仕事の悩み

なぜ30代は将来に不安を感じるのか?その不安を取り除く方法

この記事のお悩み

  • 30代で将来が不安に感じるのは自分だけ?
  • 変わらず仕事を続けていいのだろうか…?
  • この不安を解消する方法は

ここでは、30代で将来が不安に感じる人の悩みを解決します。

働き盛りの30代。世間ではよく「脂の乗った世代」と言われますが、同時に多くの悩みに直面する世代でもあります。

なぜなら、自分の判断で仕事ができるようになり、公私共に責任を問われる場面が増えるからです。

実際に私が30代を迎えた時に、仕事、職場、家族、住まいなどの不安がのしかかりました。

「その時の不安をどうやって解消してきたか?」を、自身のエピソードを踏まえてここでお伝えします。

誰もが通る30代の悩みをここで解決しますね。

30代が将来に不安を感じる理由

でははじめに、「30代が将来に不安を感じる理由」からお伝えします。

30代になると将来に不安を感じるのは、ごく当たり前のことです。

なぜなら思い描いていた30代と今とのギャップに直面し、ショックを受けるからです。

理由は様々ですが、同世代が比較対象となることにより不安は大きくなります。「30代」が鬼門となり、将来に不安を抱く人が絶えないのです。

https://twitter.com/apuritwit/status/1527941733652529152?s=21&t=VWLBQ20sjy0T__KHRBdpjA

では仕事、私生活においてどのような不安があるのか、具体的にお伝えしていきます。

不安を感じる理由

  • 「今の上司の下で働くのか?」人間関係の問題
  • 「自分の能力は低い?」スキルの心配
  • 「仕事をする気にならない…」意欲の薄れ
  • 「休みの日は何もない…」暇との戦い
  • 「独身は嫌…」恋愛、結婚の悩み
  • 「家族を養っていける?」お金の問題
  • 「いつまで働ける?」老後に対する不安

「今の上司の下で働くのか?」人間関係の問題

長く勤めていると、「あぁ、この人の上には行けない」と、出世に限界を感じる時があります。

なぜならその上司は会社を辞めないから。その理由は主に次の3つです。

  1. 勤続年数が長い。
  2. 役職が付いている。
  3. 年功序列に甘んじている。

上司が辞めないと分かると、「このままついて行くか?」それとも「自分が辞めて他の仕事に就くか?」の2択になります。

しかし、どちらを選んでも不安であることに変わりません。30代の仕事に対する将来の不安、まずはこれです。

「自分の能力は低い?」スキルの心配

1つの会社に長く属していると、得られるスキルに限界があるため、自分の能力はどの程度なのか不安になります。

例えば同級生と集まった時に、友人たちから「経営本部にいる」「人事をやっている」と聞くと、自分の立場に劣等感を感じます。

「もともと営業だったのに…」

「会社の文句ばかり言ってたやつが…」

数年前と打って変わって成長している友人を見ると、自分の能力の低さや足りなさを感じ、仕事に対する不安が掻き立てられてしまいます。

その時、今の仕事を舐めてかかったり、焦って安易に転職しないよう注意が必要です。

「仕事をする気にならない…」意欲の薄れ

今の仕事、会社の未来に不安を感じると、やる気を失い働く意欲が薄れてしまいます。

その原因は、前述の周りの人による影響や、仕事に慣れて刺激を感じないところにあります。

実際に私も将来に対する不安を感じた時、突如やる気を失ったことがあります。

「なにをやっているんだろう…」
「これをやったところで意味なんてない…」

頭の中ではこんな言葉がぐるぐる回り、喪失感で苦しい思いをしながら、ただ目の前の仕事を黙々とこなし、時計を気にしながら過ごす日々でした。

こう落ち込む原因は、その状態にある自分を受け入れられないからです。

「休みの日は何もない…」暇との戦い

休みの日に何も予定がなく、呆然としていると1日があっという間に過ぎますよね。

「もうこんな時間だ…」と外の暗がりを見てふと我に返り、プライベートに暇を持て余している自分に嫌気が刺します。

これを解決するには、無理して予定を入れる必要はなくて、ただ家のことをするだけで済みます。

例えば食器洗いをしている時、脳はリラックスした状態になり集中力が高まります。そして綺麗になった器やシンクを眺めれば、清々しい気持ちになるはずです。

マイクロソフトのビル・ゲイツ、アマゾンのジェフ・ベゾスは、毎日食器洗いをしていることで有名です。

彼らは家にいる間、食器洗いをして時間を有意義にすることで、自分をコントロールしているのかもしれません。

「独身は嫌…」恋愛、結婚の悩み

30代にもなると、独りで過ごす時間を何とも思わなくなります。しかし時折、「孤独で寂しい…」「このまま独りなのか…」と大きな不安がよぎるのです。

その原因は、友人が楽しそうに彼女とデートしていたり、身近な人が続々と結婚する姿を見て、嫉妬し引け目を感じているからです。

実際に、あるデータでは孤独を感じている人は多く、年齢別にみると30代の割合が最も高くなっています。

内閣官房:人々のつながりに関する基礎調査(令和3年)

また、「今の仕事が暇になったらどうすればいいのか…」という不安から仕事にしがみつき、『忙しくて出会いがない』『機会を作る暇がない』と言い聞かせているのかもしれません。

「家族を養っていける?」お金の問題

反対に、結婚して家庭を持つ人は、今の仕事のままで家族を養っていけるか不安になります。

「幸せにしたい」「苦労させたくない」という気持ちが強く、それが負担になってしまうのです。

実際に子供が成人するまでにかかる費用は、養育費と教育費を合わせて2,000〜3,000万。私立で大学までとなれば4,000万はくだらないです。

「子供だけで4,000万…」
「夫婦の老後資金が2,000万以上…」
「家のローンが後2,000万…」

こんな風にお金のことを考えると、「働かなきゃ」と自分を追い込んでしまいます。だから「このまま仕事を続けて大丈夫だろうか…」と不安になるのは当然です。

「いつまで働ける?」老後に対する不安

20代の頃に多少無理してもやっていけたことが、30代になると徐々にできなくなります。

特に30歳、35歳という節目を迎えると、一気に体力が落ちる感触を味わいます。

節目の症状

「全然風邪が治らない。」
「昨日飲んだ酒がまだ抜けない。」
「足のむくみがひかない。」

また体力的な部分のほかに、健康面、メンタル面の問題も出てきます。

実際に私は30歳の時にメンタルをやられ、仕事に対する意欲がガタ落ちし、そのせいで人間関係も悪くなりました。

結婚を控えていたこともあり、なんとか立ち直れましたが、なかなかキツかったなぁと体が覚えています。

30代が不安を抱くのは当然!不安を取り除く方法!

では続いて、「将来の不安を取り除く方法」について解説していきます。

30代が不安を抱くのは当然です。誰でも不安になります。だからこそそんな「今の自分」を受け入れることが大事です。

不安を取り除く具体的な方法をまとめましたので、ぜひチェックしてみてくださいね。

30代が不安を取り除く方法

  1. 自分の感情を認める。
  2. 頭に溜めず言葉にあらわす。
  3. 「大丈夫、死にはしない」とマインドセットする。
  4. 気分を変えられる逃げ道を作る。
  5. 家に籠らず活動する。
  6. 季節や気候によるものだと認識する。

自分の感情を認める。

先に述べた通り、「自分は30代なんだ。」と受け入れて、不安な気持ちにある自分を認めましょう。

なぜならいくら不安から逃げても消えることはないからです。

例えば、お金がないことに不安を感じていても、その不安は「今お金がない事実」ですから、消しようがありません。

しかし、お金がないのには理由があります。そこで「なぜお金がないのか?」と具体的に分析することで、浪費しているお金が見え、どこにお金が必要か判断できます。

こうして優先順位をつけると、必要なお金を確保することができるので、ただ不安に思うより気が楽になるはずです。

頭に溜めず言葉に表す

不安に思う気持ちを頭の中に溜めずに、言葉に表すことで不安が軽くなります。

なぜなら言葉で発したり文字に書き出すことで自覚し、不安の解消に繋がるからです。

不安や不満などの感情を言葉に表すと、気持ちが楽になり安心感を得られます。これをカタルシス効果と言い、心の浄化を意味します。

また文字に書き出す行為はジャーナリング効果と言い、同じくイライラやモヤモヤした気持ちをすっきりさせ、メンタルの調整ができます。

不安の原因を突き止めると、頭の中にある悩みが減り、気持ちをコントロールできます。言葉に表す、文字に書き出すことはとても大切です。

「大丈夫、死にはしない」とマインドセットする。

30代は仕事、お金、人間関係など、不安要素がたくさん集まる世代。考えることが多すぎてパンクする人もいるでしょう。

そんなたくさんの不安を取り除くには、不安な状態にある自分を受け入れるほかに、暗示をかける方法があります。

その方法とは、不安全体を掴み楽観的に考えることです。

ひとつひとつの不安は重く感じるかもしれません。「嫌だな」「辛いな」と思うことばかりでしょう。でもそれは別に、生死を分けるほどの事ではないはずです。

だから、「大丈夫!だって死ぬ訳じゃないし」とマインドセットすること。人生を大きく見て、不安や悩みを小さくすれば、大したことはないのです。

気分を変えられる逃げ道を作る。

不安を感じている時は、その不安を感じさせない環境が、他の場所にあると大きく変わります。

例えば今の仕事に不安を抱えていても、

  • 家に帰ると可愛いワンちゃんが迎えてくれる
  • 趣味のハンドメイドで副業に没頭できる
  • 普段会えないような人たちと休日にボランティア活動をする

このような気分を変えられる環境、ある意味逃げ道があると不安を解消することができます。

私もこうしてブログを書くことが趣味で、仕事の合間や就業した後に執筆したり、Twitterで繋がりを作って気持ちを切り替えています。

Twitterには不安や悩みを抱える人がたくさんいて、それらを比較すると「自分の悩みなんて大したことないな」と感じて、楽になることも多々あります。

家に籠らず活動する

休みの日は家に籠らず外へ出かけて活動しましょう。

なぜなら1人の時は考え事をしやすいから。「はぁ、、、どうしよう」と不安になり、深く抱え込むと無限ループにハマります。

実際に私の妻はいつも「どうしよう」と言っていて、帰宅すると必ず何か相談されます。

私は、「まずやってみたら?」とか「AがダメならBをやればいいよ」と行動を促します。そうしなければ、ずっと「どうしよう」から抜け出せないのです。

彼女のように1人でいる時間が多い場合、家から離れて友人に会ったり、体を動かすだけでも自然と不安が解消されます。

季節や気候によるものだと認識する。

不安や悩みが重く感じるのは、もしかしたら季節や気圧の影響により、体のバランスが崩れているからかもしれません。

なぜなら「季節の変わり目は体調を崩しやすい」と耳にするように、気候の変動により体調やメンタルを崩してしまうからです。

実際に、四季の変わり目に発症する季節性感情障害(SAD)といううつ病があり、あるデータでは日本人の2.1%がSADの疑いがあるそうです。

とは言え「自分は病なんだ」と重く考えず、「季節の変わり目でちょっと考えすぎなのかも」ぐらいに捉えましょう。

5月病もストレスからなる心身の問題です。気持ちを整えれば解決できますよ。

30代は将来に不安を感じて当然!良いことです!

繰り返しになりますが、30代が不安を抱くのは当然です。誰でも不安になるし、まずはそんな「今の自分」を受け入れてください。

不安を取り除く方法は以下の通りです。

  • 自分の感情を認める。
  • 頭に溜めず言葉にあらわす。
  • 「大丈夫、死にはしない」とマインドセットする。
  • 気分を変えられる逃げ道を作る。
  • 家に籠らず活動する。
  • 季節や気候によるものだと認識する。

この記事では私のエピソードを盛り込んでお伝えしました。きっと同じシチュエーションが見当たると思いますので、是非とも参考にしてみてくださいね!

 

社畜難民

大卒後バイト生活 ▷ 27歳にして正規雇用 ▷ 商品開発に10年携わる ▷ 37歳から営業職 ▷ 億売る社畜営業マン|仕事や人間関係の悩みを解決するブログを運営。二児の父。好きな言葉は「地道」と「行動力」

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