この記事のお悩み
「ネットで副業始めたけど、一体どれが良い仕事なんだろう…」
「稼げる副業ってなんだろう?」
とりあえずクラウドソーシングに登録したものの、どんな仕事が良いのか分からず悩んではいませんか?
クラウドソーシングには膨大なタスクが集まり、その中には想像もしない意外な仕事があったり、暇つぶしに丁度いい仕事もあります。
実際に、ネット副業「クラウドソーシング」を利用している人500人にアンケートを取ってみたので、その内容を元におすすめの仕事、サービスを提供しているサイトをご紹介したいと思います。
ここでお伝えするデータを元にした検証から、あなたにあった仕事が見つけられますよ。
目次
副業でクラウドソーシングを利用するのはどんな人?
今回のアンケートに答えていただいた人は、実際にクラウドソーシングを利用している人です。
世代は主に、全体の20%が20代、34%が30代、26%が40代を占め、男女の比率は約4:6で女性の方が多い結果となっています。
グラフの通り20代〜40代が中心となっていますが、50代のユーザーも割と多い点に加え、70代が4名もいらっしゃいました。
また男女の比率から、昔は内職や出稼ぎをしていた女性達が、現代ではクラウドを活用して仕事をしている、とも言える結果だと思います。
クラウドソーシングの仕事は大きく分けて2つ
クラウドソーシングには様々なジャンルの仕事がありますが、大きく分けると次の2つに分類されます。
- 単純・簡単な仕事
- 専門性の高い仕事
簡単な仕事は、頭を使うことなく隙間時間にできて、作業に5分とかからない、比較的報酬の低い案件。
反対に専門性の高い仕事は、専門的な知識や腕が必要で、短時間で終わらない、報酬の高い案件です。
どちらが良いかは本業の具合によりますが、専門性の高い仕事の方が、高い報酬とスキルアップのメリットがあります。
副業をするならおすすめは1つだけ
2つに分けた副業のジャンルより、30代がやるべき副業は「専門性の高い仕事」です。
なぜなら、簡単な仕事をいくらやっても、知識やスキルは身に付きませんし、稼げるお金もたかが知れています。
副業で知識やスキルをつければ、本業で活かすこともできるし、仮に転職する際にプラス要素となります。
長々と報酬の低い仕事をするより、特定のジャンルの仕事に特化して知識とスキルを身につけることをおすすめします。
クラウドソーシングでやってみて良かった仕事
「で、結局、ネットで副業は何の仕事がおすすめなの?」
こんな疑問に抱える人に、「クラウドソーシングでやってみて良かった仕事」のアンケートの結果より、おすすめの仕事をピックアップしました。
クラウドソーシングサービス上で検索しても良いのですが、きっとそれでは仕事の幅が限られてしまいます。
実際にユーザーの声から、やってみて良かったと言える仕事を集めたので、これらのジャンルを優先的に探してみましょう。
やってみて良かった仕事
- アンケート
- モニター
- ライティング
- ロゴデザイン
- ネーミング・キャッチコピー
- 動画編集
- テレビや映画、動画の感想
- 研究・調査、実験モニター
- シナリオ、小説の執筆
- 代行出品
アンケート
今回実施したアンケートの中で過半数を占めていたのが、「アンケート」です。
アンケートの相場は¥5〜で、定員数に至る前に、適当な質疑応答をしなければ100%報酬が貰えます。
この回答は女性が多いように見えますが男性も割と多く、他の仕事の合間、隙間時間を使って行なっている人が多く見受けられました。
またアンケート以外の副業はというと、専門性のある仕事であることも分かりました。
副業とは言え、クレカやショップカードのポイントを貯めるのと同じく、アンケートはコツコツ稼ぐ手段の代表でもあります。
クラウドワークスはアンケートの案件が多い点と、趣味嗜好や専門性の高いもの、タスク形式やモニターとの複合などがあり、時間の割に単価の高い案件もあります。
ユーザーの声
『空いた時間にコツコツできるから』女性:29歳
『学術的な意味があると思うとやる気が湧いたから』女性:37歳
「スマホで完結できるので」男性:41歳
「簡単な作業の割に単価が良かったから」男性:39歳
モニター、口コミ
アンケート同様、仕事を終えた後や隙間時間をうまく活かせるのが「モニター、口コミ」です。
モニターは、飲食・美容・通販・ショッピングなど様々なジャンルがあり、モニター案件に応募して抽選形式で行います。
ファンくるの例を挙げると、実際にお店に行って飲食をする覆面調査や、企業のサンプルや製品のテストなどがあり、モニター完了後に企業への報告や口コミを行います。
またモニターの場合、短時間でできるものと数ヶ月かけて行うものがあるので、キャッシュバックまでの期間は案件によります。
ユーザーの声
「職場で使っているシステムに使えそう(応用できそう)だったから」男性:37歳
『もともと興味があったのと、割りのいい仕事だから』女性:51歳
『無料で商品が貰える上に報酬も貰えるから』女性:31歳
「食品のメーカーに馴染みがあったため」男性:54歳
ライティング
ライティングは、企業の自社サイト、コーポレートサイトやブログといったオウンドメディアの記事を執筆する仕事です。
クライアントが提示する条件(〇〇について、3,000文字〜)に基づき、自身の体験や情報収集をしながら執筆を行います。
仕事の内容は専門的な分野も多く、例えば、
- 保育、教育系
- 英語の翻訳
- アニメ、漫画の深読み
- ゲームの攻略
と、得意分野、趣味嗜好を活かせる仕事も多く見受けられます。
ライティングのお仕事はクラウドワークスに多数ありますが、アンケートではランサーズの方が単価が高く、継続的な案件が多いという声がありました。
ユーザーの声
「好きな漫画についての執筆だったから」男性:25歳
『趣味のハンドメイドが活かせた』女性:37歳
「実体験をもとに作成できるもので、他の人の役に立てるので」男性:49歳
『文章を書くことが好きだから』女性:31歳
ロゴデザイン
デザイン系のスキルがあるのなら、イラストや漫画を販売したり、そのスキルを活かしてデザイン力を売ることができます。
ココナラでは、オリジナルのデザインをサンプルとして販売したり、クライアントからの要望に沿ったデザインをおこして報酬を得ます。
- ブランドのパッケージロゴ
- モデリングやレタッチ
- チラシ
- ショップカード
- バナー
また、漫画やアニメ好きの人は、YouTubeチャンネルのキャラクター、企業のアニメーションコンテンツなどもあるので、今かなり需要が高まっていますよ。
ユーザーの声
『スキルが上がるし選ばれた人の作品が参考になるから』女性:46歳
「コンペ形式で採用されて嬉しい」男性:34歳
『イラストを描く時の条件をのんでくれた』女性:24歳
『病院や企業のロゴを考えるのが楽しい』女性:21歳
ネーミング・キャッチコピー
ネーミングとは、社名や会社の商品名、モノ、サービスの名前を考案する仕事です。
キャッチコピーは、そのモノやサービスを印象付けるフレーズで、例を挙げると「インテル、入ってる」や「セブン、イレブン、いい気分」などがあります。
私はこの手の仕事が苦手ですが、新たなモノ、サービスに対して、アイデアを出して考えることが得意な人にはおすすめです。
ネーミング・キャッチコピーのお仕事は、クラウドワークスやランサーズに多数あります。
ユーザーの声
「採用されて嬉しかった」男性:38歳
『報酬金額が高いから』女性:46歳
『採用者がいなかった時に配当金が分配される』女性:30歳
「ネーミングコンペは難しくなく、また誰でもエントリーできる」男性:32歳
動画編集
動画編集は、主にYouTubeの動画を作成する仕事です。
動画の編集内容は、パソコンのソフトを使って次の基本的な編集を行います。
step.1
カット
step.2
テロップ
step.3
BGM、SE
step.4
OP、EDの挿入
編集ソフトは無料のものもありますが、残念ながらできる作業の限界はあります。
YouTube動画編集の場合、Final Cut Pro、Adobe premiereなどを使っていたり、BGMをオリジナルで作成できる人が重宝されます。
ユーザーの声
『普段からソフトを使っていて簡単だから』女性:33歳
『自分もチャンネルを作りたかったから』女性:31歳
「動画広告の調査も兼ねた仕事で一石二鳥だった」男性:41歳
「短編で編集が難しくなかったから」男性:30歳
テレビや映画、動画の感想
アンケートの中で、やってみて満足感を得られた人が目立ったのが、「テレビや映画、動画の感想」を伝えるお仕事です。
そのジャンルは幅広く、アニメ、映画、ドラマ、他特定の番組と、趣味嗜好に合わせやすい特徴を持っています。
テレビや映画、動画の感想を書くにあたって、内容を理解し整理するので、作業自体、自然とおさらいをしていることから満足度が高いと感じます。
実際、ココナラに「感想を書きます」といった出品者が多いのは、
- リピーターがつきやすい。
- 本やサイトに自分の文章が載って嬉しい。
といった理由があるようです。
またココナラと同じ出品型のクラウドサービスを提供しているSKIMAでも、小説やシナリオ、漫画などのレビューや感想の仕事は多いようです。
ユーザーの声
『知らない観光地の案件もあって面白かった』女性:48歳
『アニメは休日によく見ていたし、中でも1番好きなアニメだったから』女性:41歳
「簡単だし単価が高い」男性:25歳
「実際にやってみると言葉にする難しさが為になった」男性:31歳
研究・調査
これは企業や大学があるテーマにおける研究について、アンケートに回答したり座談会に参加し調査に協力するお仕事です。
アンケートは単価は低いが隙間時間でできるというメリットがあります。それに対してマクロミルがよく実施する座談会やディスカッションは、それなりに時間を要するので単価は高くなります。
座談会は会場に足を運ぶ必要がありますが、自宅で実施する、Zoomを使ったオンライン調査も増えてきています。
ユーザーの声
『クライアントが信頼できる会社だったから』女性:33歳
『パソコンを使った作業の研究調査で、自宅でできた』女性:25歳
『堅いイメージがあったけど参加してみたら、ただただ楽しかった』女性:30歳
「薄毛で悩んでいた為」男性:42歳
シナリオ、小説の執筆
文章を書くことが好きな人は、シナリオや小説など執筆の仕事がおすすめです。
シナリオはYouTubeの朗読用シナリオや、オリジナルで作った漫画やゲームがあります。小説はお題に合わせて創作記事を書く仕事です。
具体的には、
- 「描いた絵にストーリーをつける」
- 「設定(アイデア)を形にする」
- 「ゲームの幕間に物語を挿入する」
といった内容です。シリアスなシーンや泣けるクライマックスにするなど構想も練ります。
将来、ライターの仕事をしたい人は、練習を兼ねてシナリオや小説の執筆を行うと、かなりプラスになると思います。
ユーザーの声
「YouTubeの原稿執筆をやってみたかったから」男性:35歳
『元々小説を書くことが好きな為』女性:39歳
「アクセス上位を取ると継続契約してくれる」男性:30歳
「体調や家庭の事情を理解してくれた(なかなか書けなくて)」男性:46歳
代行出品
代行出品は、クライアントの商品を代わりに出品していく仕事です。
よくあるのがメルカリやAmazonで、もらった素材データを元に、コピペしたり入力を行い出品していきます。
細かい内容を挙げると次の事例があります。
- クライアントに確認をしてOKをもらったら、出品、お客様との連絡を取り合う
- 商品を自分で選定し指定のショップに登録していく
メルカリの代行出品で、「アプリを入れていたが活用しておらず、代行出品をすると自分のアカウントの評価が上がり一石二鳥だった」という声もあります。
商品登録は、ひたすら文字を打ち込み、商品写真のアップをする単純作業。初心者でも入りやすい仕事です。
ユーザーの声
『相場が分かり自分の買い物に役立つ』女性:33歳
『単価が良く簡単な作業で時間の融通がきくから』女性:25歳
『楽しく作業できるし自分の好きなタイミングでできるから』女性:30歳
「代行出品をすると自分のアカウントの評価も上がるから」男性:24歳
アンケートで分かったおすすめのクラウドソーシングサイト
今回のアンケートで、「副業はどこのサービスか?」という質問の集計を取った結果、ほぼ特定のサイトを利用していることが判明しました。
クラウドソーシングで良い仕事を見つけるために、またスキルアップを目指すためにも、サービスの選定は重要です。
やってみて良かった仕事
- アンケート
- モニター
- ライティング
- ロゴデザイン
- ネーミング・キャッチコピー
- 動画編集
- テレビや映画、動画の感想
- 研究・調査、実験モニター
- シナリオ、小説の執筆
- 代行出品
これらの仕事がある、上位4つを続けてご紹介していきます。
良い仕事のあるクラウドソーシング
- クラウドワークス
- ランサーズ
- ココナラ
- シュフティ
クラウドワークス
クラウドワークスは、2011年創業の国内シェアNo.1を誇るクラウドソーシングサービスです。
ユーザー数443万人以上が登録しており、これまでの委託数は570万件、業務は200種類以上あります。
当サイトで実施したアンケートより、クラウドワークスでやってみて良かった仕事は次の通り。
- アンケート
- モニター
- ライティング
- ネーミング・キャッチコピー
- 動画編集
- 代行出品
業務のカテゴリーが多い分、案件も豊富なことから、良い仕事が見つかり易いメリットがあります。
副業をするなら、まずはクラウドソーシングから始めてみましょう。
ランサーズ
ランサーズは、クラウドワークスに次ぐ日本最大級のサイトです。
依頼実績は179万件以上、ユーザーの利用満足度でNo.1に輝いています。
クラウドワークスと比較すると、専門性が高くスキルを持った人材が目立ち、企業案件も多い印象を受けました。
ランサーズでやってみて良かった仕事は次の通り。
- アンケート(心理学、大学研究など)
- モニター
- ライティング
- ネーミング・キャッチコピー
- 動画編集
- 文章の要約
ランサーズの場合、人間の仕組み・感情における心理学的調査や、大学が行っている実験・研究に関するアンケートがあるようです。
クラウドワークスにも同じ類の案件はありますが、ランサーズの方が単価が高い理由から票が集まったと思われます。
ココナラ
ココナラは、知識・スキル・経験といった得意を売り買いできる、ユーザー200万人が集まるスキルマーケットです。
得意分野をサービスとして提供する出品型ビジネス で、仕事を受ける人が取引価格を決めるシステムが特徴的。
カウンセリングや占い、悩み相談など無在庫コンテンツも売買できます。
ココナラでやってみて良かった仕事は次の通り。
- アンケート
- ロゴデザイン
- ネーミング・キャッチコピー
- 悩み相談・話し相手
- 代行出品
- 写真や動画の編集
- イラスト販売
他サイトと比べてデザイン系のジャンルが強いのと、悩み相談や話し相手になるカウンセリング・占いといった独自のマーケットが実在しています。
ユーザーの声
『悩み相談は良い経験になりました。これまで思いつかなかったことが仕事になると気付き、衝撃でした』女性:34歳
『恋愛に関する考えのインタビューを行いました。悩みを聞いたり人と話せて楽しいです』女性:30歳
シュフティ
シュフティは、ライティングやデータ入力業務など、比較的簡単な仕事が多い、クラウドソーシング業界の老舗サイトです。
他サイトとの違いは、
- 隙間時間で仕事ができる
- スキルが低くてもできる仕事が多い
といった点があり、育児や介護で働けない人が自宅で働ける特徴を持っています。
シュフティでやってみて良かった仕事は次の通り。
- アンケート
- ライティング
- テレビや映画、動画の感想
内容の通り、隙間時間にできるタスク系の仕事を求めているユーザーが多く、反対に短納期で時間のかかる仕事は避けたいという声が複数ありました。
あまり時間に余裕がない、副業に時間をかけたくない人は、合間で働ける仕事を選ぶと良いと思います。
これらの他に、ライターの仕事ではShinobiライティング、アンケート・感想系の仕事ではYahoo!クラウドソーシングがありました。
まとめ
ネットで副業を始めるにも、仕事の内容や業種の選定はとても重要です。
繰り返しになりますが、クラウドソーシングには様々なジャンルの仕事があり、大きく分けると次の2つに絞られます。
- 単純・簡単な仕事
- 専門性の高い仕事
隙間時間を活用し簡単な仕事でコツコツ稼ぐか、知識やスキルを活かしてコンスタントに単価の高い仕事を取っていくか、この2択しかありません。
将来を見据えて働くのであれば、専門性の高い仕事にチャレンジし、自分の能力と可能性を高めることをおすすめします。