この記事のお悩み
- がんばってもがんばっても、充実した人生にならない…
- 仕事も人間関係も、どうしてこんなにがんばらなければいけないのか…?
このページでは、こんな悩みを抱えている方を解決する方法をまとめています。
最近は、”がんばらずに生きる方法”が注目されていて、2ちゃんねる創設者ひろゆきさんの「1%の努力」を筆頭に、生き方に関わる書籍が多く出版されています。
今の世の中的にも、「人はがんばらずに生きていくことができる」というメッセージが強い印象です。
そこでここでは、仕事・人間関係・私生活の視点から、「がんばらない生き方」についてまとめています。
読み終える頃には、あなたも新しい生き方のヒントを得ていると思います。
目次
がんばらない仕事
- いくら仕事をがんばっても結果がでない…
- 思うような成果が出ない…
もうこんな仕事生活にうんざり!と思っている人はいるのではないでしょうか?
景気が停滞し先行き不明で、会社の経営は困難な状態が続き、仕事に疲れ果ててしまう人が続出しています。
このような状態に陥ってしまうと、「あぁ、なんかしんどい」と、人生が暗く感じてしまいますよね。
だからこそ私は、無理をしてがんばるよりも、がんばらない生き方をするという考え方はアリだと思っています。
ではまずは、仕事をがんばらないことには、どういった考え方があるのかをお伝えしていきましょう。
仕事上でがんばらないとは
- 自分1人でがんばらない
- がんばることを目的にしない
- 自分の時間を大切にする
- 自分のハードルを下げる
- 起業してみる
自分1人でがんばらない
そもそも会社というのは、複数の人がチームワークで仕事に取り組み、結果や利益を出すところです。
ワンマンプレーで社内外に敵を作ったり、他人のミスを責めてギクシャクした関係になったりしては、企業の利益につながりません。
私は「自分がなんとかしてやる」と年度末に1人で残業しまくっていましたが、体調を崩し、結局何も成果はあげられませんでした。
1人でなんとかしようとせず、周りと良好な関係を作りながら、チームで目標を達成し、会社に利益を出せば良い話で、有能な人についていけばいいし、任せればいいのです。
すると気持ちにゆとりが生まれ、思わぬアイデアが出てきたり、返って良い結果を生み出すかもしれませんよ。
がんばることを目的にしない
仕事をがんばるとは、一体何をがんばっていることを指すのでしょうか?
- 深夜まで残業して会社に寝泊りしている
- 休日出勤して書類やプレゼン資料を作っている
- 仕事を家に持ち帰り毎日仕事ばかり考えてある
ただ無理をしているだけなのに、「おれはやっている」「仕事をがんばっている」と勘違いしている人がいます。
私も深夜2時くらいまで仕事場にいることが当たり前でしたが、最後には限界を迎えて退社しています。
そんな無理が普通の職場なら、もうがんばるのはやめた方が良いです。
ここですべきことは、
- 業務の改善を提案する
- 会社が働き方を見直す
- さっさともっと緩やかな会社に転職する
といったことが必要なのです。
今の働き方は正しいのかと、一度自分に問いかけてみましょう。
自分の時間を大切にする
- 多忙過ぎて休日も疲れが取れずにいる
- 友人と話す気にならない
と、いくら忙しくて充実した毎日でも、自分の時間を犠牲にしていては、いつか限界を迎えてしまいます。
だから次のように、自分の時間をもっと大切にすること。
- 月に一度はご褒美として贅沢な外食をする
- ながらく取っていない有給を使って旅行する
- ジムで体を鍛えてリフレッシュさせる
それにがんばることよりも、「どう休むか?」「どうサボるか?」という意識を持つと仕事もうまくいきますよ。
自分のハードルを下げる
営業・販売などの仕事では、ノルマがあり成果を求められますよね。
目標を持って仕事をしている人には、
- 自分の収入をアップさせたい
- 昇進、出世したい
- 車が欲しい
と、いろいろな理由があり、心の中でノルマ以上の目標を設定している人も少なくないでしょう。
しかし無謀に誤ったノルマを作ってしまうと、プレッシャーが大きくなり、限界を超えて途中で燃え尽きてしまう、といったことが起こります。
気持ちは十分わかりますが、自分のワークライフバランスを踏まえ、一度ハードルを下げることも時には大切です。
自分自身が資本なのですから、まずは資本を大事にしましょう。
起業してみる
会社や組織で働くことに疲れ果てた。
または、
今の会社では自分のやりたい夢が叶えられない。
こんな風に思っているなら、自分で仕事をしてみてはいかがでしょうか?
今はひと昔前よりも、独立したり起業しやすい環境になってきています。
起業といっても、会社を作って人を雇い場所を提供する、ということではなく、
- ITエンジニア
- 動画クリエイター
- WEBライター
- イラストレーター
このようなクリエイティブな職種や、
- ファイナンシャルプランナー
- 証券アナリスト
- 投資診断士
など、資格を活かして独立をすることを指します。
起業すれば、自分の時間の使い方は自由になり、自分の好きなことに取り組むことができます。
どうせがんばるなら、自分の得意なことや技能を活かして、まずは個人事業主として活躍してみると良いでしょう。
個人事業主は書類を提出するだけで誰でも簡単になることができます。
副業可能な会社であれば、会社が契約している税理士に頼めばすぐに手続きしてもらえるはずです。
私も個人事業主になる時は税理士に頼んで手続きしてもらいました。
仕事上でがんばらないとは
- 自分1人でがんばらない
- がんばることを目的にしない
- 自分の時間を大切にする
- 自分のハードルを下げる
- 起業してみる
ここまでは仕事について、がんばらない生き方を考えてみました。
ここからは人間関係について、がんばらない生き方について考えてみます。
がんばらない人間関係
仕事も大変ですが、職場の人間関係にも疲れてしまった人もたくさんいます。
- 嫌われたらどうしよう…
- あんなこと言って大丈夫だったか?…
- いつもイライラする人がいる…
こんな風に、なんとかしようとがんばっていませんか?
人間関係に至っては、がんばってもどうにもならないこともあるし、そもそも気が合わない人だっています。
では、人間関係をがんばらないとは具体的にどういったものなのか?一緒に見ていきましょう。
がんばらない人間関係とは
- 無理に好かれようとしない
- 関心を求めない
- 一定の距離感を保つ
- 相手のことを気にしすぎない
- 自己都合を優先する
無理に好かれようとしない
どれだけがんばっても、全ての人に好かれるというのは不可能です。
というのも、
- 性格
- 年齢、世代
- 見た目
- 立場
- 関係性
などから、どうしても嫌われることもあるのです。
だからみんなにいい顔をして、好かれようとするといった、自分自身が無理をする必要はありません。
満遍なくコミュニケーションを取っていた同僚は、八方美人だと噂されていました。
好かれているように見えて、意外とそうでもなかったのです。
人間関係は誰とでも仲良くするよりも、何でも言える信頼関係を築く方が大切です。
関心を求めない
自分に興味のない人に、どれだけ自分の良さをわかってもらおうとアピールしても時間の無駄です。
あなたにも興味のない人がいるように、世の中全ての人が、あなたに関心があるわけではありません。
そこをなんとかしようとがんばっても仕方がないので、そういう時は関心を求めないこと。
そつなくコミュニケーションを取り、必要な時に接することができる関係性であれば、なんら問題はないのです。
一定の距離感を保つ
私の経験上、人間は一定の距離感が必要です。
昔、好意を持たれている同僚から、プライベートなことを根掘り葉掘り聞かれ、困ってしまったことがあります。
親しく思っていても、距離感が近すぎて、逆に本音を言いづらくなりました。
がんばりすぎずに、適度な距離感を持って、しかるべきタイミングでコミュニケーションを取っていれば、相手も自分も疲れることはありません。
ほどよい距離感が、絶妙な人間関係を作り出してくれるのです。
相手のことを気にしすぎない
気難しい上司の機嫌、同僚の反応などを気にし過ぎて、何も言えなくなってしまったりしたことがあります。
しかし、自分が気にしたところで、相手の本質が変わるわけではありません。
また、気にしすぎるあまり、自分の意見や、自分の良さがでなくなっていまい、立場が窮屈になってしまったりもします。
相手の機嫌をとろうとがんばるよりも、自分の仕事を充実させる方が、会社にとっても、自分にとってもプラスになります。
自己都合を優先する
人間関係に疲れを感じるのは、相手の様子を伺い、相手に合わせている自分がいるからです。
例えば、
- 上司のスケジュールに合わせる
- クライアントの都合に合わせる
- 平日休みの友人に合わせる
といったことが挙げられます。
これらを全て行なってしまうと、ジムに行くとか、帰り際に買い物をするとか、自分の自由が制限されてしまいます。
だから予めスケジュールを組んでいることは、基本的には曲げず、たまに調整する程度に収めること。
「ずらせばいい」とか「暇なんだからいいじゃん」と言われても、自分のことを優先するのだと妥協しないことです。
がんばらない人間関係とは
- 無理に好かれようとしない
- 関心を求めない
- 一定の距離感を保つ
- 相手のことを気にしすぎない
- 自己都合を優先する
人間関係は、相手がいて成り立つものです。
だから自分1人でなんとかしようと思ってもどうにもならない。
そしてなるようにしかならない。
と、割り切った方が気持ちも楽になります。
がんばらない私生活
仕事や人間関係も十分がんばっているのに、
休みの日は充実させなきゃ!
と、私生活までがんばってしまい、疲れ果ててしまう人がいます。
プライベートまで完璧にしようとすると、常にピンと張り詰めた状態にあるため、何かをきっかけに全てが崩れ落ちてしまう可能性があります。
私の友人は、仕事もプライベートもスケジュールをびっしり詰め込み、一見華やかな生活をしているように見えました。しかしその後容量を超えたのか、鬱になってしまいました。
さて、いったいどうすれば、私生活もがんばらずに人生を楽しめるのでしょうか?
がんばらない私生活とは
- 期待に応えようとしない
- 人を頼ってみる
- 1人を楽しむ
- 人と自分を比べない
- 嫌なら離れてもいい
期待に応えようとしない
気の合う友人と一緒に遊んだりすると、日頃の緊張感から解き放たれてリフレッシュできますよね。
しかしその友人との間で、
- 気を使いすぎる
- 相手の要望に応えようとする
- 予定を合わせる
といったことを繰り返すと、本来の自分を見失ってしまいます。
相手に嫌われたくない、良い関係を保ちたいと願うのは悪いことではありせん。
がんばる必要はなく、相手は相手、自分は自分と思って、自分らしくいられるよう心がけましょう。
解決ポイント
- 自分の都合に合わせてもらう。
- できないことはNOと言う。
- そこまでの関係じゃないことを知る。
人を頼ってみる
たまには友人や親しい人に頼ってみてください。
「あいつに弱みを見せてはいけない」といったプライドは捨てて、素直に甘えてみるのです。
それに後から報告すると、「なぜその時言ってくれなかったの?」と、2人の間に変な壁を作ってしまいます。
彼らは昔からあなたが好きで近くにいてくれる人。だから遠慮なく頼って良い人です。
仕事、恋愛、将来についての悩みは、友人や親しい人に相談すると解決するかもしれないし、とりあえず話すと楽になります。
1人を楽しむ
あなたは友達が多い方ですか?それとも少ない方でしょうか?
もしも友達が少ないとしたら、
休みの日は1人で過ごすことが多く寂しく感じる。
と、暗く考えていたら大間違いです。
私にはそれなりに友達がいます。しかしひとりっ子であるせいか、1人で家にいることも出かけることも苦しくありません。
反対に、「1人になりたい」と思う時の方が多いかもしれません。
1人を楽しむ方法はいくらでもあります。例えば、
- 本を読む
- Twitterをする
- 外に出て散策する
- スマホを見ない1日を作る
趣味に没頭したり、気が向いたら出かけたり、自分の意思で行動できるって最高だと思います。
だから、1人でいることは幸せでしかないので、その時間を存分に楽しみましょう。
人と自分を比べない
「あいつ今度、課長になるらしいよ」
「今度子供が生まれるらしい」
仲間内のそんな話を耳にすると、心がざわついて、焦りを感じたりしていませんか?
親友から、仕事が順調で昇進した報告を聞くたびに、胃に穴があきそうなくらいプレッシャーを感じたことがあります。
しかし人と自分は、職場や生活習慣など全てにおいて違う環境にあります。だから、がんばったからといって、どうにもならないこともたくさんあるのです。
昇進も結婚も人にはそれぞれタイミングがあります。それを比べて一喜一憂する必要なんてありません。
嫌なら離れてもいい
引っ越しのタイミングや年末の大掃除に断捨離しますよね?実は物に限らず、人間関係でも断捨離は有効なのです。
例えば断捨離しても良いと思うのは、
- 会うたびに文句を言う人
- つまらない話を延々とする人
- 話の内容が重い人
と、ストレスを感じたり、自分にプラスにならない人たちです。
気を使って離れずに関係を続けていても何も変わらなければ、いっそ離れてしまった方が良いと思います。
気の合わない人間と、顔を付き合わせる時間も努力も必要ありません。一緒にいて気持ちいいな、楽だな、という人たちの輪に入りましょう。
がんばらない私生活とは
- 期待に応えようとしない
- 人を頼ってみる
- 1人を楽しむ
- 人と自分を比べない
- 嫌なら離れてもいい
努力は目的が無ければ続けられないし、目的があれば習慣化することができます。
だから「がんばる」と意気込んでやると、ほぼ100%続かないのです。
ひろゆきさんの1%の努力や、川下さんのがんばらない戦略などの書籍から、"がんばらないで生きる方法"を学んでみてはいかがでしょうか。