こんな人におすすめの記事
- 毎日仕事がきつく感じている。
- 年齢的に体力が落ちてしんどい。
- 悪天候で外の仕事は精神的に辛い。
- 少しでも仕事が楽になる方法を知りたい。
ここでは、肉体労働をしている人のこんな悩みを解決する方法を解説します。
本記事を読んでもらえれば、肉体労働の負担が軽減され、疲れない身体を得られます。
その方法をざっくり述べると、自分が感じている体の負担と心の負担を認識し、それぞれ正しくケアすることです。
至って普通のことですが、私が行って「効果あったなぁ」といった具体例をまとめましたので、きっとお役に立てると思います。
では、肉体労働がきついと感じる理由から、軽減し改善する方法をお伝えしていきます。
目次
肉体労働がきついと感じる理由
肉体労働は一般的に、「きつい」とか「つらい」仕事というイメージ。
でも、営業が苦手、デスクワークは退屈、という人には向いている仕事です。
しかしながら、体力を消耗する仕事には変わりなく、体への負担は大きいものです。
そんな肉体労働が、どのような状況で、どんな時にきついと感じるのでしょうか。
肉体労働がきついと感じる理由
- 重労働で疲れが取れない
- メンタル的にしんどい
- 仕事が割に合わない
- 体育会系が根強く残っている
- シフトが不規則で生活リズムが崩れる
- 残業や休日出勤が多い
- 怪我のリスクが高い
- モチベーションが上がらない
- 将来への不安が大きい
重労働で疲れが取れない
1つ目は、重労働で疲れが取れないからです。
肉体労働は読んで字のごとく、体を使う仕事です。
そのため、体への疲労はデスクワークなどよりも格段に大きく、若い人ならまだしも、歳を取ると肉体の疲労回復が遅くなり、ケガをしてしまう確率も上がります。
実際に、
「腰が痛い…」
「足がしびれる…」
「長時間立ってられない…」
というような影響を受けるのです。
メンタル的にしんどい
2つ目は、仕事の中身がメンタル的にしんどいためです。
肉体労働は体だけでなく、精神的な負担も受けます。
どういうことかと言うと、流れ作業や単純作業の場合、1日中やる事は同じですよね。
すると時間の経過が遅く感じたり、眠くなったり、終いには飽きてしまいます。
これを何日も、何ヶ月も繰り返すと、「変わらぬ毎日」を過ごす訳ですから、メンタルがやられてもおかしくありません。
「このままでいいのかな…」
「一生これをやるのかな…」
「俺(私)ってなんなんだろうか…」
不安がよぎり、こんなことを考えてしまいます。
仕事が割に合わない
3つ目は、給与が低く、仕事が割に合わないためです。
肉体労働の中でも、スキルの身につかない仕事は、作業が単純であるため給与は低いものです。
例えばある倉庫作業員の場合、
- トラックが来たら荷下ろしをする
- パレットに乗せて移動する
- 検品を行い仕分けする
これを永遠と繰り返します。
そしてなんといっても、夏は暑くて冬は寒いという環境。
「体に堪える割にはお金はもらえない」と、割に合わない仕事だと感じます。
体育会系が根強く残っている
4つ目は、体育会系が気質が根強く残っているためです。
学生の頃、スポーツに励み、上下の関係性を叩き込まれた人は、社会においてもその資質は変わりません。
若い頃にやんちゃをしている人もいたり、職場は元気と活気で溢れていますが、そのノリや空気感に押されてついていけない。
今時、「気合いと根性」でなんとかなるとか、ハードワークに直結する環境に疲れてしまいます。
シフトが不規則で生活リズムが崩れる
5つ目は、シフトが不規則で生活リズムが崩れるからです。
工場、警備、介護など、夜勤のある交代制で働く仕事は、一定の生活リズムで働くことができません。
日夜が交互に繰り返され、睡眠や食事のばらつきが起こり、身体へ負担がかかります。
休日も特定の曜日ではないため、友人や家族と交流する時間が失われ、ストレスを解消する機会もなかなか得られません。
その生活に慣れれば別ですが、加齢と共に辛さは大きくなります。
残業や休日出勤が多い
6つ目は、残業や休日出勤が多く休めないためです。
主に人手不足が原因で、仕事が回らなくなり、残業、休日出勤を強いられると、家はただ帰って寝るだけの場所。
自分の時間は取れないし、明日のことも考えられぬまま、ただ疲れ果てる毎日では、何のために働いているのか分からなくなります。
しかし、残業代、休日出勤手当が無ければ、まともな生活ができないと、働かざるを得ない人も少なくありません。
文句を言うこともなく、ただ働き詰めになってしまうと、やがて気力も無くなってしまいます。
怪我のリスクが高い
7つ目は、危険と隣り合わせで怪我のリスクが高いからです。
現場作業が中心の肉体労働であれば怪我は付き物。
重大な事故に繋がる危険な仕事に携わる職種はたくさんあります。
例えば、建設・工場現場には重機を使う仕事があり、機械に巻き込まれたり、一歩間違えれば命を落とすリスクもあるのです。
そのため、常に気を引き締めて作業する必要があり、気の休まる暇がないことから、常に精神的な負担に悩まされるでしょう。
モチベーションが上がらない
8つ目は、とにかくモチベーションが上がらないためです。
重労働で疲れ、単純作業に飽きが来ると、惰性で仕事をしてしまうことがあります。
何が仕事のモチベーションとなるかは人それぞれですが、モチベーションを維持するためには、刺激や達成感はなくてはならないもの。
しかし変化がなく、やりがいのない仕事では、モチベーションは上がりません。
仕事の意義を見出せない場合、給料が低い、待遇が悪いといった環境が、モチベーションを下げる原因でもあります。
将来の不安が大きい
最後は、将来の不安が大きいからです。
何といっても肉体労働は体力勝負。
なので、「歳をとったら続けられない」と、将来に不安を感じながら働く人も多いはず。
トラックの運転手、車の整備士、塗装屋さんなど、生涯現役で働ける職種は体力が命です。
私の友人も個人で車のディーラーを営み、若い頃から「体を壊したら終わり」と常々言っていました。
肉体労働は体が資本です。年と共にリスクが大きくなるのは当然のことです。
肉体労働を軽減する方法
肉体労働がきついと感じるのは、体力的な側面と、メンタル的な側面があります。
ただ総じて言えることは、体をしっかり休める、ケアしてあげることに尽きると思います。
とはいえ、肉体労働に限らず、あらゆる職種においても、社会で生きる上の共通の問題である、とも言えます。
今の仕事に疲れやストレスを感じている人は、次に述べる、肉体労働を軽減する方法を参考にしてみてください。
肉体労働を軽減する方法
- とにかく睡眠時間を削らない
- 毎日ストレッチをかかさない
- 寝る前の体幹トレーニング
- サプリで基礎体力をアップ
- ストレスの溜まらない食事制限
- 労力をかけない方法を考える
- 職種の変更、移動の相談
とにかく睡眠時間を削らない
1つ目は、睡眠時間だけは削らないことです。
夜、ゲームをしたり深酒をすると、睡眠不足で身体が休まりません。
ましてや肉体労働で寝不足はタブーです。
現場で転んだり事故に遭い、大怪我をしてしまう可能性が高くなります。
また残業が多く過労による寝不足であるなら、会社に相談すること。
トラックやバスの居眠り運転で事故に遭い、亡くなった方はたくさんいらっしゃいます。
日本人の平均睡眠時間は、世界平均より1時間短いと言われていますから、「まさか自分が…」とならないよう、睡眠時間は絶対に削らないことです。
毎日ストレッチをかかさない
2つ目は、運動よりもストレッチをかかさないことです。
どういうことかと言うと、理由は2つあって、
- 自宅でもできる
- 天候に左右されない
と、これらのメリットがあるからです。
朝ランニングをする場合、服を着替えて、時計をつけて、タオルを持って出かけると、割と面倒くさいですよね。
また、ストレッチで固まっている筋肉をほぐすことで、怪我の予防にもなるし、自宅なら毎日やれます。
もしも、「自宅にトレーニング器具がある」「近くにジムがある」のなら、運動した後のストレッチはかかさないようにしましょう。
寝る前の体幹トレーニング
3つ目は、寝る前に体幹トレーニングを行うことです。
肉体労働は見た目の筋力だけではなく、体幹の筋力もとても重要です。
なぜなら体幹には、
- 体を支える効果
- 肩こりや腰痛の予防
- 良い姿勢を保つ働き
があり、鍛えることで体全体のバランスが良くなります。
よく、スポーツの解説で、「この選手は体幹いいですね」と言いますよね。
これは当たりが強く、ぶつかっても転ばない、競り合いに負けない人を指します。
スキージャンプのレジェンド葛西さんも、毎日体幹を鍛えているからこそ、41歳にしてオリンピックで銀メダルを獲っています。
30代、40代の方は、葛西さんの本を参考に、体幹を鍛えてみてください。
サプリで基礎体力をアップ
4つ目は、足りない栄養素をサプリで補い、基礎体力をアップすることです。
年齢と共に落ちるのは体力だけではありません、気力も落ちていきます。
また気力が落ちる原因は、環境の変化、病気、仕事のストレスなど、いくつも考えられます。
私は仕事が原因で、やる気が削がれ、気力が落ちてしまいました。
そのため、ビタミン、鉄分、コエンザイムQ10など、様々なサプリを飲み、体の調子を整えています。
やる気や気力をアップさせたいなら、幹細胞を活性化させるエクソソーム。
健康を維持したいならローヤルゼリーが適しています。
私のように不思議と元気に、風邪もひかない強い体になりたいならぜひ。
ストレスの溜まらない食事制限
5つ目は、ストレスが溜まらない程度に食事制限をすることです。
よく、ダイエットを目的に食事制限をしますが、はっきり言ってストレスは溜まるし、止めた後の反動(リバウンド)が大きくなります。
そのため、極端な食事制限はせずに、ストレスの溜まらないルールを設けます。
食事の自分ルール
- よく咀嚼をして食べる。
- 野菜から摂取する。
- お腹が空いた時にだけ食べる。
- 「食べない時は食べない」とメリハリをつける。
そもそもの食生活を変えず、食べ方や食べるタイミングをコントロールすると、少しずつ痩せられるだけではなく、健康を維持できます。
後は適度な運動、例えば筋トレや体幹を鍛えることで、より強い体になり、疲れも溜まらなくなります。
私は飲んだ翌日は、炭水化物を控え、野菜を中心とした食事を摂る、というルールの食事制限をしています。
こんな感じで、何かルールを作ってみてください。
労力をかけない方法を考える
6つ目は、余計な労力をかけない方法を考えることです。
日々の仕事の流れの中で、「無駄だなぁ」とか「要るの?」と思う節があれば、やり方を変えたり、改善して働きやすい方法を考えます。
ちなみに労力とは、体力を使うこと以外にも、
- 時間
- お金
- 感情
なども含まれ、成果に対する努力全体を差します。
なので、がむしゃらに頑張っている事や、ひたすら行っている作業などは、十分改善の余地があります。
例えば、単純に今の2倍の成果を出すためには、業務を1/2にする必要があります。
何事も労力を半分に抑える意識を持つと、色々変わりますよ。
職種の変更、移動の相談
7つ目は、職種を変えたり移動の相談をすることです。
作業を見直すだけで改善できないのであれば、職種の変更や、異動できないか相談してみましょう。
現場作業のきつい肉体労働だけでなく、事務的な軽作業がある職場では、人材の募集をかけている場合があります。
そのポジションに自分が移りたいと申し出ることで、多少なりとも肉体的な疲労が抑えられるはずです。
会社側としても、新たに人を採用するより、現在働いている人の方が素性が知れているため、理解はあると思います。
お互いの利害関係が一致すれば、気持ちよく異動することができますよ。
肉体労働は心と体のケアを怠らないこと
繰り返しになりますが、日々の業務に疲れを感じているなら、体をしっかり休め、心もケアしてあげることです。
そして肉体労働に限らず、あらゆる職種においても、社会で生きる上で一貫する問題です。
改めて、今の仕事に疲れやストレスを感じている人は、以下の肉体労働を軽減するポイントを押さえてくださいね。
肉体労働を軽減する方法
- とにかく睡眠時間を削らない
- 毎日ストレッチをかかさない
- 寝る前の体幹トレーニング
- サプリで基礎体力をアップ
- ストレスの溜まらない食事制限
- 労力をかけない方法を考える
- 職種の変更、移動の相談
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