この記事のお悩み
- 癖が強くてやりづらい…
- 癖って治せるものなの?
- 癖のある人とうまく付き合っていきたい…
ここでは、このような疑問に答えます。
具体的には、癖のある人の特徴や心理、行動パターンを解説します。これにより癖のある人との関わり方や、コミュニケーションを取る方法が見つかります。
もしもあなたの職場やクライアントに癖のある人がいるなら、彼らの心をうまく掴み、いい成果を得られるようになります。
本記事では、私の体験談を踏まえお話します。同じ経験をしている方なら、より一層仕事がうまくいくはずです。
目次
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癖のある人に見受けられる特徴
世の中には、癖の強い人が割といます。
個性的な服を着る人、考え方が変わっている人、自分なりの生き方にこだわる人…ひと言で癖が強いとは言っても、いろいろな人が存在しています。
直接関係のない人なら「ああ、変わってるなあ…」と思うだけで済むかもしれませんが、職場にそういう人がいるとなると話は変わります。
もしかしたら、あなたの職場にもあてはまる人がいるかもしれませんよね。
では実際に、癖が強い人と仕事するとどんな問題があるのでしょうか?
また、職場に癖の強い人がいて困っているのなら、どう対処すれば良いのでしょうか?
それでは、次に挙げる癖のある人の特徴を一緒に確認していきましょう。
癖のある人の特徴
- 自己中心的である
- 好き嫌いがはっきりしている
- 空気を読まない(読めない)
- 関わり方が難しい
- 独特なこだわりを持っている
- へそ曲がりで皮肉屋が多い
- 突拍子もない言動
- 独特のファッションセンス
- 孤独な一匹狼である
- 常識の枠にとらわれない
自己中心的である
1つ目は、自己中心的である性格を持つ人です。
自分の思うようにいかないと気が済まない、他人への配慮に欠け、自分が良ければそれでいいと思う人は、自己中心的な性格をしています。
仕事でいえば、うまくいかないとイライラしたり、他人や自分以外の何かのせいにするところが見受けられます。
周りからすれば、自分の非を認めず、逆に文句を言われることがあるので、できれば関わりたくないと感じてしまいます。
自己中の解決ポイント
- 自分に問題がないかよく考える
- 人の意見を受け入れる
- 冷静に物事を見て判断する
自己中心的な人との接し方
人の性格はなかなか変わらないため、自己中の人にいくら注意しても考えを改めることは難しいです。
自己中の人は内心では、「自分の意見を通してほしい」「賛成してほしい」という気持ちがあります。なので、まずは否定せず意見を聞くことです。
その中で、賛同できるところは「たしかにそう思う」と相手の意見を尊重してあげてください。
その上で納得できない所は、「でも〇〇じゃないかな」と具体的にどう違うか、どうしたらいいのかを的確にアドバイスしてあげるといいでしょう。
これが大きな衝突を避ける安全な手段で、自己中の人も意見を聞いてくれたことにより、少し友好的に歩みよってくれるかもしれません。
- 否定から入らない
- 相手の意見を尊重してあげる
- 納得できない場合はアドバイスしてあげる
好き嫌いがはっきりしている
2つ目は、好き嫌いがはっきりしている人です。
はっきりしていて分かりやすいという見方もできますが、仕事においては、やりたくない仕事はやらず、人任せにしようとします。
人付き合いにおいても好きな人と嫌いな人で態度を変えたり、対応を変えたりするので、一緒にいてやりにくいと感じる人もいるでしょう。
職場でこのタイプの人がいると余計な気遣いをしなければいけないため、ストレスが生じます。
好き嫌いが激しい人の特徴
- 白黒で判断する
- 極端な考え方をしている
- なんでもはっきり言う(悪気なく)
好き嫌いがはっきりしている人との接し方
相手の好みに合わせず、仕事であればしっかりやるようにはっきり言った方がいいでしょう。
様子を伺い相手に合わせてしまうと、都合の良い人だと思われてしまうため、「あなたの好き嫌いは聞き入れることはできない」と、しっかり示したほうがよいです。
そうすれば相手もしぶしぶ受け入れるしかなくなり、諦めがつくでしょう。
それでも態度に出すようなら、最低限の人付き合いしかしないようにし、嫌いな人との仕事はさせないようにするのが最善策です。
- 仕事は仕事としてちゃんとこなすようにはっきり伝える
- 最低限の関わり方だけしておく
- どうしても無理な相手とは仕事を組ませない
空気を読まない(読めない)
3つ目は、空気を読まない(読めない)人です。
その場の雰囲気や相手が何を考えているか、相手の気持ちを察しないタイプの人です。
仕事でいえば状況によって求められることを推察せず、自分の考えで進めてしまいます。
上司や同僚に対して、あえて読まないという強者もたくさんいて、大胆な発言をしてしまう場面もあるでしょう。
何を考えているのかわからない時が多く、付き合いにくいタイプであり、時には、あきれられて孤立してしまう場合もあります。
空気を読まない人の特徴
- 場の空気を察することができない
- 大胆な発言をする
- 予想外の言動に周りは戸惑うが気付かない
空気を読まない人との接し方
まず、期待するのをやめて、分かってもらえない、察してもらえないのが当たり前だと思ってください。
世の中物分かりのいい人たちばかりではないので、分かってもらえると思うのは、これこそ自分勝手で傲慢な考えかもしれません。
相手に分かってもらいたい、こうしてほしいと思うときは、きちんとこちらから伝えるようにしましょう。
- 時には諦めも肝心
- 空気の読めない発言をされないよう必要以上に話をしない
- 一から丁寧に説明して状況をわかってもらう
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関わり方が難しい
4つ目は、関わり方が難しい人です。
これは、口数が少なく何を考えているか分からない、話しかけても反応しない、またはリアクションの薄い人などが当てはまります。
独特のオーラを持っていて話しかけにくかったり、不機嫌そうに見えたりして、コミュニケーションが取りにくいところが特徴的です。
会話が始まっても、ぶっきらぼうな感じや、めんどくさそうに反応されてしまう時もあります。
しかしながら、コミュニケーションに自信がなくて、自分の殻に閉じこもってしまう、無意識に壁を作っている可能性もあります。
とっつきにくい人の特徴
とっつきにくい人は、コミュニケーションに自信がなく、成功体験がないことから、より自信を失くしているケースが多いです。
関わり方が難しい人との接し方
相手のことも配慮してゆっくりと関係を築いていくのが良いでしょう。
あまりにも心を開いてくれない場合は、自分も疲弊してしまい、逆にうざがられたり嫌がられる可能性もあるので、無理に関わる必要はありません。
口数が少ない人にとってはあまり話したくない、コミュニケーションが苦手で自然とそうしていることもありますから、そっとしておくのがいいでしょう。
- 積極的に話しかけて、こちらに慣れてもらい、相手を理解していく
- 笑顔でコミュニケーションをとることを心掛け、相手の警戒心を解いていく
- 関わるのが無理だと感じたらそっとしておく
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独特なこだわりを持っている
5つ目は、独特なこだわりを持っている人です。
仕事でこだわりの強い人は、他人には理解されない自分なりのやり方があり、合わないと嫌な顔をすることがあります。
その人のやり方で仕事の向上に繋がれば良いのですが、一概にそうとも言い切れない場合、一緒に仕事をする人は困惑して大変な思いをします。
しかし近年では、自閉スペクトラム症(ASD)といった発達障害を抱えていることに気付いていない人も多く、ただこだわりが強い、癖が強いだけの問題ではない可能性もあります。
そしてこのタイプは頑固な傾向があるため、他人から注意されても聞く耳を持たない、自分のやり方を変えようとしないところがあります。
解決ポイント
気持ちで変えようのない個人的な理由があるかもしれないので、場合によってはこだわりを個性としてみてあげることも必要です
独特なこだわりを持っている人との関わり方
本人は直そうとしないので、仕事に支障がなければ「こんなもんだ」ときっぱり受け入れること。
こだわりに合わせられるところは合わせ、「面白い人だな」「こうゆう考え方もあるのか」と気楽に、ポジティブに捉えるのが一番です。
「これはこの人の個性だ、だから暖かく見守ろう」ぐらいに、相手だけではなく、自分の視点も変えてみてください。
- 相手のこだわりに理解を示し、相手の良い部分は認める
- 最低限のコミュニケーションにとどめ、一定の距離感を保つようにする
- どうしても仕事に支障が出る時は上司や人事に相談してみる
へそ曲がりで皮肉が多い
6つ目は、へそ曲がりで皮肉が多い人です。
他人の行動や言動に対しイチャモンをつけたり、すぐに文句をいう人って結構いますよね。
このような人は自分の現状に不満を持ち、相手をなじって優位に立とうとします。
基本的に考え方がマイナスで、自分に自信がないところが原因のようで、周りの人から「面倒臭い人」扱いされ、敬遠されがちです。
解決ポイント
皮肉を言う人に対し同じように意地悪をしてはあなたも同じ人間になるので、少し距離を置いて「そうか」と軽く促すことです。
皮肉が多い人との関わり方
相手が勝手に文句を言っているので、決して自分に非があると思う必要はありません。
その人の現状不満が原因で批判しているケースが多いので、心の中で「あ、なんかかわいそうな人だな」と思うくらいがちょうどいいです。
ただ、決して相手に対して哀れみの感情を抱くのではなく、単にドライに接するようにすれば、イラっとした感情が少しづつ収まっていきます。
また皮肉を言われても「ご指摘ありがとうございます」と、感謝の気持ちを返すのも効果的です。
- 自分には非がないことを理解しながら、大きな心を持って受け流す
- 冷静に受け取り、自分も悪意を持ったり皮肉を返さないようにする
- 感謝の言葉は、皮肉を言う相手に「恥ずかしい」という感情を芽生えさせる
突拍子もない言動
7つ目は、突拍子もない言動をする人です。
これは個性的な性格の持ち主で、いわゆる天然ボケの発言だったり、周りが「えっ?」と戸惑うような、理解し難い行動をとる人。
相手も思いがけない言動にとっさに対応できず、ただただ困惑してしまいます。
しかしこれは長所と捉えることもできて、場合によっては斬新なアイディアが思いついたり、常識を打ち破るという点では非常に優れている力を持っています。
解決ポイント
突拍子もないことをしていても、決して悪気はなく、本人は何も感じていない、という点を前提に受け入れることです。
突拍子もない言動をする人との関わり方
最初はこの独特の言動に戸惑いますが、何度か繰り返すと徐々に慣れてきます。
天然キャラとしてみられ、逆にそれがユーモアとなって好感度が上がったり、「こいつおもしろいやつだな」と目上の人に好かれることもあります。
新たなアイディアや計画を出したいときに、こういった人の言動が何かヒントを与えてくれるかもしれませんので、この「突拍子もない言動」の長所を、うまく引き出してあげてみましょう。
ですが、取引先との打ち合わせといったシーンで、あまりにもTPOを弁えられない場合には、しっかりと注意することも必要です。
- ある程度はユーモアとして認めてあげる
- 長所を上手く引き出す
- 時には「非常識である」と注意も必要
独特のファッションセンス
8つ目は、独特のファッションセンスを持つ人です。
プライベートならまだしも、仕事においてあまりにも派手な服を着たり、清潔感のない着こなしをするなど、TPOに合わない服装をする人もいます。
特に私服で出社ができる会社であれば、派手さやだらしなさは、余計に際立って見えてしまいますね。
しかし本人はそれが普通だと思っているため、服装を変えるように言ってもなかなか直してはくれません。
業種によってはお客さんと対面することがあるので、失礼のない程度にそれなりの服装をしてもらいたいところです。
解決ポイント
派手さは個性として我慢できるかもしれません。しかし清潔感の無い見出しなみの人は、仕事にもいい加減さや適当さが表れています。
独特のファッションセンスを持つ人との関わり方
最近ではスーツを強要しない会社や、カジュアルな服装を認めている会社もあるくらいなので、そんなにシビアにならなくてもと思います。
あまりにも奇抜でひどい場合には、ネットで一緒に服を見たり、注目されている、人気のあるブランドの情報を共有するといいでしょう。
勧めてみたら着てみようという気持ちになり、服装を意識してくれるきっかけになるかもしれません。
上司として指摘するのは気が引けるという場合は、同年代の部下にお願いして、会話の中でそれとなく話してもらうのもOKです。
- それほど奇抜でないなら個性として認めてあげる
- 一緒に服を選びに行く
- 同年代から提案や指摘をしてもらう
孤独な一匹狼である
9つ目は、孤独な一匹狼である人です。
一匹狼とは、他人に頼らず自分で全てなんとかしようとする人です。
割と能力が高い仕事ができる人に多く、他人に協力を求めることを嫌がり、全て自分で仕事をしようとします。
人に頼ってはいけない、または頼れない性格から、難しい仕事まで1人でやろうとするので、時に周りは困ってしまいます。
特にチームワークを必要とする職場には、一匹狼は孤立してしまいますし、反対に迷惑でもあります。
報告・連絡・相談がなく予定もわからないようでは、一緒に仕事するのは難しいでしょう。
解決ポイント
一匹狼は自分から話しかけることが苦手なため、こちらから声をかけて協力できるようにしましょう。
孤独な一匹狼である人との関わり方
中には「声をかけられたい」「かまって欲しい」と思っている人も多く、本当は助けを求めている一匹狼の人だっています。
何か困った顔をしていたり、手伝って欲しい雰囲気をしていたら、こちらから積極的に声をかけてみましょう。
拒否されてしまうこともありますが、意外と声をかけられて嬉しそうな反応を示す場合もあるので、めげずに何度か試してみても良いと思います。
それでも自ら孤立しようとする場合には、仕事の割り振りや、支障が出るなら部署移動を検討するといいでしょう。
- 積極的に声をかけて、会話に参加しやすい雰囲気を作る
- 業務システムに会話を組みこんで情報共有に参加してもらう
- 受け入れてもらえない時は異動なども検討する
常識の枠にとらわれない
最後は、常識の枠にとらわれない人です。
「常識にとらわれない」「常識をくつがえす」などの言葉を聞くと、革新的な考えや、何かとんでもないことをするの?という印象を与えます。
社内では少し煙たがられる存在ではありますが、物事に対して多面的な見方ができるので、新しいアイディアを提供したり、組織を動かすきっかけを与えるといったメリットがあります。
癖のある人というよりかはむしろ、仕事では欠かすことのできない、積極的に重宝したい人物とみることもできますね。
しかし一般常識や決まり事を無視する、ルールを守れない人は、組織にとってマイナスに成り兼ねません。
解決ポイント
許せる範囲を決めて言動を見守り、その人の能力を積極的に生かしましょう。
常識にとらわれない人との関わり方
とは言え、このようなタイプはどんな仕事でも絶対に必要な人材と言えるでしょう。
業務を効率化したい時、面白い仕事をしたい時、大きなプロジェクトを成功したい時など、何かを根本的に変えたい、成功したいような場面で彼らは多いに役に立ちます。
既存の考えをリセットし新しいやり方を進めていくように、仕事では1回非常識にならなくては大きな一歩を進めないこともあります。
社会人としてのルールが守れない場合には、しっかり教育するのも大事な仕事です。
- 良い意見は積極的に取り入れる
- 時には「非常識になる」必要があると理解する
- 社則、決まり事などについて再教育する
癖のある人とうまく付き合うコツ
日常生活や職場で、癖のある人との関わりは避けられません。しかし、彼らとうまく接する方法はあります。
前述では、特定の癖に対する対処法をお伝えしました。ここでは癖のある人に対する関わり方や関係の作り方について総じてお話します。
相手の個性を尊重しつつ、コミュニケーションを改善したり柔軟に対応しましょう。
癖のある人とうまく付き合うコツ
- 理解・共感・柔軟性を持つ
- 言葉遣いや態度に注意する
- 自分と比較しない
- 間に受けない
- そういう人だと割り振る
- 無理なら距離を置く
理解・共感・柔軟性を持つ
癖のある人とうまく付き合うためには、その人の癖を理解することです。
どうしてそんな癖があるのだろうと考えを知ると、「なんだ、そんなことか」と共感できたり、気持ちに寄り添うことができます。
そして、柔軟性を持って接することです。癖のある人は、
- 自分の癖を直すつもりがない
- そもそも自分の癖を知らないから直せない
ほとんどこのどちらかです。
なので、その人の癖に合わせて自分を変えていきましょう。そうすることで、お互いにストレスなく付き合うことができるようになります。
言葉遣いや態度に注意する
癖のある人は、自分の癖を気にしているかもしれません。言葉遣いや態度に注意することで、その人を傷つけないようにすることができます。
例えば、お喋りが少しうるさい人に対して、イライラした気持ちを口に出してしまうと、その人は急に黙ってしまいます。
「なんか変なこと言ったかな…」
「悪口を言ったつもりはないんだけど…」
このように勘違いさせてしまうかもしれません。
そのため、お喋りがうるさい人に対しては、イライラした気持ちを表に出さず、落ち着いて話すようにします。
ただ、ふざけて注意すると反対に調子にのるので注意です。
自分と比較しない
癖のある人は、自分の癖が他の人と違うことを自覚しているかもしれません。そのため、周囲から批判されると、ますます自分の癖に固執するようになります。
もしもコンプレックスを抱いている場合は、傷をつけることになり、その人との関係性を悪化させてしまいます。
例えば人見知りの人は、自分の癖を克服しようと努力しているかもしれません。しかし、周囲から「目を見て」とか「話聞いてる?」などと軽い気持ちで言われると、ますます人見知りになってしまうでしょう。
自分軸で話すのではなく、相手の目線になって、相手の気持ちを汲んだ会話を心がけましょう。
真に受けない
癖のある人は、自分の癖を気にしていないかもしれません。人の意見に耳を貸さないのも、自分のエゴを貫くのも、実は悪気がないのです。
彼らの言動を真に受けてしまうと、余計に拗れてしまう可能性があります。そのため、癖のある人と付き合うときは、真に受けずに流すことも必要です。
例えば、話を一方的に話しているなら、うなずいて聞いてあげるだけでいい。間違ったことをしたら、下手に注意するのではなく、その場を離れるようにする。
このように、真に受けるのではなく、関係を悪化させないような選択をしましょう。
そういう人だと割り振る
癖のある人を理解しようとしたり、変えようとしても、うまくいかないことが多いです。なので癖のある人と付き合うときは、そういう人だと割り切って、受け入れると楽になります。
遅刻癖のある人は、別に気にしていなかったり、直すつもりがありません。そのため、いくら遅刻を注意しても改善されないのです。
また、口癖の悪い人だって、何も悪いと思っていなかったり、個性として活かしている場合もあります。もっと言うと、そのスタンスが好きで付き合っている人がいたりします。
だから下手に手を出すよりも、「そういう人」って割り切る方がうまくいったりしますよ。
無理なら距離を置く
これまでに述べたように、癖のある人は次のような考えを持っています。
- 自覚していない
- 迷惑をかけていると思っていない
- これでいいと思っている
無理に付き合おうとすると、自分自身が疲れてしまいます。だから無理をせずに、距離を置くことも大事です。
距離を置くといっても、完全に縁を切る必要はなくて、適度に連絡を取り合って会うようにすればいい。仕事で絡みがあるなら、「業務報告だけ」と割り切れば、余計な話をしなくて済む。
これを機会に、「もしかしたら自分にも癖があるのかも…」と、考えてみてもいいかもしれませんよ。
さいごに
本記事では癖のある人に悩まされている方へ、接し方やコミュニケーションの取り方を解説しました。
結局のところ、「やり辛い」「めんどくさい」といったことには変わりなくて、彼らの考えや言動を掴めばうまく付き合うことはできる、ということです。
私自身、過去に干渉してしまう性格だったこともあり、人の癖が気になって仕方なかったのです。例えば貧乏ゆすりや食事の所作など、気が散って仕方なかったんですよね。でも、追っていったらキリがないことに気付いたんです。
繰り返しになりますが、癖って本人は自覚してなかったり、人様に迷惑をかけてるって思ってないんです。だから理解する、諦める、距離を置くなど、柔軟に対応しましょう。きっとそれが、丁度いい距離感だと思います。