この記事のお悩み
- 仕事を丸投げされて困っている。
- いつも依頼して放置する上司がいる。
- どこまでやればいいか分からない。
- 仕事を丸投げして放置されたらどう対処すればいい?
と、このような疑問をお持ちの方の悩みを解決します。
本記事では、仕事を丸投げされて放置されている方に、「丸投げを徹底的に阻止する方法!」をお伝えします。
「いつも仕事を投げっぱなしにされ、働いている意味を見失っている…」
これを解決しますよ!
目次
仕事を丸投げし放置させない3つのポイント
結論から述べると、仕事を丸投げしたり放置する人自身を変えるのは正直難しいです。
なぜかと言うと、その人の性格に原因があるので、性格を変えるにはかなり根気が必要で、変わらない確率の方が高いからです。
であれば、その人から仕事を受ける時に、仕事を丸投げさせないよう手を打ちます。
まずここで、仕事を丸投げし放置する人の対策を「3つ」挙げていきますね。
仕事を丸投げし放置させない3つのポイント
- できないことは予め断る
- 放置させないよう先手を打つ
- その人と良い関係性を築く
できないことは予め断る
「これやっといて」『は、はい…』
上司から仕事を受ける時ってこんな感じですよね。
でも、仕事が難しかったり経験の無いことなら、そのまま引き受けてはいけません。
何も言わず仕事を受け取ると、「引き受けてくれたからできる」と相手は思ってしまいます。
だから事前に「できないことはないか?」を、仕事を引き受ける時に確認します。
上司:「これやっといて」
あなた:『ちょっと拝見させてください』
上司:「ん?できそう?」
あなた:『すいません、これはどのようにすればいいのですか?』
上司:「えっとね、、」
このように、仕事を引き受ける前に内容を確認し、その場で質問をすれば済みます。
しかし、嫌な上司であればきっと冷たくあしらうでしょう。
もしも上司が無理矢理やらせようとしたら、次のように返してみてください。実際に私が実践した方法です。
上司:「これやっといて」
あなた:『すいません、経験がないのでやり方がわかりません』
上司:「じゃあ自分で調べながらやってよ」
あなた:『それでは時間もかかりますし、上司が求めているものは作れないと思います』
上司:「やってもいないのにつべこべ言うな!」
あなた:『ではお伝えした通りお時間ください。あと仕上がりもあまり期待しないでください。でも、できるだけのことはやります』
上司:「…」
ここのポイントは、「時間」と「中身」にお互いの了承を得たことです。
「やるけどこうなるよ」というのを先に確認しておくと、相手にも責任が生まれます。
自分もできるだけのことはやるという姿勢を見せて、あなたも責任感を持ちましょう。
放置させないよう先手を打つ
「また仕事丸投げだよ…」
仕事を丸投げして放置するのが分かっているなら、作業の合間で何度も確認しましょう。
たとえ「できたら教えて」と言われても、でき上がったものが『違う!』と言われたらおしまいです。
であれば、うるさいと言われても都度確認し、業務を遂行しましょう。
相手に放置させないようにするには、次の点を押さえておくといいですよ。
放置させないように手を打つコツ
- 途中で確認して修正しながら進める
- 内容を細かく詰める
- 完璧を求めず6割程度で仕上げる
- 締切より前倒しで進める
- 上司が不在の日をチェックしておく
その人と良い関係性を築く
毎回「これお願い」と一方的に頼まれるのは、その人と関係性が深くないからではないでしょうか。
ただの上司と部下、パートナーになってしまうと、交流する機会は「仕事をする時のみ」です。
もしも今、仕事だけの関係なら、
- 関係性を深めて仕事を円滑にする
- 諦めて放置される仕事を続ける
このどちらかを選択するしかありません。
しかし相手と関係性を深めるのであれば、
- 雑談をする
- 相手に興味を持つ
- こまめにコンタクトを取る
- 下手なプライドは捨てる
このようにして率先して行動を起こしましょう!
仕事を放置されてしまう理由
「なんで毎回仕事を丸投げしてくるんだろう…」
仕事を丸投げして放置するのには理由があります。
例えば仕事をしている感覚はあるものの、上司や他の社員との交流が浅い。
それにより、「なんとなく孤独感や虚しさを感じてしまう」といった問題が起こります。
Microsoftが、コロナ禍で働き方や意識に与えている影響について分析・考察した「Work Trend Index」のレポートによると、
『日本は、世界平均に比べて生産性や孤独感、ストレスなどがいずれも高い状況にある。』
こんなことが分かったそうです。
単に仕事を丸投げして放置する人と、丸投げしているように見せていて、実はそうしたくない人がいるかもしれません。
では続いて、なぜ職場で仕事を放置されてしまうのか?をお伝えしていきますね。
職場で放置されてしまう理由
- 上司が忙しすぎる
- 教育制度が整っていない
- 担当が決まっていない
- 職場の環境に問題がある
- 目で見て覚える古い社風
- やる気が起きない
- 誰からも期待されていない
上司が忙しすぎる
上司が膨大な仕事量をこなしていて、あなたの面倒を見切れていないのかもしれません。
または上司自身が仕事ができない、人をうまく使えないタイプだと、単発の仕事を思いつきで振られているのかもしれません。
この場合、あなた自身に非はなく、上司自身の問題や職場の環境が影響していることになります。
「自分の力で仕事を探そう!」
良い仕事を振られない、放置されて余裕のある状況なら、自分の力で仕事を探すことを考えましょう。
- 上司をフォローする形で業務を遂行する
- 上司の仕事からヒントを得る
- 別の上司に相談する
教育制度が整っていない
仕事の流れや作業がマニュアル化されておらず、教育制度が整っていないのも放置される原因のひとつです。
- 今作業している仕事が何に役立つのか?
- 次はどのような仕事へ繋がるのか?
このようにゴールが見えないまま作業をしてしまいます。
仕事はパズルと一緒です。
関連する仕事があるのに、1つ1つが孤立してしまうことからこの問題は起きています。
「質問、相談を自分から率先して行う!」
今やっている仕事は全体のどの部分なのか、他の仕事も自分にできないかなど、質問や相談を率先して行いましょう。
- 作った資料が何の仕事に反映されるのか確認する
- 他で応用できないか聞いてみる
- 売上にどう影響しているか調べる
担当が決まっていない
業務のポジションが無いと、仕事に対する達成感や充実感が得られません。
業務を一任される立場であれば、放置される感覚は無くなり、その分責任が伴います。
しかしただ振られた仕事をこなすだけでは、仕事に気持ちが入らなくなります。
- 「早く定時にならないかな…」
- 「暇すぎて会社に居たくないな…」
このように会社から疎外されている感覚が生まれてしまい、働く意欲は失われるばかりです。
「業務ポジションを整える、生み出す!」
頼まれた仕事から派生する業務を把握し、自ら率先してまとめる形を作ってみましょう。
- 担当不在の仕事をまとめる
- その業務を整理し管理する
- 形になったら周りに共有する
職場の環境に問題がある
企業により職場環境は異なります。
- オフィスの作り的に他の社員と接する機会がない
- 部署によって建物が分かれスタッフが孤立した環境にある
- ほぼテレワークで会う機会がない
このような場合は、仕事を見てくれる人や相談できる人が側にいません。
チャットやメールで仕事を振り、確認の連絡をするだけの日々では、とても淡白な関係です。
もしも「やりがいが無い」と感じていたら、人間関係に不満があるのかもしれません。
「仕事を共有し働く接点を作る!」
ただ仕事を振られて終わりにせずに、仕事を共有し、社員との繋がりを継続するように仕向けましょう。
- チャットで仕事以外の話をする
- 自分にできることは関わる
- して欲しいことを聞く
目で見て覚える古い社風
古い体質のある会社は、その社風について行けないことから、従業員の平均年齢が高く、働き方に変化がありません。
職人気質であり、やりながら覚える仕事ぶりは、今の時代に反しています。
仕事がマニュアル化されていない分、その時の考えや気分によって仕事がブレるので、機嫌が悪い時に当たるととにかく最悪です。
「自分でやる、頼れる人を探す!」
「業務内容を指示してくれない」「何も教えてくれない」
このような場合は、その人の性格を判断し、時には関わるのをきっぱり諦めましょう。
- 自分でなんとかする
- 他に頼れる人、聞ける人を見つける
- 続けるのが辛いなら辞める
やる気が起きない
仕事を丸投げし放置するのは次のような原因によるためです。
- 締切が無い
- 作業の内容が曖昧
- 本人がやりたくない
これではモチベーションを維持するのも難しくなりますよね。
「このままでは自分は成長しない!」「時間を無駄にしている!」
と、なにか危機感を感じない限り、失ったやる気は元に戻せなくなります。
また気持ちをコントロールできないため、感情が無くなり、人と接することが面倒に感じてしまいます。
「自分を客観的に見て正していく!」
仕事への意欲や姿勢が安定しないのは、なによりも自分の問題です。
「仕事を丸投げしやがって…」と他人と比較するのをやめて、自分の仕事に対する責任を持ってみてください。
- 他力でやる気をコントロールする
- 自分の私生活環境を見直す
- オンオフを作る
周りから期待されていない
「どうせ無理だろう」
「成長の見込みはないだろう」
あなたの仕事ぶりを見て、飽きられていないでしょうか。
例えば、
- 締切を守らない
- 約束を忘れる
- 大事な日に休む
ふと、こんなことをしていないか思い返してみましょう。
大事な仕事や決まったポジションは、仕事を振る側にも責任があるため、頼れる人でなければ一任できないのです。
放置されるような仕事を回されるのには、こんな理由があるのかもしれないと考えてみてください。
「放置されるのは自分の問題!」
もし納得できない場合は、自分に問題がないか、上司や仲間に腹を割って相談してみましょう。
実はただその一歩を踏み出すだけで、置かれている立場が大きく変わるかもしれませんよ!
- 頼まれたことはドンドンやる
- 早く終わらせてやる気を見せる
- 少し煽ってみる
結論、放置されるのは相手、もしくは自分の問題です!
繰り返しになりますが、放置されてしまっても相手を変えることは難しいので、まずは自分からアクションを起こしましょう!
丸投げを徹底的に阻止するためには、その人から仕事を受ける時に先手を打つことです。
おさらいのためにここで述べたことをもう一度お伝えします。
仕事を丸投げし放置させない3つのポイント
- できないことは予め断る
- 放置させないよう先手を打つ
- その人と良い関係性を築く
職場で放置されてしまう理由
- 上司が忙しすぎる
- 教育制度が整っていない
- 担当が決まっていない
- 職場の環境に問題がある
- 目で見て覚える古い社風
- やる気が起きない
- 誰からも期待されていない