この記事のお悩み
- 30代になって仕事の責任が重い…
- 責任から逃れたい時がある…
- どうすれば責任を重く感じなくなるの?
と、このような疑問を持つ方のお悩みを解決します。
30代になると責任が重くなり、嫌気が差す時があります。
ここでお伝えする「30代が責任を負うメリット」を理解すると、持っている強みを伸ばし、人として成長することができます。
まずは、「どうやったら責任を感じなくなるか?」という疑問にお答えしていきますね。
目次
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責任を感じる原因は「焦り」や「不安」
先に結論をお伝えすると、責任を感じるのは焦りや不安が原因です。
なぜかと言うと、焦りや不安はどんどん責任を重くしてしまい、「できることなら避けたい」という気持ちが強くなるからです。
そのため責任を感じないようにするには、以下の3つのポイントを押さえます。
- 経験を増やす
- 周りと比較しない
- 楽観的に考える
経験を増やすと責任に慣れる
責任を重く感じないようにするためには、あらゆる経験をしていくこと。すると「責任」を「責任」と感じなくなります。
経験と共に責任を負う機会が増えるだけなので、たくさん経験を積めば責任を負うことに慣れてきます。
また責任の重さは、仕事の内容や年齢に応じて変わります。
人生経験、社会経験と共に背負っていくだけなので、責任を負うことに抵抗が無くなります。
周りと比較するのをやめる
「〇〇さんはできているのに自分はできない」
うまくできている人と自分を比べると、できていない自分に責任を重く感じるかもしれません。
でもこんな悲観的にならずに、自分のペースで責任を負うようにしましょう。
例えば仕事でトラブルを起こした時に、5分で解決する人と1日かけて解決する人がいます。
5分で解決する人は経験が豊富なだけで、以前は少なくとも1時間、2時間かけてやってきたはずです。
「自分は自分、他人は他人」と考えて、周りと比較するのをやめましょう。
深く考えず楽観的に考える
「責任」という言葉には何故かプレッシャーがあります。
そのプレッシャーから逃げたくなるかもしれません。でもそこは逃げずに「なんとかなる」と楽観的に考えましょう。
私が結婚を決めた時、結婚資金はゼロでした。
周りから「大丈夫?」「結婚できるの?」なんて言われましたけど、なんとかなる精神で200万貯めて結婚しました。
もちろんお金を貯めるのは大変でしたけど、もしも暗く落ち込み続けていたら、きっと結婚できていなかったと思います。
「どうしよう…」「ヤバい…」と悩んでいると反対に何も動けなくなります。なので少し楽観的に考えてみてください。
30代の責任と共に抱える悩み
30代が責任を感じる時、抱える悩みはおおよそ予想がつきます。
なぜかと言うと、30代は仕事もプライベートも責任を伴う物事が重なるからです。
私自身も30歳になった途端、想像以上に様々なことが振りかかり、自信を失ったこともあります。
では30代になると背負う責任から、抱える悩みをお伝えしていきます。
30代の責任と共に抱える悩み
- なかなか成果を挙げられない
- 会社に対する不満を持つ
- 仕事に慣れてマンネリ化する
- 手持ちスキルの無さを感じる
- 体力が落ちていくのが分かる
なかなか成果を挙げられない
自分の意思で仕事ができるようになる30代。
しかしなかなか成果を挙げられず悩む時期があります。
これまで雑用の多かった20代とは打って変わり、自ら仕事を取ったり、リーダーとしてチームを抱える立場になります。
このポジションになると当然ながら責任を問われる立場になり、会社から成果を求められるようになります。
言われたことをやる立場から言う立場になると、言葉の重みがのしかかり、成果を挙げるのが辛く感じます。
会社に対する不満を持つ
30代になると仕事を通して会社のことが見えてきます。
すると会社の未来や、今の給与、仕事の内容に不満を抱えるようになるのです。
とある全国のビジネスパーソンを対象とした給料への満足度の調査では、全体の60%以上が給与に対して不満を持っていることが分かっています。
「給料アップは期待できない」と答えた人は77%以上に及び、会社に対する不満を抱える人が多いことを示しています。
参考:ワークポート給料への満足度や、資産形成に関するアンケート調査
給与が増えなければ、今後の生活、結婚、出産などに大きく影響するのは間違いありません。
仕事に慣れてマンネリ化する
今働いている職場の勤続年数が長ければ長いほど、仕事はマンネリ化します。
マンネリ化すると仕事に対する熱意は低下し、チャレンジすることも何かを変える気持ちも失っていきます。
また会社や組織の規模を感じ取ったり、淡々と仕事をして帰る日々に何も感じなくなってしまいます。
慣れて仕事の流れを掴むのは良いことです。しかし同時に意欲を削ぐ怖いものでもあります。
手持ちスキルの無さを感じる
将来に対する焦りや不安の中に、「昇給」や「昇進」があります。
- キャリア
- ステップアップ
この言葉が頭の中をよぎり、今の自分の手持ちスキルの無さを痛感するのです。
実際に私も口だけは達者で、パソコンのスキルも大学生止まりなところがありました。
持っているスキルを活かしきれずに、「これはヤバいかも…」と焦ったものです。
でも、資格を取ることがスキルを向上させるとは限らなくて、持っているスキルをいかに応用できるかが大きなポイントです。
このことについては、応用力のない人が抱える問題と応用が利くことで得られる仕事のメリット。で詳しく解説しています。
体力が落ちていくのが分かる
30代で必ず感じるのが、自分の体力が落ちていくのが分かる点です。
「30歳」「35歳」と5年置きに、ドンっと体力が落ちる瞬間があります。
しかし、実際に「30歳と35歳で体力が落ちる」という科学的な証明はありません。
5年の節目がメンタルにプレッシャーを与え、体力が一気に落ちたと感じてしまうのです。
私は30歳よりも35歳の時に「キツイなぁ…」と強く感じました。
その背景には、「仕事」「結婚生活」「お金」が関わっていて、体力よりも気力のダメージが大きかったものです。
30代が責任を負うメリット
結論から言うと、30代が責任を負うのはメリットしかありません。
繰り返しになりますが、あなたが持っている強みを伸ばしていけば、責任の重さなんてさほど感じずに、人として成長することができます。
これについては私自身が立証してきたことなので、しっかりと言い切れる自信があります。
では早速、30代が責任を負うメリットについて解説していきますね。
30代が責任を負うメリット
- 伸び伸びと仕事がしやすくなる
- 自分らしく生きられる
- リーダーとして牽引できる
- 仕事の質が上がり仕事がやってくる
- 思わぬところでやりがいが見つかる
- がむしゃらが無くなり楽になる
伸び伸びと仕事がしやすくなる
責任と共に様々な経験を積む機会が増えると、仕事で結果を出せるようになります。
すると自信がついてきて、自分らしく伸び伸びと仕事をしやすくなる環境が作れるのです。
自分の力で仕事ができないのは、
- 経験が少ない
- スキルを持っていない
- うまくいく自信がない
この3つだけです。
失敗なんて付き物なので恐れずに、責任感を持って伸び伸び仕事ができる人を目指しましょう。
自分らしく生きられる
仕事で結果を出せるようになると自信がつき、自分らしく生きられるようになります。
20代の頃は尖っていて何でもガンガンいけるのですが、実力が伴っていないので凹むことが多い。でも30代はその失敗がバネになっているはずです。
例えば私の場合は社交性がウリでしたが、元々内向的な性格だったので、ちょっとしたことでよく落ち込んでいました。
- 本当はもっといけるのに…
- 自分はこんなはずじゃない…
と、いつも心で叫んでいたものです。
私は遅咲きなので、35歳を過ぎてからようやく自分らしく仕事ができるようになりました。
人によって開花するタイミングは違います。しかし30代になると、不思議とそのチャンスが何度も訪れるのです。
リーダーとして牽引できる
ひとつひとつ仕事をこなし自分を磨いていけば、その姿を見ている人が必ずいます。
そんなあなたを見て、
- 「このプロジェクトを任せる。」
- 「企画を立てて欲しい。」
と、チームを牽引する立場が得られるようになります。
リーダーとして抜擢されると、「大丈夫かな…」と責任を重く感じるかもしれません。
しかしこれまでやってきたことに責任を持って取り組んできたのですから、「責任を持つ経験」は蓄えられています。
その経験を活かし、抜擢してくれた人に助けてもらえば、きっとリーダーとして成長できるはずです。
仕事の質が上がり仕事がやってくる
たくさん仕事の経験を積み実績を残していくと、自ら動かずとも仕事が舞い込んできます。
その多くの実績を作るまでの背景には、
- 仕事の速さ
- 柔軟な対応力
- 実行力や成果
- あなたの人間性
と、総合的な評価があり、それぞれの面で仕事がやってくるのです。
私が20代の頃はほんと適当な性格で、お客様からなかなか信用を得ることができませんでした。
そこで「仕事は仕事、終わったら友達」とやる気スイッチを作り、真剣に仕事に向き合うようになったのです。
失敗も成功もたくさんしてきて、その経験のおかげで素早く柔軟に対応するスキルが身につきました。
仕事は量も質もどちらも大切です。たくさんこなせば良質を保ち、仕事ができるようになります。
思わぬところでやりがいが見つかる
よく「やりがいが無い」と耳にしますが、私はそもそも仕事にやりがいなんて1度も感じたことがありません。
むしろ仕事以外の話をしたり、お客様と食事をすることにやりがいを感じています。
これはあくまでも個人的な見解ですが、仕事は作業の積み重ねです。
資料を作ったり、メールを送ったり、なにかをプレゼンしたりと、そのひとつひとつは全て「ただの作業」でしかありません。
だから仕事にやりがいを感じるのはその先で、私の場合、お客様との関係性がそれに当たります。
「仕事にやりがいを感じない」のは、きっとまだ見ぬ先があるからです。
がむしゃらが無くなり楽になる
責任の重い仕事が増えると、知識と経験を応用して、何でもそつなくこなせるようになります。
以前はできなかったことがすんなりできて、一生懸命走ってきたことが歩けるようになって、仕事がとても楽に感じられます。
また、あらゆる仕事ができるようになると、手を抜くところが見えてきます。
仕事で「手を抜く」行為は、
- 仕事を邪気に扱う
- 余計な力を注がない
この2つのどちらかで、責任を負うことで得られるのは後者の方です。
例えば仕事を邪気に扱う人は、期限を設けなかったり連絡を忘れてしまったりと責任感がありません。
責任を負うことこそ、仕事を楽にこなすための必要なスキルです。
仕事に責任を負うことで人は大きく成長します!
冒頭で述べた通り、30代が責任を重く感じるのは焦りや不安から来ています。
その焦りと不安から逃げたい気持ちが強くなってしまうのです。
繰り返しになりますが、以下の責任を負うことで得られるメリットを理解すると、あなたが持っている強みが活かされ、仕事に限らず人として大きく成長することができますよ!
30代が責任を負うメリット
- 伸び伸びと仕事がしやすくなる
- 自分らしく生きられる
- リーダーとして牽引できる
- 仕事の質が上がり仕事がやってくる
- 思わぬところでやりがいが見つかる
- がむしゃらが無くなり楽になる