約する
- 文字数は32文字前後にする
- 型(テンプレート)を使う
- 数字や疑問系を入れる
- 有益であることを伝える
(※詳しくは後日、別の記事で解説します)
全体の構成作り
ブログを書く前に、記事全体の構成作りをします。
ブログの構成は主に、「導入」「記事」「まとめ」で編成されています。
この記事の構成作りで手をぬくと、伝えたいことがブレたり、記事の終わりが見えなくなってしまいます。
記事の構成を作る理由は主に次の3つです。
- 伝えたいことが明確になる。
- 読者に必要な情報がまとまる。
- 記事が書きやすくなる(修正も簡単になる)。
記事の構成作りは、サイトの設計図を作るものと捉えてください。
何も考えず見切り発車してしまうと、後々後悔しますので必ず行いましょう!
(※詳しい記事構成の作り方については、後日別記事で解説します)
見出しと本文にキーワードを入れる
キーワードは見出しに入れます。加えてなるべく本文にも入れましょう。
検索エンジンは、ユーザーの検索ニーズに合っているサイトやブログを上位表示させます。
その際、見出しタグに含まれるキーワードを参照し記事の内容や目的をチェックしているのです。
キーワードを入れるポイントは以下の通りです。
- ほぼ全てのH2見出しにキーワードを入れる。
- キーワードはできるだけ左寄せにする。
- ひとつの見出しにキーワードを詰め込み過ぎない。
- 本文内にもなるべくキーワードを入れる。
- 目次を見てチェックする。
最後の「目次を見てチェックする」というのは、
『読者や検索エンジンが、キーワードを含めた見出しから記事の内容が分かるようにする。』
ということです。
読書をしていて飛ばし読みをするように、サイトに訪れた人も必要な情報を見るために飛ばし読みをします。
目次で概要や興味を惹かせる見出しが分かれば、読者にやさしい記事ができますよ!
基本的な文章の書き方を学ぶ
ブログには基本的な文章の書き方があります。
この基礎を身につけることで、読み手にやさしい文章になります。
また検索エンジンに記事の内容を伝えやすくなり、検索順位やクリック率を上げることができます。
一般的な文章の書き方は以下の通りです。
- 初稿は全て書き出す
- 「です・ます」調で統一する
- 引用元を入れる
- 表現や内容の重複に注意する
- 英数字は半角にする
- 正しく表示する
- 副詞を削る
- ら抜き・い抜き・さ入れ言葉を使わない
- 受動態は避ける
以下でそれぞれ解説しますね。
1.初稿は全て書き出す
思いついたことを全て書き出して、その後に文章を整理しましょう。
あーでもない、こうでもないと書きながら添削していると、なかなか前に進まなくなります。
「書くことと整理することは別」と考えて、まずはどんどん書いていきましょう。
2.「です・ます」調で統一する
〇良い例
ラッコキーワードの使い方は簡単です。調査したいキーワードを入力すると、すぐに関連する情報が表示されます。詳しい使い方についてはこちらを参考にしてください。
×悪い例
ラッコキーワードの使い方は簡単である。調査したいキーワードを入力すると、すぐに関連する情報が表示されます。詳しい使い方についてはこちらを参考にすると良い。
3.引用元を入れる
引用元を明示することで、読者に対して情報の信頼性を高めます。
また著作権法に従い、引用元を明示することで法的なトラブルを避けることができます。
デフォルトの状態では多言語に対応していません。
しかしプラグインを使うことにより多言語ブログが作れます。
引用:WordPressサポート:多言語サイトの作成
4.表現や内容の重複に注意する
〇良い例
今日はとてもいい天気。空は青く、散歩日和です。
×悪い例
今日はとてもいい天気です。空は青く雲はなく空が澄んでいます。いい天気だから散歩に行きたいです。
5.英数字は半角にする
〇良い例
「STARBUCKS」「1,000」
×悪い例
「STARBUCKS」「1,000」
6.正しく表示する
〇良い例
「ブログを開設する」「McDonald」
×悪い例
「ブログを解説する」「MCDONALD」
7.副詞を削る
〇良い例
私は美味しいケーキを買った。
×悪い例
私はとても美味しいケーキを買った。
8.ら抜き・い抜き・さ入れ言葉を使わない
〇良い例
「見られる」「話している」「歩かせる」
×悪い例
「見れる」「話してる」「歩かさせる」
9.受動態は避ける
〇良い例
多くの人がこの記事を見ています。
×悪い例
この記事は多くの人に見られています。
ブログ記事の書き方【テクニック編】
続いてはブログの書き方「テクニック」についてお話します。
ブログには基本的な書き方があり、これを身につけると簡単に記事を書けるようになります。
以下、ブログに必要なテクニックです。
ブログ記事の書き方【テクニック編】
- 簡潔にまとめる
- 改行や箇条書きを含める
- 文章構成のフレームワークを使う
- 図解や画像を加える
- 漢字・ひらがな・カタカナを使い分ける
- 語尾は「です・ます調」の口語体で
- 遠回しな表現を避ける
- 統一感を持たせる
- 引用元を明記する
- 投稿した翌日もチェックする
簡潔にまとめる
ブログ記事の場合、簡潔にまとめて書くようにします。
読者は欲しい情報だけを探しています。回りくどい話や長文を嫌がるので簡潔にまとめましょう。
以下、添削した例文です。
×悪い例
今日、少し時間が空いたので、気になっていたお店へ急いで行きました。
〇良い例
空いた時間に気になっていたお店へ行きました。
このような感じで、文章を半分にするように心がけます。
文章を簡潔にまとめるメリットは以下の通りです。
- 読者の興味を引く
- 淡々と読める
- SEO対策になる
- 記事の本質がわかる
改行や箇条書きを含める
改行や箇条書きを使うと、記事の構成や読むポイントが分かりやすくなります。
読者にとって、
「この記事が何を伝えたいのか」
「どういう流れで読めばいいのか」
が一目で分かります。
以下、改行や箇条書きで添削した例文です。
×添削前
ウェブ知識ゼロの私が有料テーマにしたことで、サイトデザインが良くなり、PVを伸ばすことができた上に、収益化もできたという結果に繋がっています。
〇添削後
ウェブ知識ゼロの私が有料テーマにしたことで、
- サイトデザインが良くなった。
- PVを伸ばすことができた。
- 収益化できた。
といった結果に繋がっています。
このように要点をまとめる時に最適な方法です。
単純に読みやすくなり、通常の文章よりも読者の目を引きやすくなります。
文章構成のフレームワークを使う
効率的に記事を書くには、文章を構成するフレームワーク「型」を使います。
フレームワークを使うだけで、文章がまとまり、素早く書けるようになります。
ここでは代表的な「PREP法」と「SDS法」という2つを紹介します。
例文を添えているので、どのように違うか比較してみてください。
PREP法
Point(結論)→Reason(理由)→Example(具体例)→Point(結論)
プレゼンやビジネスシーンの会話の中で使われる型です。結論から始まるので簡潔に伝えたい時に役立ちます。
PREP法を用いた例文 | |
Point(結論) | スマートフォンの過度な使用は、睡眠の質を低下させます。 |
Reason(理由) | これはスマートフォンの画面から発せられるブルーライトが、睡眠を促すメラトニンの分泌を抑制するからです。 |
Example(具体例) | ある研究によると、夜間にスマートフォンを使用する人は、使用しない人に比べて睡眠の質が低いことが明らかになっています。 |
Point(結論) | したがって健康的な睡眠を維持するためには、就寝前のスマートフォン使用を避けるべきです。 |
SDS法
Situation(要点)→Difficulty(詳細)→Solution(要点)
ニュースでよく使われる型です。全体の内容を伝えたい時に適しています。
SDS法を用いた例文 | |
Situation(要点) | 現代社会では多くの人がスマートフォンを使用しています。しかし就寝前の使用は健康に悪い影響を及ぼします。 |
Difficulty(詳細) | この習慣は、睡眠の質を著しく低下させる可能性があります。特にブルーライトの影響でメラトニンの分泌が抑制され、睡眠障害を引き起こすことがあります。 |
Solution(要点) | 健康的な睡眠を維持するためには、就寝前1時間はスマートフォンの使用を控えることが推奨されます。また、ブルーライトフィルター機能を活用することも有効な対策です。 |
これらのフレームワークを使用することで、記事に論理的な流れが生まれ、読者が内容を理解しやすくなります。
ブログはこのような書き方やテンプレートを活かすと、スラスラと記事が書けるようになります。
詳しくは以下のテンプレートに関する記事を参考にしてみてくださいね。
ブログは文章の型(基本)が全て。記事の構成・執筆に役立つ「テンプレート」
続きを見る
図解や画像を加える
図解や画像を入れる理由は、文章だけでは伝えにくいことが解決できるからです。
例えば商品の使い方、統計データや比較表などは、図解や画像で表現すると分かりやすくなります。
この記事でも全体の構成作りで画像を入れ、視覚的に見やすくしています。
それに図解や画像を入れると、
- サイトの見栄えが良くなる
- 読者の滞在時間が伸びる
- 記事がシェアされやすくなる
といったメリットがあります。
画像に名前をつけることで、画像検索から来る人も期待できますよ!
漢字・ひらがな・カタカナを使い分ける
ブログの文章は読みやすさが重要です。
そのためには、漢字・ひらがな・カタカナを使い分ける必要があります。
読みやすい文章の比率は、「漢字2・ひらがな7・カタカナ1」と言われています。
どれかに偏ると文章が読みにくくなるので、読者は嫌がり、サイトの離脱率は高くなります。
バランスよくするには、
- 「漢字が続いていないか?」
- 「ひらがな表記でも良い漢字はないか?」
- 「句読点を入れたらどうか?」
と、書いた文章を見直すこと。
以下のように添削すると、スラスラ読みやすくなりますよ!
×添削前
昨日電気屋さんで新しいカメラを買いました。高性能で軽量な上写真が綺麗に撮れます。
〇添削後
昨日、電気屋さんでカメラを買いました。性能がよく、軽くてキレイに撮れます。
語尾は「です・ます調」の口語体で
ブログを書くときは、「です・ます調」を用いるようにしましょう。
この語尾にすることで、読み手に良い印象を与えます。
また「です・ます」と語尾が一定していることで、統一感があり、丁寧な文章にもなります。
このほかに「だ・である調」もありますが、ブログではなく論文や研究資料などに適しています。
以下、「話し言葉」と「です・ます調」の例文です。
日常会話「話し言葉」の場合
「最近のマーケットは変動が激しくて、何が起こるか読めないよね。専門家の言うこともバラバラだよ。」
「だ・である調」の場合
「最近のマーケットは変動が激しく何が起こるか読めない。専門家の見解も様々だし、投資戦略を練るには慎重な分析が必要である。」
「です・ます調」の場合
「最近のマーケットは変動が激しく、先行きが予測しにくい状況ですね。専門家の見解も様々で、投資戦略を練る際には慎重な分析が必要です。」
このように「です・ます調」は、文章の内容をよりフォーマルに伝えられ、読者によい印象を与えることができます。
遠回しな表現を避ける
残念ながらブログに訪れたひとは、ゆっくりと丁寧に文章を読んでくれません。
パッと見で完結するようなシンプルな文章を好みますので、遠回しな表現は避けましょう。
以下、「遠回しな表現」と「シンプルな表現」の比較です。
遠回しな表現
「もしよろしければ、この記事についてのご意見をお聞かせいただけると幸いです。多分この方法で行けば、ある程度の問題は解決するかもしれません。私たちのプロダクトに関心を持っていただけないでしょうか。」
シンプルな表現
「記事についてご意見をください。この方法なら問題を解決できるかもしれません。ぜひ、私たちのプロダクトに関心を持ってください!」
後者の方が読みやすいですよね!
余計な修飾語を削除したことで、より明確に意図を伝えています。
統一感を持たせる
ブログは全体的に統一感を持たせましょう。
内容が整理されるだけに限らず、ブログのイメージ、認知、リピーターの増加につながります。
以下、統一感を持たせるポイントです。
- スタンスを統一する(崩さない)
- フォーマットを統一する
- テーマを統一する
- 言語を統一する
- 画像を統一する
- 最後はまとめる
1.スタンスを統一する(崩さない)
文章は一貫したスタンスを保って書きましょう。
例えば紳士的な文章を書く人が、ある記事で暴言を吐いていたら、一気に信用を無くしますよね?
信用だけでなく読者に違和感を与え、説得力も欠けてしまいます。
そのため、ありのままの自分で文章を書くことをおすすめします。
2.フォーマットを統一する
見出し、リストなどのフォーマットを統一することで、見た目の一貫性が生まれます。
これに加えて、
- フォントスタイル
- 文字サイズ
- カラー
にするだけで、全体のレイアウトが整理されスッキリとした見た目になります。
3.テーマを統一する
特定のテーマやトピックに焦点を当てると、その範囲内で記事を書くことができます。
これにより、あなたのブログが特定の分野に精通していることが読者に伝わります。
反対にテーマから外れたりブレてしまうと、読者は不快に思い信用できなくなります。
俗に言う「八方美人」と同じです。
4.言語を統一する
何かに特化したブログにすると、使う言語が絞られます。
「専門用語」「スラング」「略語」を含め、言語を一貫させるようにしましょう。
例えば、プログラミングなど技術的なブログでは、専門用語を適切に使用します。
一方で、ライフスタイルやエンターテインメントに関するブログでは、よりリラックスした、くだけた表現がいいです。
読者にとってどの表現がいいか、考えて書くようにしましょう。
5.画像を統一する
ブログに統一感を持たせるためには、画像も統一しましょう。
これによりサイトが見やすくなり、読者にストレスを与えなくなります。
画像を統一させるには、以下のポイントを押さえると綺麗にまとまります。
- サイズ
- 形
- 明るさや色調
6.最後にまとめる
記事の終わりは、全体の要点を簡潔にまとめましょう。
ブログの内容によっては10,000文字を超える時もあります。
すると読者は、「あれ?なんの記事だっけ?」なんてことにもなりかねません。
結論で全体を締めくくり、読者に内容の全体像を思い出してもらいましょう。
引用元を明記する
引用元を正しく明記すると、ブログの信頼性を高め、読者によい印象を与えることができます。
また情報源を明確にすることで、著作権の問題を避けることができます。
ブログを書く際には以下の点を意識するようにしましょう。
引用元の正確性 | 「このデータは『統計年鑑2023』に基づいています。」 |
リンクを貼る | 「ブログの始め方については、WordPressブログの始め方。を参照してください。」 |
引用の範囲を適切に表記する | 「この研究では、『短期間のトレーニングでも効果が見られる』と結論づけられています。」 |
著作権に注意する | 「この動画は許可を得て使用しています。」 |
投稿した翌日もチェックする
記事を公開したら、翌日も必ずチェックしましょう。
なぜなら文章がおかしかったり、レイアウトが崩れている可能性があるからです。
私の場合、読者の8割がモバイルからなので、いつもスマホでチェックしています。
以下、チェックする際の注意点です。
誤字脱字の有無 | ×「この製品は革新な」 → ○「この製品は革新的な」 |
リンクの動作確認 | ・URLは誤っていないか? ・しっかりリンクできているか? |
画像やレイアウト | ・画像が正しく表示されているか? ・表が崩れていないか? |
情報の鮮度 | ・既に終わった情報ではないか? ・期日が切れていないか? |
ブログ記事の書き方【スタンス編】
最後は、ブログの書き方(スタンス)についてお話します。
ここで述べることは、ブログを書く上での「心構え」や「熱意」であり、綺麗な文章を書く力よりもずっと大事なことです。
以下で、ブログ記事の書き方(スタンス)を解説していきます。
ブログ記事の書き方【スタンス編】
- 読者目線で書く
- ストレスを与えない
- 読み手と会話する
- 安心感、信ぴょう性のある内容にする
- 価値やメリットを与える
- 自分の思いを伝える
- 読み手に行動や変化を促す
読者目線で書く
ブログは常に読者目線で書くことです。
読者が何を求めているかを理解し、それに応える内容を提供することで、より良い記事になります。
例えば読者があなたのブログに、「コスパの良いキャンプ用品」を探しに来たとします。
あなたは「コスパの良いキャンプ用品10選」という記事を書きましたが、読んでみるとコスパが良いどころか、やたら高いものばかり紹介しています。
さてこの時、読者はどう思うでしょうか?
記事のタイトル・本文含め、読者目線で書くことは重要です。
読者が何を望んでいるかを深く考え、それに応えるよう心掛けましょう。
ストレスを与えない
ブログを書く際には、読者にストレスを与えないことを心がけましょう。
読んでいて嫌な気分になる記事はすぐに離脱されます。
以下のポイントを押さえて、読者にストレスを与えないようにしましょう。
ストレスにならない文章のポイント
- 文章は短く保つ
- 言葉遣いはシンプルに
- 行間にスペースを設ける
- ほどよい装飾に
いくら一生懸命記事をつくっても、読まれなければ意味なしです。
- 偏った思想
- 怒りや憎しみ
- 人をバカにする
- ネガティブ
読み手と会話する
ブログを書くときは、読者との対話を意識しましょう。
画面の向こうに読者がいると思えば、会話するように語りかけることができます。
具体的に、文章に表すと次のようになります。
・読者に直接話しかけるような言葉を使う。
例:「その問題の解決策はここで全て分かりますすよ。」
・質問を投げかける。
例:「これを試すとどんな変化があると思いますか?」
・共感を示す。
例:「私も同じ経験をしたことがあるので、あなたの気持ちがよく分かります。」
・カジュアルに話す。親しみを感じさせる。
例:「せっかくですし、よかったらこの方法を試してみませんか?」
・経験やストーリーを共有し読者を引き込む。
例:「私が初めてこれを使った時のことをお話しますね。」
読者との対話を心がけることで、ブログは単なる情報提供の場から、コミュニティとの交流の場に変わります。
読者に向けて話す意識を持つだけで、文章に魂が込められますよ!
安心感、信ぴょう性のある内容にする
信頼性のあるコンテンツは、集客・SEO共にプラスです。
そのため読者に安心感を与え、信ぴょう性のある内容を提供することが重要になります。
以下、内容に基づいた例文の書き方です。
・正確な情報を提供する。
例:「この統計は国立健康研究所の最新の報告書に基づいています。」
・引用元を明記する。
例:「引用元:『ネイチャー・コミュニケーションズ』
・専門家の意見を取り入れる。
例:「臨床心理士の山田氏によると…」
・自身の体験を共有する。
例:「今年の8月に訪問した際は台風の影響で封鎖されていました。」
このように、信ぴょう性のあるコンテンツを提供することで、ブログの評価は高まります。
情報の正確性と鮮度を確認し、信頼できるソースに基づいて記事を書きましょう。
価値やメリットを与える
自分が書いた記事を客観的に見てみてください。
その記事にはどのような価値やメリットがあるかチェックしてみましょう。
訪れた読者があなたの記事から何かを得られるように書くことがポイントです。
例えば、
- 具体的な解決策を提供する。
- 知識やスキルを共有する。
- アドバイスやヒントを与える。
このようにすることで、読者は有益であると認識します。
記事を読んで具体的なメリットを感じられるような内容にしましょう。
思いを伝える
文章には自分の思いや気持ちを込めましょう。
これにより文字に命が宿り、読者の心に響くメッセージとなります。
読者との繋がりは、ただ情報を共有するだけでは生まれません。
真のコミュニケーションは、感情や経験を共有することから始まります。
読み手に行動や変化を促す
最後に、文章を通じて読者に何らかの行動や変化を促すことを目指しましょう。
なぜなら思いの詰まった記事には影響力が生まれ、読者にとって有意義なものになるからです。
行動や変化を促す言葉をいくつかご紹介します。
・記事の終わりに行動を促すフレーズを書く
例:「このテクニックを今日から試してみてください!」
・読者が取り組める具体的な提案をする
例:「毎朝10分間瞑想をして、その効果を記録してみましょう。」
・変化のメリットを強調する
例:「この運動を続けることで体力がつく他、目覚めがよくなります!」
・成功事例を紹介する
例:「実際にこの方法を試した〇〇さんはこのように言っています。」
・行動を簡単にするヒントを出す
例:「小さなステップから始めて、徐々に習慣化していきましょう。」
読者に対して行動や変化を促せたら、あなたのブログは単なる情報ではありません。
誰かの人生に影響を与えるひとつの資産です。
以上のように記事を書く際には、読者が得られるメリットと実行可能なステップに焦点を当てましょう。
ブログの書き方:まとめ
本記事では、ブログの書き方について「基礎」「テクニック」「スタンス」の3つに分けて解説しました。
しかし最も重要なのは、冒頭で述べた以下のターゲットを絞ることです。
POINT
- 誰に向けた記事か?を決める。
- 読者の何を解決したいか?を考える。
ここを押さえれば、ブログの向こう側にいる読者の気持ちが手にとるように分かり、ほんの些細なことでも助けになるはずです。
あなたのブログが誰かの役に立つことを願っています!
最後までお読みいただきありがとうございました。
これからブログを始める方へ
「ブログってなにから始めればいいんだろう?」
このような方はエックスサーバーのWordPressクイックスタートでブログを開設しましょう。
クイックスタートなら、サーバー契約やドメイン、テーマの設定など、ブログを開設するまでの全てが10分程度で行えます。
Web知識ゼロでも、WordPressクイックスタートであれば簡単です。
詳しくは以下の記事を読んでみてください!
WordPressブログの始め方。【クイックスタート】で初心者でも簡単にブログを開設する方法。
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