この記事のお悩み
- いつも慌ててテンパってしまう。
- 焦りやすい性格ですぐにパニックになる。
- テンパらない方法が知りたい。
と、こんな悩みを解決できる記事にしました。
ここで解説する「テンパりやすい人が確実に焦らなくなる手順とその方法」を読むと、話の流れに沿って解決していけるような記事にしています。
「いつもテンパってしまう…」という方に読んでいただきたいので、テンパったり焦ってしまう人の特徴などは記述していません。
そのためこの悩みを解決できるよう、順を追って読んでもらえる内容にしています。
目次
テンパる要素を明確にする
結論から言うと、テンパってしまう最大の理由は「一度に何でもやろうとするから」です。
人にはキャパってものがあります。キャパは個人差があるし限界もあります。
例えば「会社」が良い例です。
1人でできる規模は個人事業主、それを超える場合は人を増やして分業にし会社を起こします。
だから無限に1人でできることなどないので、まずは何でもやろうとするのをやめて、テンパる要素を明確にしましょう。
そしてまずは次のステップで、テンパる要素を明確にしていきます。
テンパる要素を明確にする
- 頭の中を整理する
- 文字に起こしてみる
- 優先順位をつけてみる
- たくさんあったら消す
頭の中を整理する
今、頭の中にはたくさんタスクがあると思います。
それにより「あれもやらなきゃ」「これもやらなきゃ」と焦ってしまうのです。
これでは常にテンパってしまい改善できないので、タスクをひとつひとつ整理していきます。
タスクは次のようにカテゴリーで分類して整理しましょう。
- 仕事のこと
- 家事・育児のこと
- 行事のこと
- その他
こうして大まかに分けておくと、頭の中にイメージがつきやすくなります。
文字に起こしてみる
思い浮かんだタスクはそのままにしてはいけません。
メモに書き、文字に起こして「視覚化」するのです。
書く時は思いついた順に「箇条書き」していきます。
前述のカテゴリーでメモを分けておけば、そこにどんどん追記していくだけ済むようになります。
仕事
- A社の提案資料作成
- B社の見積り書
- C社の製品問題解決
家事
- 洗面台の排水溝の掃除
- 除湿剤の取り替え
- 溜まったレシートの整理
仮に、「んー、何か忘れているなぁ…」と思う時は、無理に思い出さない方がいいです。
大体買い物に出かけた時、電車に乗った時などにパッと思いつきますし、思い出せないならそれほど重要なことではありません。
優先順位をつけてみる
文字に起こしたら優先順位をつけてみます。
次のように番号を振ると、何を優先すべきかわかります。
優先順位の付け方
- 「絶対に忘れてはいけないこと」
- 「明日までにやること」
- 「今週中に済ませること」
番号は「時間軸」で振るのがポイントです。
タイムリミットが迫っているものから、1から順につけてみましょう。
もしも番号を振るまでもないことがあれば、この先に述べる「消す」方法を行います。
優先順位については、優先順位をつけるメリットとポイントの記事を参考にしてみてください。
たくさんあったら消す
頭の中にあるタスクを外に出していくと、割ととんでもない量になります。
たくさんあると反対にテンパってしまうので、不要なメモはどんどん消すようにします。
例えば「今日はカレーにしよう」と買い物に出かける時、メモには「カレーのルー」のみ書きます。
なぜなら上の写真のようにカレーの具材をメモすると、
- たくさん書かなければならない
- 他に必要な買い物を忘れてしまう
- 買う物が多く感じて、行くことすら嫌になる
といったデメリットがあるからです。
また、カレーならルーのパッケージを見れば大体分かります。
だからメモする時は大事なものを残し、無くてもいいものは削除してしまいましょう。
テンパらないように行動する
テンパる要素を整理し視覚化したら、テンパらないような行動をとるよう工夫します。
せっかく整理したのに、誤った行動を取るとまた振り出しに戻ります。
部屋の掃除だって、高いところから順番に掃除して、最後は掃除機をかければ終わりです。
誤った掃除の流れ
- 掃除機からかける
- 棚の拭き掃除をする
- 水回りを綺麗にする
これではまた掃除機をかけなければいけません。
整理したメモを見ながら、次のステップで行動していきましょう。
テンパらないように行動する
- 自分のペースでやる
- できない時は人の力を借りる
- キャパオーバーしないようセーブする
- できないことは断る
- 何でもやろうとしない
自分のペースでやる
テンパらないようにするには、「自分のペースでこなす」のが1番です。
繰り返しになりますが、焦ってパニックになるのはキャパオーバーの状態です。
- 「得手不得手」「個人差」「限界」
これらは必ずあります。
実際に私はてんで料理ができません。野菜を入れる順番も分からないので、焦ると更にマズい料理になってしまいます。
だから何を言われようと、自分のペースでやることを1番にしてください。
できない時は人の力を借りる
先程述べた通り、得手不得手があるのでできないことは人の手を借りましょう。
苦手なことに時間をかけると、他のことができなくなります。
甲子園を目指す野球少年が、苦手な勉強でトップを目指せと言われたら困惑しますよね。
がんばって勉強しても、きっと寝不足で甲子園に行けなくなります。
だから「できないことは他人の力を借りて、できることを優先してやる」これがテンパらない秘訣です。
キャパオーバーしないようにする
毎回人の手を借りるわけにもいかないので、キャパオーバーしないように自分をコントロールします。
するとあなたの受け皿は一定量にキープされて、テンパりにくくなるのです。
私が下っ端だったころ、何でも仕事を引き受け過ぎて処理しきれなくなりました。
これにより締切に間に合わず怒られたり、体調を崩して寝込んだことがあります。
その時はできると思っていても、やる事がどんどん増えればすぐにパンクしますので、自分をコントロールしたりセーブするのはほんと大事です。
「キャパを超えて辛い…」って人は、以下の記事を参考にしてみてください。
できないことは断る
ここまで来れば、「できる」「できない」の判断ができるようになります。
「今はちょっとできないな…」
「これをやったらテンパるな…」
「もう自分の域を超えているな…」
何か頼まれた時にこんな風に感じたら、『できません』ときっぱり断りましょう。
断る時は、いま自分が抱えている仕事量を伝えたり、「締切に余裕をください」と交渉するなど、あなたの状態を相手に共有します。
断る理由を相手に伝えることで、テンパらずに済む他、その人と変な空気にもならなくなります。
何でもやろうとしない
頭の中が整理されて余裕が生まれても、また詰め込んでなんでもやろうしないこと。
それではここまでやってきたことが台無しになるだけです。
多少やってみて自分の許容量を増やす分には良いのですが、調子に乗ってガンガン詰め込むとすぐにパニックに陥ります。
気持ちに余裕のある人は、常にその余裕を残しています。
そうしなければ、何か事態が急変した時に対処できないからです。
何でもやろうとせず、テンパらないように自粛することも大事ですよ。
2度とテンパらないようにする方法
これまではテンパらないコツをお伝えしてきましたが、最後は「2度とテンパらないようにする方法」です。
何度も言いますが、人によってテンパる具合は異なります。
- 焦る性格
- パニックになる素質
- 視野の広さ
など、理由は様々です。
だから私は自分のキャパを超えている人を見ると、体を大事に、無理をしないで欲しいって思います。
毎日仕事で疲れている人は、有給をバンバン使って自己投資した方がいいです。
「また休んでる」と嫌味を言われるかもしれませんが、資本を削るより守る方がよっぽどいい。
体は1つしかありません。#ブログ #ブログ仲間と繋がりたい #パパブロガー #ママブロガー #ブログ書け #早起き #朝活
— 燕 × 30代の働き方 × ブログ (@x_tsubame) July 24, 2022
常にパンパンの状態では必ずガタが来ます。
そうならないために、ここでお伝えする「2度とテンパらないようにする方法」を押さえてくださいね。
2度とテンパらないようにする方法
- 常に頭の中からアウトプットする
- 脳のメモリを熟知する
- 他人と比較しない
常に頭の中からアウトプットする
タスクは毎日生まれるので、常に頭の中から出してメモに残しましょう。
年齢と共に、仕事、結婚、家庭、お金にまつわるタスクが増えていきます。
そしてタスクには期限や条件が加わるので、より複雑になっていきます。
頭の中から出したメモは、次の3つの要点を押さえること。
メモする時のポイント
- 期限を確認する
- 優先順位をつける
- 処理する時間を把握する
リマインダーに登録したりカレンダーで管理するなど、どこかに消えてなくならないように常にアウトプットしましょう。
脳のメモリを熟知する
あなたがテンパらないボーダーラインが分かったら、しっかりと熟知することです。
なぜならここを怠ると、何度も簡単にテンパってしまうからです。
気持ちに余裕のある人は、自分の脳のメモリや処理速度を把握しています。
余裕のある人の心理
- 「仕事が結構詰まってるな」
- 「時間はあるけど気持ち的な余裕がないな」
「自分には今の作業量を処理しきれる余力があるか?」
そんなことを考えていれば、常にテンパらなくて済みます。
他人と比較しない
「あの人はいつもたくさん仕事をしている」
「自分もあんな風になりたい」
このように他人と比較する必要はありません。
なぜなら比較すると劣等感が生まれ、本来のあなたらしさが失われてしまうからです。
それに無理をすると焦るし、失敗してパニックになります。
人によって許容量は異なります、処理するスピードも感覚も違います。
他人と比較せずに、自分のペースを守ってやればいいだけです。
つい他人と比較してしまう癖のある人は、人と比べる人が持つ特徴とデメリット。他人と比較しない6つのコツを読むと解決するかもしれませんよ。
テンパるのは自分自身のコントロール次第です。
改めてお伝えしますが、テンパってしまう最大の理由は「一度に何でもやろうとするから」です。
人にはキャパシティ(容量)があり、入る量や処理するスピードは違うし限界があります。
だからテンパらないようにするために、自分自身のことをよく知ってオーバーしないようにコントロールしましょう。
ここでお伝えした手順をおさらいしておきますね。
テンパらないようにする手順と方法
- 頭の中を整理する
- 文字に起こしてみる
- たくさんあったら消す
- 自分のペースでやる
- できない時は人の力を借りる
- キャパオーバーしないようセーブする
- できないことは断る
- 何でもやろうとしない
- 常に頭の中からアウトプットする
- 脳のメモリを熟知する
- 他人と比較しない