仕事の悩み

仕事でテンパる・焦る人が、パニックにならずに落ち着いて働く方法。

この記事のお悩み

  • いつも慌ててテンパってしまう。
  • 焦りやすい性格ですぐにパニックになる。
  • テンパらない方法が知りたい。

と、こんな悩みを解決できる記事にしました。

仕事でテンパって焦りやすい人が、パニックにならず焦らなくなるように、

  1. テンパる要素を見つける。
  2. テンパらないようにするコツ。
  3. 二度とテンパらないようにする方法。

以上の3つのカテゴリーで分けて記述しています。

「いつもテンパってしまう…」という悩みを持つ方に、ぜひとも読んでいただきたい記事です。

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テンパる要素を明確にする

結論から言うと、テンパってしまう最大の理由は「一度に何でもやろうとするから」です。

人にはキャパってものがあります。キャパは個人差があるし限界もあります。

例えば「会社」が良い例です。

1人でできる規模は個人事業主、それを超える場合は人を増やして分業にし会社を起こします。

だから無限に1人でできることなどないので、まずは何でもやろうとするのをやめて、テンパる要素を明確にしましょう。

そしてまずは次のステップで、テンパる要素を明確にしていきます。

テンパる要素を明確にする

  1. 頭の中を整理する
  2. 文字に起こしてみる
  3. 優先順位をつけてみる
  4. たくさんあったら消す

頭の中を整理する

今、頭の中にはたくさんタスクがあると思います。

それにより「あれもやらなきゃ」「これもやらなきゃ」と焦ってしまうのです。

これでは常にテンパってしまい改善できないので、タスクをひとつひとつ整理していきます。

タスクは次のようにカテゴリーで分類して整理しましょう。

  • 仕事のこと
  • 家事・育児のこと
  • 行事のこと
  • その他

こうして大まかに分けておくと、頭の中にイメージがつきやすくなります。

文字に起こしてみる

思い浮かんだタスクはそのままにしてはいけません。

メモに書き、文字に起こして「視覚化」するのです。

書く時は思いついた順に「箇条書き」していきます。

前述のカテゴリーでメモを分けておけば、そこにどんどん追記していくだけ済むようになります。

仕事

  • A社の提案資料作成
  • B社の見積り書
  • C社の製品問題解決

家事

  • 洗面台の排水溝の掃除
  • 除湿剤の取り替え
  • 溜まったレシートの整理

仮に、「んー、何か忘れているなぁ…」と思う時は、無理に思い出さない方がいいです。

大体買い物に出かけた時、電車に乗った時などにパッと思いつきますし、思い出せないならそれほど重要なことではありません。

優先順位をつけてみる

文字に起こしたら優先順位をつけてみます。

次のように番号を振ると、何を優先すべきかわかります。

優先順位の付け方

  • 「絶対に忘れてはいけないこと」
  • 「明日までにやること」
  • 「今週中に済ませること」

番号は「時間軸」で振るのがポイントです。

タイムリミットが迫っているものから、1から順につけてみましょう。

もしも番号を振るまでもないことがあれば、この先に述べる「消す」方法を行います。

優先順位については、「仕事で優先順位をつける方法やメリット、簡単なコツ。」の記事を参考にしてみてください。

たくさんあったら消す

頭の中にあるタスクを外に出していくと、割ととんでもない量になります。

たくさんあると反対にテンパってしまうので、不要なメモはどんどん消すようにします。

例えば「今日はカレーにしよう」と買い物に出かける時、メモには「カレーのルー」のみ書きます。

なぜなら上の写真のようにカレーの具材をメモすると、

  • たくさん書かなければならない
  • 他に必要な買い物を忘れてしまう
  • 買う物が多く感じて、行くことすら嫌になる

といったデメリットがあるからです。

また、カレーならルーのパッケージを見れば大体分かります。

だからメモする時は大事なものを残し、無くてもいいものは削除してしまいましょう。

 

テンパらないようにするコツは?

テンパる要素を整理し視覚化したら、テンパらないような行動をとるよう工夫します。

せっかく整理したのに、誤った行動を取るとまた振り出しに戻ります。

部屋の掃除だって、高いところから順番に掃除して、最後は掃除機をかければ終わりです。

誤った掃除の流れ

  • 掃除機からかける
  • 棚の拭き掃除をする
  • 水回りを綺麗にする

これではまた掃除機をかけなければいけません。

整理したメモを見ながら、次のステップで行動していきましょう。

テンパらないようにするコツは

  1. 自分のペースでやる
  2. できない時は人の力を借りる
  3. キャパオーバーしないようセーブする
  4. できないことは断る
  5. 何でもやろうとしない

自分のペースでやる

テンパらないようにするには、「自分のペースでこなす」のが1番です

繰り返しになりますが、焦ってパニックになるのはキャパオーバーの状態です。

  • 「得手不得手」「個人差」「限界」

これらは必ずあります。

実際に私はてんで料理ができません。野菜を入れる順番も分からないので、焦ると更にマズい料理になってしまいます。

だから何を言われようと、自分のペースでやることを1番にしてください。

できない時は人の力を借りる

先程述べた通り、得手不得手があるのでできないことは人の手を借りましょう。

苦手なことに時間をかけると、他のことができなくなります。

甲子園を目指す野球少年が、苦手な勉強でトップを目指せと言われたら困惑しますよね。

がんばって勉強しても、きっと寝不足で甲子園に行けなくなります。

だから「できないことは他人の力を借りて、できることを優先してやる」これがテンパらない秘訣です。

キャパオーバーしないようにする

毎回人の手を借りるわけにもいかないので、キャパオーバーしないように自分をコントロールします。

するとあなたの受け皿は一定量にキープされて、テンパりにくくなるのです。

私が下っ端だったころ、何でも仕事を引き受け過ぎて処理しきれなくなりました。

これにより締切に間に合わず怒られたり、体調を崩して寝込んだことがあります。

その時はできると思っていても、やる事がどんどん増えればすぐにパンクしますので、自分をコントロールしたりセーブするのはほんと大事です。

「キャパを超えて辛い…」って人は、以下の記事を参考にしてみてください。

できないことは断る

ここまで来れば、「できる」「できない」の判断ができるようになります。

「今はちょっとできないな…」
「これをやったらテンパるな…」
「もう自分の域を超えているな…」

何か頼まれた時にこんな風に感じたら、『できません』ときっぱり断りましょう。

断る時は、いま自分が抱えている仕事量を伝えたり、「締切に余裕をください」と交渉するなど、あなたの状態を相手に共有します。

断る理由を相手に伝えることで、テンパらずに済む他、その人と変な空気にもならなくなります。

何でもやろうとしない

頭の中が整理されて余裕が生まれても、また詰め込んでなんでもやろうしないこと。

それではここまでやってきたことが台無しになるだけです。

多少やってみて自分の許容量を増やす分には良いのですが、調子に乗ってガンガン詰め込むとすぐにパニックに陥ります。

気持ちに余裕のある人は、常にその余裕を残しています。

そうしなければ、何か事態が急変した時に対処できないからです。

何でもやろうとせず、テンパらないように自粛することも大事ですよ。

2度とテンパらないようにする方法

これまではテンパらないコツをお伝えしてきましたが、最後は「2度とテンパらないようにする方法」です。

何度も言いますが、人によってテンパる具合は異なります。

  • 焦る性格
  • パニックになる素質
  • 視野の広さ

など、理由は様々です。

だから私は自分のキャパを超えている人を見ると、体を大事に、無理をしないで欲しいって思います。

 

常にパンパンの状態では必ずガタが来ます。

そうならないために、ここでお伝えする「2度とテンパらないようにする方法」を押さえてくださいね。

2度とテンパらないようにする方法

  1. 常に頭の中からアウトプットする
  2. 脳のメモリを熟知する
  3. 他人と比較しない
  4. 日常的にストレスを軽減する習慣を身につける
  5. 感情をコントロールする練習をする
  6. 情報やタスクを整理するツールを使う
  7. 時間を意識して仕事に取り組む
  8. 自己肯定感を高める
  9. 問題解決のための効果的な手法を学ぶ

常に頭の中からアウトプットする

タスクは毎日生まれるので、常に頭の中から出してメモに残しましょう。

年齢と共に、仕事、結婚、家庭、お金にまつわるタスクが増えていきます。

そしてタスクには期限や条件が加わるので、より複雑になっていきます。

頭の中から出したメモは、次の3つの要点を押さえること。

メモする時のポイント

  1. 期限を確認する
  2. 優先順位をつける
  3. 処理する時間を把握する

リマインダーに登録したりカレンダーで管理するなど、どこかに消えてなくならないように常にアウトプットしましょう。

脳のメモリを熟知する

あなたがテンパらないボーダーラインが分かったら、しっかりと熟知することです。

なぜならここを怠ると、何度も簡単にテンパってしまうからです。

気持ちに余裕のある人は、自分の脳のメモリや処理速度を把握しています。

余裕のある人の心理

  • 「仕事が結構詰まってるな」
  • 「時間はあるけど気持ち的な余裕がないな」

 

「自分には今の作業量を処理しきれる余力があるか?」

そんなことを考えていれば、常にテンパらなくて済みます。

他人と比較しない

「あの人はいつもたくさん仕事をしている」
「自分もあんな風になりたい」

このように他人と比較する必要はありません。

なぜなら比較すると劣等感が生まれ、本来のあなたらしさが失われてしまうからです。

それに無理をすると焦るし、失敗してパニックになります。

人によって許容量は異なります、処理するスピードも感覚も違います。

他人と比較せずに、自分のペースを守ってやればいいだけです。

つい他人と比較してしまう癖のある人は、「人と比べてしまう人の特徴。比較するメリットとデメリットは?」を読むと解決するかもしれませんよ。

日常的にストレスを軽減する習慣を身につける

ストレスを軽減する習慣があると、ストレスに負けない体が作れます。

日常的にストレスを軽減するためには、まずは十分な睡眠をとる、そして適度な運動をすること。

たったこれだけで、ストレスホルモンの分泌を抑えられます。

また、気持ちをリラックスさせる時間を確保しましょう。

映画、読書、音楽といった趣味に時間を使うだけで、ストレスの抑制や発散に繋がります。

感情をコントロールする練習をする

感情をコントロールできる人はストレスを抱えません。

なぜなら、感情が高ぶると冷静な判断ができなくなる上に、怒りや不安がストレスに変化するためです。

感情をコントロールするためには、いくつかのトレーニング方法があります。

]感情を認識する

自分がどのような感情を抱いているのかを認識し、その感情に対してどのように対処すれば良いかを考える。

呼吸を整える

感情が高ぶった時は、まずは深呼吸をして気持ちを落ち着かせること。

自分に対する言葉遣いに注意する

ネガティブな言葉を使うと、自分自身を負の方向に導いてしまいます。ポジティブな言葉を使い、自分自身を励まし自信を持たせます。

普段から意識して感情をコントロールすると、ストレスを感じる機会がかなり減ります。

情報やタスクを整理するツールを使う

情報やタスク、スケジュールを整理することで、何を優先して仕事をすべきか、自分のやるべきことが明確になります。

代表的なツールとしては、タスク管理ツールやプロジェクト管理ツール、クラウドストレージサービスがあります。

  • タスク管理ツール:Todoist、Asana、Trelloなど
  • プロジェクト管理ツール:Slack、Notion、Stockなど
  • クラウドストレージサービス:Googleドライブ、OneDrive、Dropboxなど

これらのツールを使うことで、情報やタスクを一元管理することができます。

また、スマホやタブレットにアプリを入れておけば、外出先でも情報の確認やタスクの進捗状況を確認、作業だってすることができます。

会社や自分に合ったツールを選ぶとより効率的に管理ができるので、テンパることが無くなります。

時間を意識して仕事に取り組む

時間を無駄にしないように意識すると、仕事の進捗状況が把握できて、効率的にタスクをこなせます。

まずは、自分がどのような時間帯に集中力があるかを知りましょう。

あなたが朝型の人であれば、夜に仕事をしてもきっと仕事は捗らないでしょう。

朝型は朝に、夜型は夜にと、自分が集中しやすい時間帯を理解し、その時間帯に重要なタスクを割り当てるのです。

また、タイムマネジメントのテクニックを活用するのも効果的です。

例えば、

  • 25分作業をして5分休憩を繰り返す「ポモドーロテクニック」
  • 緊急度や重要度に応じてタスクを整理し優先順位を付ける「アイゼンハワーマトリクス」

このようなテクニックをテストし、自分に合う方法を見つけてみましょう。

自己肯定感を高める

自己肯定感が高まると、自信を持って仕事に取り組むことができ積極的になります。

例え何かに失敗したとしても逃げずに向き合い、改善点を見つけて飛躍できるので仕事がうまくいきます。

自己肯定感を高めるには次の手法が挙げられます。

  • 自分自身を理解する
  • 自分の良いところを見つける
  • 成功した経験を思い出す
  • 好きなことをする
  • 否定的な考えの人と付き合わない

また、自分に合った目標設定を行うと、自己肯定感を高めることに繋がります。

目標を達成することで達成感や満足感が得られ、メンタルが癒されます。

あまりにも高い目標を掲げたり、不可能な目標を設定してしまうと、逆にストレスが溜まるので注意が必要です。

問題解決のための効果的な手法を学ぶ

問題解決において効果的な手法を学ぶと、仕事におけるストレスを軽減することができます。

効果的な手法をいくつか紹介します。

SWOT分析

SWOT分析は、自己分析やビジネス戦略の策定に用いられる手法です。

SWOTは、Strengths(強み)、Weaknesses(弱み)、Opportunities(機会)、Threats(脅威)の頭文字を取ったもので、自分や組織の内外の環境要因を分析して、戦略的な意思決定を行います。

OODA(ウーダ)ループ

OODAループは、意思決定と行動に関する理論です。

OODAは、Observe(観察)・Orient(状況判断/方針決定)・Decide(意思決定)・Action(行動/改善)の頭文字を取ったもの。

現状から意思決定・行動を移すまでスピード感のあるサイクルが特徴的です。

5W1H

1番伝えたいことを文章や話の頭に持ってくる手法

5W1Hは、What(何)、Why(なぜ)、When(いつ)、Where(どこ)、Who(誰)、How(どのように)の6つの頭文字を取ったもの。

この要素に沿って構成すると情報が整理しやすくなります。

これらの手法を学び活かすことで、自分自身や組織の問題解決能力が高まり自信がつき、ストレス耐性を高めることができます。

 

テンパるのは自分自身のコントロール次第です。

改めてお伝えしますが、テンパってしまう最大の理由は「一度に何でもやろうとするから」です。

人にはキャパシティ(容量)があり、入る量や処理するスピードは違うし限界があります。

だからテンパらないようにするために、自分自身のことをよく知ってオーバーしないようにコントロールしましょう。

ここでお伝えした手順をおさらいしておきますね。

テンパらないように行動するには?

  1. 自分のペースでやる
  2. できない時は人の力を借りる
  3. キャパオーバーしないようセーブする
  4. できないことは断る
  5. 何でもやろうとしない

2度とテンパらないようにする方法

  1. 常に頭の中からアウトプットする
  2. 脳のメモリを熟知する
  3. 他人と比較しない
  4. 日常的にストレスを軽減する習慣を身につける
  5. 感情をコントロールする練習をする
  6. 情報やタスクを整理するツールを使う
  7. 時間を意識して仕事に取り組む
  8. 自己肯定感を高める
  9. 問題解決のための効果的な手法を学ぶ

 

社畜難民

大卒後バイト生活 ▷ 27歳にして正規雇用 ▷ 商品開発に10年携わる ▷ 37歳から営業職 ▷ 億売る社畜営業マン|仕事や人間関係の悩みを解決するブログを運営。二児の父。好きな言葉は「地道」と「行動力」

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