人間関係

人と比べてどうするの?優越感と劣等感以外、感じるものはない

人間は、ひとりで生きることができない動物だ

誰かの手を借り、そして支え合い、複数のグループの中でバランスを保ちながら生きている

それは職場や家庭、友人の他、趣味嗜好で繋がった人や、事故や災害で側にいた人など、予想だにしなかった出会いにもある

それぞれのグループの中で、そこにいる人たちの動向を読み、自分の行動を選択し、周囲と比較しながら生きている

だから、人と比べるというのはごく自然なことで、比べずに過ごすことは難しい話だ

でも人と比べてばかりいると、否定的な感情や怒りが込み上げてきたりして、自分にとってよい結果を生まなくなってしまう

ここでは、人と比べてしまう人とはどのような性格を持っているのかを挙げ、比較しないようにする方法や解決策を述べていく

比較ばかりをして生きてもいいが、そんなあなたは周りから比較対象外になっているかもしれない

プライドが高い

プライドの高い人は、自分の非を認められない、受け入れられないという性格をしている

持っているプライド自体、大したことないと思うのだが、本人は何も感じていないのだ

人と比べる場面では、自分を正当化して考えてしまうため、予想外の結論が出た時には、必ずと言っていいほど納得しない

答えはいつも0か100か

人を上下で判断したり、自分にとってプラスになるかマイナスになるかをジャッジしている

上なら威圧的な態度をとり、マイナスなら怒りや否定的な感情を出すのだから、プライドが高いなんて、いい迷惑でしかない

学歴や肩書きで人を判断する

今の若い子たちは、学歴で人を判断しない

役職よりも、やりがいよりも、自分のライフスタイルを優先し、自分の好きなことに対しお金を使って生きている

しかし、彼らの上に立つ人の中には、出身地や大学、勤め先などを酷く意識する者がいるが、若い子たちには何も響かないものだ

大手に勤めているからと言って、有望な人材が揃っている訳ではない

高学歴者が多くても、100%仕事上でエキスパートになれることもない

私の知る限り、大手企業で輝いている人は、学歴や肩書きなどを気にする素振りもなく、人間性を高く評価している

学歴や肩書きで人を判断するのは三流のすることで、側から見ればおもしろみのない、興味の湧かない人間にしか映らないのだ

上から目線で話す、汚い口調で話す

私より随分年上なのに、誰とでも対等に話す人がいる

口調は優しく、表情は豊かで、大らかな人格の持ち主

彼の話すことに鳥肌が立ったり、武者震いする時があって、この人には勝てないなと、度々感心させられる

反対に、上から目線で、汚い口調で話し、高圧的な態度を示す人がいる

自分の方が立場が上なんだからと言わんばかり

人を上下で判断し、立場によって手のひらを返す、可哀想な心の持ち主だ

くだらない比較はやめにして、誰に対しても同じように接し、気を鎮め、優しい眼差しを向けてみてほしい

そうすれば自然に、口調も、言葉遣いも良くなるだろう

自分に自信がない、強がりである

人に甘えるのが上手なタイプは、うまく世の中を渡り歩くことができる

反対に本当は甘えたいのに、素直になれなくて、強がってしまうタイプがいる

できないことはできない、知らないことは知らないと言えばいいのに、負けた気がするから、見栄を張ったり偉ぶったりしてしまい、本当の自分を覆い隠す

らしくない被り物をして、意地を張って生きているのだ

あなたが強がったところで、そこには何も生まれない

むしろ「くだらないな」と、人は離れていくだけだ

否定されることが受け入れられない

誰しも自分の考えを持って生きている

その考えを表に出せるか心にしまっておくかは別として、人の考えはみな違い、十人十色なのは当然のことだ

だから時には、あなたの考えや意見を否定されることもある

それは自然なことであり、意見が合わないだけではなく、良かれと思って言ってくれているのかもしれない

聞く耳も持たない人は、偏った考え方をしていて、自分はこうだ!というのを曲げない

否定してくる人間は敵だとみなし、一切受け入れようとしない

そうやって人を見比べて、「こいつとは合わないや」と選別していると、あなたの周りは合わない人たちで溢れてしまうことだろう

すぐに妬む、嫉む

キラキラ輝いている人、いつも楽しそうにしている人、幸せそうな暮らしをしている人

このような人たちを見て、自分と比較し、「いいなぁ。うらやましい」と感じる

私もそういう気持ちになることはある

でも、対象となる人を執拗に妬んだり嫉んだりして、悪い方向へと陥れようと、訳の分からない噂を垂れ流したりはしない

うらやましいと思ったら、素直に「私もそうなりたい!」とポジティブに考え、プラスになるような行動をとるべき

勝手に被害者ぶって、文句をたれるのは正しい行為とは言えない

上下、勝ち負け、白黒で考える

比較癖がついてしまうと、何に対しても優劣をつけて判断するようになる

それは仕事面においては必要なことだし、無くてはならないものだが、人を見るにあたっては全くもって要らない

表向きで人を測ることはできない

付き合いを重ねていく中で、その人の本質が見えてくるはずだ

人を見る目がある人こそ、早い段階でどんな人なのかを判断している

でも上下、勝ち負け、白黒といった考え方はせず、この人とはどう付き合っていけば良いか?を考えているものだ

考え方や視野が狭い

人はいくつになっても成長できるし、新しいことにチャレンジできる

だが歳を重ねると、「これは無理をしない」「やるだけ無駄だ」と、リスクを避けるという知識も養われていく

その先は危険だからと、足を引っ張ったり、目の前に立ちはばかる人

出来ないことから考え、粗探しばかりする人がいる

やる気のある人間を、つまらない考え方の中に引き込もうとしてはいけない

そんなことをするなら、黙って見ている方が100倍良い

口だけは達者

私は話し上手な人が好きだ

司会者、お笑い芸人、身近にいる友人や仕事仲間に、人を惹きつけ、周りを巻き込むトークをする人がいて、機会がある度に、「ほんとすごいなぁ」と感心させられる

彼らに共通しているのは、口が上手いだけではなく、聴衆から話を引き出すところ

つまり、観察力が鋭いということだ

話負けしたくない、私の話を聞いて欲しいと、とにかくベラベラと話す人は、中身が薄く、話のオチもなくて、全く頭に入ってこない

調子の良いことを言って、無理やりその場をそつなくこなしても、無理をしなくても良いのにと、可哀想に思う

苦手な分野は前に出なくていい

下手なことを言うと、「あ、この人めんどくさいな」と思われてしまうから

何かと過去を引きずる、過去の功績を讃える

人は過去の経験の中で、良い功績は美化し、失敗などの悪い結果は反省し後悔をする

「またその話か」を繰り返す人は、まさにこのルーティンから抜け出せないタイプだ

同じことばかりが頭を巡っているため、変化に順応する力が弱く、考え方は偏り、視野もすごく狭くなってしまう

どれだけすごいことをしても、大きな失敗をしたとしても、過去は過去だと割り切れ

ずっと引きずっていたら、そのラインから先へは必ず進めない

小さなサークルの中でもがいているだけで、一歩も外へ出ていないことに、早く気付いた方が良い

思い切って、昨日までの自分と真逆のことをしてみると分かるはずだ

とにかく比較してしまうなら

比較対象がいることで、自分の位置を確認したり、生きていることを実感する

社会で生きていくためには、比較することは大事なことで、バランスを取るためにも必要になる

ただ、比較した結果、自分が上であれば優越感を味わい、下であることに気付くと悔しくて、落ち込んだりする

比較癖のある人間は、ただそれを繰り返しているのだ

人の目が気になる人は、きっと日常的に比較しながら生きていることだろう

口には出さなくても、

「なんて言っているのかな」

「どう思っているのだろう」

「一体誰が犯人だ」

こんなことばかりが、頭の中をぐるぐる駆け回っているに違いない

少し自分を俯瞰して見てみて、1日の中でどれだけ、「比較する時間」を使っているか、検証してみて欲しい

リストなんか作らなくても、5分とか10分とか、思いにふけっていた時間を足し算すればいい

それから夜寝る前に結果を目視するだけで、「どれだけの時間を無駄にしているか」を、把握できるはずだ

くだらない時間とおさらばしよう

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