この記事のお悩み
- 書き始めてしばらくすると手が止まる。
- 書いているうちに話が逸れる。
- 書けない日が続き気持ちばかりが焦る。
ここではこんな疑問に答えます。
本記事では、ブログなど文章を書くのが遅いと悩む人が、これまでの半分以下のスピードで記事が書けるようになる方法をお伝えします。
数々の書籍を読んできた結果、ここでお伝えする手法が最短且つ効率的な方法です。
少なくとも2児の父である私が隙間時間でこの記事を書いているので、それなりに参考になると思います。
目次
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文章を書くのが遅い人の特徴
文章を早く書けない人には共通する、ある大きな特徴があります。
それは「早く書きたい」という気持ちが強く、「早く書く方法」を知らない点です。
過去の私もその1人で、ただひたすら早く書く練習ばかりしていて、その日のコンディションに左右されるのがオチでした。
たまたま早く書ける日があって、「よし、早く書けるようになっている!」とできた体(てい)でいたのです。
ここでは早く書けない人の特徴をまとめています。
そして、その特徴と合わせて原因や改善策も加えています。
文章を書くのが遅い人の特徴
- 何から書き始めれば良いか分からない
- 伝えたいことが定まっていない
- 書いては消すを繰り返す
- 相手にどう思われるか気になる
- 綺麗に書こうとしてしまう
何から書き始めれば良いか分からない
あなたは文章を書こうとした時に、「何から書き始めよう…」と冒頭からつまずいていませんか?
書き始めに困ってしまうのは、文章を書くことに慣れていないからです。
プロスポーツ選手はオフシーズンでもトレーニングや勉強をして、常にそのスポーツに関わっています。
そのベースがあるから試合で自分の力を出し切れているのです。
文章を書くのも同じで、日頃から接していなければ早く書けるようにならないし、書き出し方も分からなくなります。
だから、何から書き始めれば良いのか分からないのは、まだ書くことに慣れていないのが原因です。
「書くことに慣れる」まずはこれを基本としましょう。
伝えたいことが定まっていない
あなたが書いたその文章で、相手に何を伝えたいのでしょうか?
伝えたいことがはっきりしていなければ、スラスラと書くことはできません。
それは、ブログであれメールであれインスタであれ、何であっても同じです。
例えば「昨日出かけました」と伝えても「へぇ」で終わりますよね。
でも、これが「昨日群馬に出かけて高速乗ったら大渋滞でさ!」なら、相手は「なんで?」って思いますよね。
「その先には10台も玉突き事故が起きていたんだ!」
「ようやく着いたキャンプ場では今度は土砂降りで踏んだり蹴ったりだよ!」
このように、この話題の中で伝えたいことは「渋滞になった理由」です。
伝えたいことが明確であれば、続けて文章を書けるようになります。
書いては消すを繰り返す
「あれ…この文章変だな…んと…いや、これもおかしいな…」
こんな風に、書いては消すを繰り返していませんか?
文章を書き慣れていないと、文脈がおかしかったり話の筋がずれてしまい、このような状態に陥ります。
それに書いては消す作業をしてしまうのは、文章を長く書こうとしてるからです。
後に対処法を述べますが、文章はリズムが大切なので、長い文章をやめて短く書くこと。
それに長くなるほど読む方はストレスになるので、たくさん区切った方が見た目的にも良くなります。
相手にどう思われるか気になる
「こんなこと言っても大丈夫だろうか…」
せっかく書いたのに、相手のことを考え過ぎて、全て削除したことはないでしょうか。
優しい人ほど相手を傷つけないよう言葉を選んでしまうので、なかなかスムーズに書くことができません。
「言葉で伝えるより文字の方が冷たい感触を与えるから…」
「文字にすると残って消す事ができないから…」
恐らくこんなことを思いながら書いていると思います。
しかし残念ながら、読み手はあなたが思っているほど、じっくり読んでいません。
あまり深く考えず伝えたいことをシンプルにすれば、迷い無く書けるようになります。
綺麗に書こうとしてしまう
かつて、苦情でも言い訳でも文章を綺麗な言い回しで長くつらつらと書くほど相手に伝わるものだと思っていた。何度も読み返して、よしこれはいい文章だ惚れ惚れするぞと思ったりもした。満を持して送信したそのメールは一目見ただけで長すぎてお腹いっぱいにさせてしまい、結果読まれずに終わった。
— スターフィッシュ (@SDFASEPIOR45649) December 19, 2022
文章を綺麗に書こうと意識すると、基本的に書くのが遅くなります。
それに、書いている時は「あぁ、良い文章ができたなぁ」と思っても、
- 見返してみたら余計な言い回しばかり。
- 回りくどくて何を言っているか分からない。
- 結果的に人に読まれない。
こんな状態に陥るのです。
文章は、時間をかけて「綺麗に書く」ことより、淡々と「簡潔に書く」方が大事です。
文章を早く書くためには、要らないものを捨てて、普段あなたが使っている言葉にすると、すんなり読めて綺麗にまとまりますよ。
文章を早く書くコツ
結論から言うと、文章を書くスピードは個人差があります。
ここでお伝えしたいのは、「文章を書くのが早くなる」方法ではなく、「書くことが定まり迷いが無くなる」方法です。
単純に文字を早く打つ方法は、タイピングやフリック速度を上げるトレーニングをするしかありません。
そのような技術的な方法ではなく、
- 「書くペースが安定する」
- 「書き方の法則」
といった、文章を書く上での基礎的なことをお伝えします。
文章を早く書くコツ
- 早く書こうとしない
- 構成のテンプレを使う
- 短文で書き、後から繋げる
- 語らない、話しすぎない
- 読み手に寄り添う言葉を選ぶ
- 100点を目指さない
- たった1人のために書く
- AIを使って自動生成する
早く書こうとしない
いきなり逆のことを言いますが、「早く書くぞ!」はやめた方がいいです。
早く書きたい気持ちはわかりますが、焦ると余計に書けなくなるからです。
- 「ヤバい!待ち合わせの時間に間に合わない!」
- 「〇〇分の電車に乗らないと遅刻する!」
こんな時に焦ってしまうと、ほぼ忘れ物をしますよね?
文章も焦って書こうとすると、
- 伝えたいことが分からなくなる
- 話す内容がズレてくる
- 終わりが見えなくなる
といった壁にぶつかり、思い通りに書けなくなります。
だから早く書くことよりも、気持ちを落ち着かせ、リラックスして書ける状況を作ることを優先しましょう。
文章のテンプレを使う
文章にはテンプレートがあり、それを活かすとスムーズに書けるようになります。
構成が決まっていて、それに穴埋めしていく形になるので、ゼロの状態から書くより断然楽で早いです。
文章のテンプレートはいくつかありますが、私自身がよく使うのは次の2つです。
- 結論 → 説明 → 補足
- 結論 → 理由 → 根拠・実例 → 結論
実例を元に説明した記事があるので、詳しくはこちらをご覧ください↓
ブログは文章の型(基本)が全て。記事の構成・執筆に役立つ「テンプレート」
短文で書き、後から繋げる
先に述べた「書いては消す」作業を繰り返す人は、短文で書くようにしましょう。
1、2行程度の短かい文章であれば、誰でも簡単に書けるはずです。
そして書いた文章を繋げられそうなら、「接続詞」を使ってまとめるようにします。
たったこれだけで文章が早く書けるようになります。
実際に以上の4行は、元々は次のような文章でした。
- 書いては消すを繰り返すなら短文で書くようにする。
- 1,2行程度なら簡単に書ける。
- 文章を繋げられるところは接続詞を使う。
- たったこれだけで文章は早く書ける。
ここでも、「結論→理由→根拠・実例→結論」の流れで書いているので、テンプレートに短文を組み合わせる方法は、本当にオススメです。
短い文でしっかりと文章を組み立てる方法について、以下で解説していますのでよかったら読んでみてください↓
短い文章が伝える力。短文でリズム良く書く!スラスラ読める文章の作り方。
語らない、話しすぎない
文章を書く時に自分の想いは語らない方がいいです。
なぜなら相手はそんなことを求めていないからです。
相手が求めているのは結論や答えで、その過程にある個人的な意見をあまり必要としていません。
仕事において部下が上司に相談する時も、ただ答えが知りたいだけで、細かいことはどうでも良かったりします。
だから想いを語るのはたまにでいいのです。
それにあまりアツくなると相手は離れていきますよ。
読み手に寄り添う言葉を選ぶ
滑らかな文章を書くなら、読み手に寄り添うように話しかけるといいです。
前で述べた通り、相手はあなたの意見や気持ちを聞きたいのではなく、自分の気持ちを理解して欲しいと思っています。
例えばたまたま出会った人で、生まれや育ちが同じ境遇だと、身近に感じてなぜか安心しますよね。
- 「え、ぼくも〇〇県出身なんですけど、何市ですか?」
- 「まさか〇〇大学の人とこんな場所で出会えるなんてびっくりなんですけど!」
相手に寄り添うことで自然と会話が弾みます。
文章においてもそれは同じく、ただの文字が本物の言葉になります。
100点を目指さない
文章は100点を目指して書かない、これは鉄則です。
その100点はあくまで自己評価なので、相手にとっては0点かもしれないのです。
それに完璧を目指す人ほど100点にこだわりますが、後でその文章を見返せば、100点ではないことに気付きます。
だから点数をつけるのを止めて、ハードルを低くしましょう。
ハードルを低くするコツ
- できたところで終わりにする
- 時間を設けて取り組む
- 一気にやらずコツコツ続ける
こんな風にすると早く書けるようになりますよ。
たった1人のために書く
文章を書く時は多くの人に目を向けず、たった1人のために書きます。
なぜかと言うと、その方がシンプルで伝わりやすくなるからです。
読み手は共感を求めていますから、共感できないことをひたすら述べても余計なお世話でしかありません。
居酒屋に入ってまずはお酒が飲みたいのに、やたら食後のコーヒーを勧められても困りますよね?
- 「こんな本に出会いたかった!」
- 「私に向けたメッセージな気がする!」
- 「この記事読んでよかったなぁ!」
読んだ人にこんな風に思われたらハッピーじゃないですか?
たった1人に絞った方が、その人の心を掴めるかもしれないし、その経験から文章を書くのが楽しくなると思います。
AIで自動生成する
文章が速く書けない、どうしても早く書きたいというなら、自分で書くのをやめましょう。
どういうことかと言うと、まるで人が書いたような文章をAIが作ってくれる、そんなサービスがあるからです。
もしもあなたが「執筆に時間がかかる」「書くのが嫌になる」と悩んでいるなら、人の手ではなくAIの手を借りましょう。
私がオススメするAIの自動生成サービスは次の3つです。
オススメする理由は、キーワードの複合や短文で文章が生成されるからです。
メインで使っているのはCatchy、次にELYZA、最後にPlayAIの順。
使い勝手は人それぞれだと思うので、あなたの使用目的に応じたサービスを使ってみてください。
Catchyについて詳しくはこちら↓
「文章が書けない…」を解決。AIによる文章の自動生成ツール『Catchy』
結論、文章は複雑より単純な方がいい。
文章を書くと、どうしても色々と付け加えたくなります。
しかしそれをやめると、相手に伝えたいことだけがシンプルに、素早く書けるようになるのです。
スティーブ・ジョブズも、「シンプルであることは難しい、でもそれだけの価値はある」と言っていました。
単純で分かりやすい方が、相手に伝わりやすくなります。
繰り返しになりますが、ここで述べた以下のポイントを押さえて、書くスピードをぐんぐん上げていきましょう。
文章を早く書くコツ
- 早く書こうとしない
- 構成のテンプレを使う
- 短文で書き、後から繋げる
- 語らない、話しすぎない
- 読み手に寄り添う言葉を選ぶ
- 100点を目指さない
- たった1人のために書く
- AIを使って自動生成する
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