「やることが多すぎて休む暇がない」
「いつまで経っても仕事に終わりが見えない」
いつも時間に追われ、休む時間もまともに取れないようでは、体は壊しますし、精神的にも疲れてしまいます
ここでは時間に追われてしまう原因を考え、ゆとりある人間になる方法をお伝えします
ポイント
ストレスから解放されて気持ちにゆとりが持てるようにしましょう
目次
時間に追われてしまう原因
なぜ自分は時間に追われてしまうのか?まずはこのことから考えていきましょう
仕事が「負担」に感じてしまうと、これまで淡々とこなしていたことも辛く感じてしまい、会社へ行くのも、仕事をするのも嫌になってしまいます
ストレスが溜まり、全てを投げ出してしまったらいけないので、自分はなぜ時間に追われているのか、原因を解明し整理していきましょう
時間に追われる原因
- 管理できていない、管理能力が低い
- 人手が足りなくて仕事が忙しい
- 残業が多く休みも取れない
- 無意識のうちに無理をしている
- 金銭的に余裕がない
管理できていない、管理能力が低い
1つ目は、自分の仕事を管理できていない、または管理能力が低いことです
管理ができていないというのは、仕事の優先順位をつけたり、ワークフローを把握していないこと
そのような状態では、作業が途中で止まってしまい、お客様からクレームを受けることになり兼ねないので、自分の仕事をしっかり把握しフォローができるような管理体制が必要です
注意ポイント
仕事以外にも体調管理は重要。私生活の乱れにも注意しなければいけません
人手が足りなくて仕事が忙しい
2つ目は、人手が足りなくて仕事が忙しくなってしまうことです
本来自分にとって必要のない仕事に携わることで、単純に時間は足りなくなってしまいます
その日予定していたことが思い通りに進まなくなる、頼んでいた仕事が上がってこない、突然別の仕事が入ってくる、などと、周囲に振り回されストレスも溜まることでしょう
注意ポイント
なんでも請け負ってしまう癖があると、ずっと人に振り回されてしまうことになります
残業が多く休みも取れない
3つ目は、残業が多いためゆっくり休む暇もないことです
仕事が多いとその分時間を取られるのは当然ですが、限度を超えてしまうとミスは増えますし、休みの日にも不安が残るため、気持ち的に余裕が無くなってしまいます
慢性的な疲労やストレスの原因にもなるので、イライラしやすい性格になったり、やる気を失って働けない体になってしまうリスクもあります
注意ポイント
残業は強制ではなく「時間外労働」だということを理解しましょう
無意識のうちに無理をしている
4つ目は、自分では気づかず無理をしてしまっていることです
働くことに意義を持つビジネスマンほど、ずっと同じスタンスで仕事をしてきています
考えなくてもできる、仕事をこなせる体になっている反面、実は体調を崩しやすくなったり、性格にムラが出てきていることに気づいていません
なんか最近疲れやすいなと感じたら、体が無理をしているという反応の現れです
注意ポイント
歳をとれば体力も落ちるので、いつまでも同じポテンシャルで仕事をこなすことはできません
金銭的に余裕がない
5つ目は、金銭的に余裕がないことです
金銭的に余裕がない場合、そのまま何もしないか他で働かなければいけません
何もしなければ将来に対する不安に襲われます
他で働く場合は、仕事終わりや休みの日にバイトなどをして稼ぎますが、その分自由な時間は失われていきます
注意ポイント
いずれも気持ちに余裕が無くなることがプレッシャーになります
時間に追われる原因をまとめるとこのようになります
時間に追われる原因
- 管理できていない、管理能力が低い
- 人手が足りなくて仕事が忙しい
- 残業が多く休みも取れない
- 無意識のうちに無理をしている
- 金銭的に余裕がない
「〜しなければいけない」という気持ちから、時間に追われてしまうケースが多く見受けられます
まずはその気持ちを無くし、時間に追われている今の自分と向き合い解決していきましょう
私も残業や無意識のうちに無理をしていた人間ですので、必ず解決できるよう一緒に考えながらここでサポートしていきます
時間に追われない6つのメリット
では時間に追われない生き方をした場合、どのようなメリットが生まれるのでしょうか?
時間に追われることのない自分なんて、これまで感じたことのない世界ですよね
感覚としては、以前の自分から1歩前に出るといった形で、何もかも全てが楽になります
多くのメリットを得られるようにひとつずつ理解していきましょう
時間に追われない6つのメリット
- 仕事を自由にこなせる
- 物事をよく観察できる
- 自由な時間がある
- お金に余裕がある
- 人生が楽しい
- 先ではなく今を生きている
仕事をうまくこなせる
1つ目は、仕事をうまくこなせるようになること
時間に追われている身から脱却するので、自分のハンドリングで仕事をすることになります
もちろんすごく考えるし辛い時もあり、容易なことではありません
でも「時間がない」とか「余裕がない」と考えるより、よっぽど前向きで幸せな気持ちになります
自分の置かれている立場を理解し、時間を整理していくことで、スムーズに仕事をこなせる自分に近づくことができますよ
物事をよく観察できる
2つ目は、物事をよく観察できることです
時間に追われている人は、自分のことでいっぱいなので周りが見えていません
1人でジェットコースターに乗っていて、高速で時間が流れているような感覚かもしれませんが、周りはそんなこと無いのです
その為、時間に追われなくなれば身の周りで何が起こっているのか、どのような出来事がそこにあるか、よく観察できるようになります
寝坊して焦って出かけると忘れ物をしますよね?
いつもそんなことしてたら、大切なものを見落としてしまいますよ
自由な時間がある
3つ目は、自由な時間があることです
本来時間はゆっくり流れているものですが、追われている身になると、慌ただしさや時間の少なさから、不自由でストレスだと感じています
時間の流れをそのまま受け止められるようになれば、どこに時間を使えばいいのか、時間の長さを捉えることができます
終わらない、ゴールが見えないというのは、時間を見てない証拠
しっかりと時間を見れば、自由だって余裕だって作れるのです
お金に余裕が生まれる
4つ目は、お金に余裕が生まれることです
時間に余裕ができると、今何をしているか、何に投資しているか把握することができて、無駄なことにはお金を使わないようになります
反対にせかせか忙しくしていると、「まぁいいや」という妥協することが多く、金銭的な部分でもその癖がついてしまうのです
時間に追われた状態でお金を稼いでいると、お金の使い方が雑になってしまうため、お金が離れていくということです
無理矢理稼ぐより余裕を持って働く方が、結果的にプラスになります
人生を楽しく感じられる
5つ目は、人生を楽しく感じられることです
人間は自由な過ごし方や、自由と感じられる時間が多いことに幸せを感じます
そして何にも縛られず、制限されることのない、自分が満足した状態であると、人生って最高!と楽しく感じます
日々時間に追われ、働くことが辛いと感じながら生きていても楽しくありません
常に余裕を持って生きると、楽しく笑える生活を過ごせます
今を生きられる
6つ目は、今を生きられることです
充実した生活を得るためにはマンネリ化を避け、毎日が新鮮な気持ちになるよう刺激を受ける努力をします
努力、といっても気を引き締めて構えるようなものでもなく、時間の使い方や生活のルーティンに変化を加えるだけです
例えば朝の通勤時間をずらして、普段は通らない道をゆっくり歩いてみたり、スタバに寄って2,30分過ごしたりしてみるとか
それだけで、「あぁ、今日はいい日だな」って感じられるようになります
勿論、その後仕事で何かトラブルがあるかもしれませんが、気持ちに余裕のある朝を迎えていれば、嫌なことでも感触が変わりますよ
時間に追われない6つのメリット
- 仕事を自由にこなせる
- 物事をよく観察できる
- 自由な時間がある
- お金に余裕がある
- 人生が楽しい
- 先ではなく今を生きている
以上のように、時間に追われないとこのようなメリットがあるのです
もしも今、「自分はすごく損をしている」と感じていたら、そのことに気付いて良かったと思ってください
時間に追われないために、これからすることをお話していきます
これからすること、できること
それでは最後にメリットを理解したところで、今後するべきことは何か?をお伝えします
気持ちにゆとりのある人間になるために、次のポイントを抑えて実践していけばきっと改善できます
ではひとつずつ見ていきましょう
これからすること、できること
- 自己管理をする
- 今の自分と向き合う
- 意図的に時間を作る
自己管理をする
1つ目は、自己管理をすることです
冒頭でも述べましたが、管理能力の低い人は仕事に追われます
管理能力が低い人の特徴
- 目標を持って仕事をしていない
- 時間割できない
- 流れを掴んでいない
- すぐに処理しない、後回しにする
- 準備ができていない
仕事に対して責任感がある人でも、自分を管理できていなければ作業効率も悪いので、仕事のスピードは遅いです
Googleカレンダー、タスク管理ツール、付箋メモ、リマインダー、Excelシートなどをうまく使い分けて、仕事が把握できるように、効率よく仕事ができるように組んでみましょう
ただツールが多すぎると、どこで何を管理しているのか、反対に管理できなくなる恐れがあります
そのため、手帳で管理するのが1番だとしたら、そこに集約させた方が確実にうまくいくでしょう
ちなみに私は手帳術の本を読んだり、何度も手帳で管理しようと挑戦しましたが、全く向いておらず一切使っていません
管理方法は人それぞれですから、自分に合ったやり方で進めていきましょう
今の自分と向き合う
2つ目は、今の自分と向き合うことです
時間に追われ、働き詰めの自分が一体どのような状態にあるのか、このまま続けて行くことなのか、などと考えてみてください
向き合って考えること
- そこまで追い詰めてやることなのか?
- 完璧にしなければいけないのか?
- 誰に評価されたいのか?
- プレッシャーをかけているのは誰なのか?
- 会社はそうしろと言っているのか?
- 自分がそうしているのではないか?
自分と向き合う時間を作ると、少しずつ答えが見えてきます
思ったことをそのまま書き出したり、誰かに伝えることで更によく分かり、頭の中が整理できます
私は過去に、寝る間を惜しみ、家族との時間を削ってまで働いていたことがあります
着々と結果を残していきましたが、時折体調を崩し、ストレスで頭痛や体に痛みを負うようになり、どんどん体力が削られていくのを感じていました
ちょうど年の節目だったこともあり、お正月に1週間ほど何もせずゆっくり過ごし、1年を振り返りながら、今自分が置かれている状況を、今後の自分を見据えて考えたのです
その時の答えは「完璧はやめよう」でした
目標を掲げていたので、続けられなかったことは残念とは思います
ただ、自分と向き合ったことで、有意義な時間を浪費していたことに気付くことができて、危うく人生を捨ててしまうところだったなと感じています
だから何も後悔していませんし、むしろプラスになりましたよ
意図的に時間を作る
3つ目は、意図的に時間を作ることです
仕事を多くこなすのは良いことですが、目まぐるしく毎日を過ごしていると、今の時間を大切にできなくなります
忙しいほど満足度や達成感が薄れ、あの仕事したっけ?と、どこまで済ませたか記憶も曖昧です
人にはそれぞれ「時間の器」があり、時間に追われるというのは、ずっと仕事ややる事が渋滞している状態
本当は必要な何かがあるのに、余分な仕事のせいで入ってこれないのです
その何かには「休息」があり、「学び」や「遊び」も含まれています
時折スイッチをオフにしてこれらことに時間に費やすと、モチベーションが安定して、メンタルも休まることでしょう
これからすること、できること
- 自己管理をする
- 今の自分と向き合う
- 意図的に時間を作る