この記事でわかること
- 仕事ができない人に共通する特徴
- 特徴から見える解決策
「仕事ができなくてつらい…」
「解決策を知って少しでも改善したい…」
職場で周囲の人から仕事ができないと思われて、つらく感じてはいないでしょうか
一度定着したイメージは変えられないと考えて悩んでしまうかもしれませんが、少し意識して行動することで印象を変えることは可能です
ここでは仕事ができない人に共通する特徴と、その解決策をご紹介します
ポイント
仕事ができない人というのは何かを理解し、デキる男を目指しましょう
目次
仕事ができない人に共通する10の特徴
仕事ができない人には、「仕事ができないことを理解している」タイプと、「自分は仕事ができている」と思っている2つのタイプがいます
前者の方は上司の教育・指導次第で改善できる余地があるのですが、後者はなかなか曲者で、"我が強い、話を聞かない、プライドが高い"といった性格的な問題があるため、まずは本人に自分の実力がどの程度なのかを理解させることから始めなければいけません
ここでは双方のタイプより、仕事のできない人に共通する特徴を挙げ、それぞれどのように改善すればよいのかを解説していきます
できない人に共通する特徴
- 同じミスを繰り返してしまう
- 時間にルーズで約束を守らない
- 指示待ちばかりで自分から仕事をしない
- 仕事の優先順位がわからない
- コミュニケーション能力が低い
- 言い訳ばかりで自分の非を認めない
- モチベーションが低くやる気が感じられない
- 仕事が雑で最終確認をしない
- ネガティブ思考で愚痴ばかりこぼす
- デスク周りが整理されていない
同じミスを繰り返してしまう
1つ目は、同じミスを繰り返してしまうことです
仕事をする上で一度もミスをしたことがないという人はいません
誰にでもミスは起こることで、今は完璧に仕事をこなしている人でも、多くの失敗を経験し成長してきたはずです
しかし仕事ができない人は、プラスに転じることはなく、同じミスを何度も繰り返してしまいます
仮に同じミスをしてしまっても、少しでも改善されれば問題はないのですが、解決策を何も考えずに繰り返し、さらには自分のミスを他人のせいにしたら終わりです
周りからは確実に、「仕事ができない人」のレッテルを貼られてしまいます
解決ポイント
まずは自分がどうしてミスをしてしまったのか、どのようなミスをしたのかを把握することが必要です
「次はミスしないようにしよう」と思うだけでは、また同じことの繰り返しになってしまいます
- ミスした原因を考え、わからなければ上司や同僚に相談する
- ミスしたことをリスト化し、常に気をつけて仕事をする
- そもそもミスが起こらないよう、メモを取ってから仕事に取り掛かる
時間にルーズで約束を守らない
2つ目は、時間にルーズで約束を守らないことです
時間にルーズで約束を守らないことも、仕事ができない人に共通する特徴です
仕事をする上で納期を守るのは重要なことで、平気で忘れてしまうような人は信用できません
打ち合わせの時間にルーズなことも同じく、相手に迷惑をかけ、何事も適当な人という印象を与えてしまいます
気をつけていても不測の事態などにより、どうしても間に合わないこともあるでしょう
しかしクライアントにとって、こちらの事情は関係ありません
間に合わないことをしっかりと連絡し、上司にも相談する必要があります
解決ポイント
時間にルーズで約束が守れない癖を直すのは大変ですが、常に時間を気にして生活することで改善は可能です
これ以上信用を失わないよう、なによりも時間を優先して行動するようにしましょう
- スケジュールは手帳やスマホアプリで徹底的に管理する
- 自分の能力を把握し、仕事に必要な時間を計算する
- 5分前行動など常に余裕を持つように意識する
指示待ちばかりで自分から仕事をしない
3つ目は、指示待ちばかりで自分から仕事をしないことです
職場での仕事は全て上司に指示されたことだけで、自分から行動を起こしていない方も多いのではないでしょうか
指示されたことを確実にこなすのは当然ですが、それだけではデキる男とは言えません
周りに気を配り、忙しそうにしている人がいれば気を利かせて手伝うなど、自分で考えて仕事をしなければいけないのです
自分から積極的に仕事ができず、空いた時間を持て余しているようだと、いつまでたっても仕事ができない人のままです
解決ポイント
自分の仕事に集中するのはいいことですが、もっと視野を広く持ちましょう
同僚や部下が困っていないか、放置されている仕事はないか、全体を見る力が必要です
- 常に周りに気を配り、自分にできることがないかを探す
- 指示を受ける前に、自分から上司にやれることがないか聞いてみる
- 積極的に自分から仕事をしている人を観察し、真似てみる
仕事の優先順位がわからない
4つ目は、仕事の優先順位がわからないことです
複数の仕事を与えられた時、どの仕事が優先順位が上なのかわからなければいけません
とりあえず気になったものから手をつけていると、全ての仕事が中途半端になってしまい効率が悪くなってしまいます
このような人は上司から頻繁に「あの仕事どうなった?」と聞かれていることでしょう
優先順位がわからないことで仕事が進まず、周りからは仕事ができない人と思われてしまうのです
解決ポイント
まずは目の前にある仕事を把握し、自分だけで完結する仕事なのか、次に誰かに作業してもらう必要があるのかを確認します
その上でどれだけ時間がかかるのかを計算し、優先順位をつけてみましょう
- 仕事をリスト化し、納期がいつまでなのかを確認する
- 一緒に仕事をする相手や自分の作業を待っている人がいれば、必要な時間を聞いておく
- 常に目に付くところにリストを貼り、間に合うように進める
-
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コミュニケーション能力が低い
5つ目は、コミュニケーション能力が低いことです
仕事でコミュニケーション能力を必要とする場面は、クライアントとの会話だけではありません
業務を進める上で相談をしたり進捗状況を報告したり、もしも間に合わない場合にはその旨を報告する必要があります
しかし、仕事ができない人は重要なことを話さないので、仕事に支障をきたしてしまいます
無理に仲良くする必要はありませんが、最低限のコミュニケーション能力は必要です
解決ポイント
まずは、簡単にできるコミュニケーションから始めてみましょう
人付き合いが苦手な人でも、小さなことからコツコツ積み上げていけば能力は上がります
- 毎日の挨拶を自らする
- 特に進展がなくても、毎日上司や周りに仕事の状況を報告する
- 誰かが会話をしている時、相槌を打つ程度でもいいので参加してみる
-
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言い訳ばかりで自分の非を認めない
6つ目は、言い訳ばかりで自分の非を認めないことです
誰だってミスや失敗をすることはあります
ミスをするのは仕方ないことですが、その後の対応の仕方で周りからの評価は天と地ほども変わってしまいます
仕事のできる人は、一切言い訳せずに自分の非を認め責任を負いますが、できない人はまず言い訳を口にします
周りに迷惑をかけたのにもかかわらず、自分の非を認めない人は、仕事ができないと思われて当然です
たしかに上司からの指示が間違っていた、聞いていないことで指摘を受けたなど、本当に自分が悪くないということもあります
他に原因があったとしても、そのミスの中に少しでも自分が関連していなかったか、考えることも必要です
何かおかしいことに気づいて質問していれば、早い段階でミスは防げていたかもしれません
解決ポイント
自分で言い訳をしていることは、周りからの指摘がないと気づかないこともあります
しかし癖になっていることは意識を変えなければ、いつまでたっても改善できません
- 否定的な言葉で話し始めるのをやめ、ただ起きた事を話すように意識する
- ミスをして指摘されている人がいたら、その返答を意識的に観察する
- 言い訳していることを指摘されたら、その時の対応を記録して次はしないようにする
モチベーションが低くやる気が感じられない
7つ目は、モチベーションが低くやる気が感じられないことです
常に仕事にモチベーションを高く保てる人は少ないかもしれません
やる気が出ない、気持ちの浮き沈みがあるのは人間として当然のこと
ですが、長期間モチベーションが低いと、やる気を感じられなくなり、結果として仕事ができない人だと思われてしまいます
あまりにもひどいと周りにまで悪影響を与えてしまい、職場全体の雰囲気を悪くしてしまうので注意が必要です
解決ポイント
モチベーションが上がらないのには、自分に何かしら原因があります
やる気が感じられないと仕事も与えられず、さらにモチベーションが低くなるので改善できるよう心がけましょう
- モチベーションが上がらない原因を探してみる
- 仕事をしている理由を考え、その先にある目的を明確に設定する
- どうしても上がらないなら条件の良い仕事を探してみる
- 体を動かし一度仕事から離れる
-
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仕事が雑、都度確認をしない
8つ目は、仕事が雑で都度確認をしないことです
仕事が雑で、都度確認をしないとミスをする確率が高くなります
ミスが多ければもちろん、クライアントや職場に対して迷惑をかけてしまいます
それが何度も繰り返されると、「あいつ全然だめじゃん」「担当代わってくれないかな」などど、仕事ができない人間と思われてしまいます
いい加減に業務をこなす、同じミスを何回も繰り返してしまうと、周りから確実に信用を失います
これは仕事の優先順位がわからないことも関係していますが、納期が迫っている状況で慌ててしまうから雑になるという場合もあります
またつまらないことでミスをする傾向にあるので、間違っているはずがないと過信せずに、細かく確認することは大切です
解決ポイント
雑になってしまうのは、いい加減な性格というのもありますが、仕事のやり方次第で改善することが可能です
私は書類確認を最低でも3回することを決めて、3回とも他人が作業したものと思って丁寧にチェックしていました
- 仕事の目的をしっかりと理解し、完成形をイメージしながら進める
- スケジュールを把握し、慌てて作業しないようにする
- 最終確認はリストを作り、徹底的にチェックする
ネガティブ思考で愚痴ばかりこぼす
9つ目は、ネガティブ思考で愚痴ばかりこぼすことです
仕事ができない人に多い特徴として、ネガティブ思考で愚痴ばかりこぼすことも挙げられます
口癖のように「疲れた」「できない」などと口にしている人は、周りの空気を悪くしていることを自覚しましょう
実際に言葉にしていなくても、ため息なども同じくネガティブ行動となります
また同僚や部下と雑談している時、常に仕事や上司の愚痴を言っているのも良くありません
愚痴ばかり言っている人とは一緒に仕事をしたくないと思われ、自然と距離をおかれてしまうのです
解決ポイント
忙しい時や苦手な相手がいると、ネガティブな気持ちになってしまうのはわかりますが、職場では顔や態度に出さないよう気をつけましょう
愚痴を言っている人は、知らないところで必ず自分も言われています
- 忙しくても人前ではネガティブにならず、笑顔を見せるように気をつける
- 愚痴を言う前に相手の良いところを探すように意識する
- どうしても我慢できない時は、別のことでストレス解消できないか考える
-
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デスク周りが整理されていない
最後は、デスク周りが整理されていないことです
デスク周りが整理されていない人の多くは、仕事ができない傾向にあります
自分では物の位置が把握できている、手に届く範囲に資料がある方が効率が良いと考える人もいますが、それは大きな間違いです
実際、急に書類の提出を求められて慌てて探したり、重要なものを紛失して業務が滞ったりと、無駄な時間を使うことがほとんどです
さらに、デスク周りが汚いことで周りに不快感を与えることとなり、多くの人に迷惑をかけています
自分の作業効率だけでなく、周りの人のことも考えてデスクを整理する必要があるのです
解決ポイント
デスク周りを整理するのに特殊な能力は必要なく、ちょっと意識するだけで改善できます
私は毎日退勤する前にデスクをきれいに整理し、次の日は新たな気持ちにリセットできるよう心がけていました
- デスクの上は現在やっている仕事の資料のみ置くようにする
- 物の定位置を決め、使ったらすぐに戻すようにする
- 整理できている人のデスクを見せてもらい、できることから真似してみる
仕事ができない人に共通する10の特徴
- 同じミスを繰り返してしまう
- 時間にルーズで約束を守らない
- 指示待ちばかりで自分から仕事をしない
- 仕事の優先順位がわからない
- コミュニケーション能力が低い
- 言い訳ばかりで自分の非を認めない
- モチベーションが低くやる気が感じられない
- 仕事が雑で最終確認をしない
- ネガティブ思考で愚痴ばかりこぼす
- デスク周りが整理されていない
以上、仕事ができない人に共通する特徴とその解決策についてお話ししました
自分に当てはまる項目があったからといっても、それほど落ち込む必要はありません
明日からでも意識次第で改善することはできるので、小さなことから変えていきましょう