この記事でわかること
- 職場の上司と合わない理由は?
- 今後期待できることはあるの?
「職場の上司と毎日顔を合わせるのが嫌だ…」
「できる限り上司と一緒の時間を少なくしたい…」
職場の上司と合わなくて、この人と一緒に仕事をしたくない!思ったことはありませんか?
2020年に実施された働く男女に対するアンケートでは、なんと73%もの人が「職場に嫌いな上司がいる」と答えています
嫌いだからと言って無視するわけにはいきませんが、多くの人が上司が嫌だと感じていることが分かりますよね
そこでここでは、上司と合わないと感じてしまう原因と、そう感じてしまうときにするべきことをご紹介します
ポイント
嫌と感じたまま放って置かず、対処して働きやすい環境を作りましょう!
目次
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職場の上司と合わない原因
結論から述べると、職場の人間関係で全てうまくいっていると言い切れる人はまずいません
特に上司と部下は距離が近く、やり取りも多い間柄なので、次第に人間性が見えてきて「合わない」と感じる人は多いです
実際に私の周りでも、そしてTwitterでもこんなコメントが見られます
上司も嫌だけど、銀行というものが嫌いになった。 知りたくなかったこんな世界。 午後7:32 · 2021年8月3日 @x_Gorira_x
あんまりこういうこと言うのはよくないと思うけどめちゃめちゃ嫌いだった上司が8月から大阪に転勤してったから東京都の空気がまじうめえ 午後5:56 · 2021年8月6日 @ogwmhib
朝礼や夕礼が毎日あるけど、それってただの上司の説教の時間。特に朝礼は朝から説教されるとマジでテンションが下がる。 午前9:39 · 2021年8月7日 @buradatsu
ではまずは職場の上司と合わない原因をご紹介します
なぜ上司と合わないのか、原因が分かれば対処法も考えられますので、上司のタイプを分析することから始めましょう
職場の上司と合わない原因
- 人によって態度が全く違う
- 上司自身が仕事をしない、できない
- パワハラ・モラハラをする
- 提案や改善案に聞く耳を持たない
- 管理能力が低い
人によって態度が全く違う
1つ目の原因は、人によって態度が全く違うからです
他の同僚には優しいのに私には優しくない、と感じることはありませんか?
上司が人によって態度を変えるのは、2つ理由があります
弱い立場の部下の言葉は聞く耳を持たず、上司の上司に同調する
自分の成果につながる人をひいき目でみる
仕事のできる部下がいれば、上司も仕事がしやすくなり評価も上がります
反対に仕事ができなかったりミスが多い場合、辛く当たられるのがこのタイプです
上司自身が仕事をしない、できない
2つ目の原因は、上司自身が仕事をしない、あるいはできないことです
上司が仕事ができなければ、部下に仕事が回ってきます
余計な仕事を増やされた上に、理不尽に怒られたら「だったら自分でやればいいのに」と腹が立ちます
また仕事ができないことに気づいておらず、自分のやり方を強要する上司もいます
そのような上司であれば、近寄りたくないし話したくないのは当たり前です
パワハラ・モラハラをする
3つ目の原因は、パワハラ・モラハラをするからです
昔気質の上司であれば、ハラスメントとは気付かずパワハラ・モラハラをする人もいます
また会社独自の風習で、強く当たったり、大きな声で叱責したり、もはやいじめと言えるようなことが平気で横行している場合もあります
叱責するときに「ノロマ」や「鈍い」など、感情が出てしまい人格まで否定する上司は、とてもいい上司とは言えません
提案や改善案に聞く耳を持たない
4つ目の原因は、提案や改善策に聞く耳を持たないことです
自分なりのやり方が出来上がっているため、部下からの改善の提案に耳を貸さない上司です
このような上司は、非効率であれ自分のやり方が絶対だと思っているため、部下にもそのやり方を強要します
そして仕事をよくするために提案しても、聞く耳を持たないため却下するのです
仕事に関する価値観も合わないため、評価されることが難しくなりかねません
上司に合わせようとすると、仕事もくすぶり、大きなストレスを感じるでしょう
管理能力が低い
5つ目の原因は、管理能力が低いことです
上司の管理能力が低いことの原因は、マネジメント経験が浅いことや、働きたくないから管理職になったと考えられます
管理能力が低いと仕事もできない上に、部下の仕事を正当に評価することも難しくなります
また働きたくないから管理職になった人は、基本的にやる気がないので、こちらまで仕事のモチベーションが下がってしまいます
管理能力が低く仕事ができない上司にあたると、彼の仕事を部下達で分担せざるを得ないでしょう
職場の上司と合わない原因
- 人によって態度が全く違う
- 上司自身が仕事をしない、できない
- パワハラ・モラハラをする
- 提案や改善案に聞く耳を持たない
- 管理能力が低い
ここまで、職場の上司と合わない理由を5つ挙げました
皆さんの上司はどのタイプでしょうか
上司の態度に問題がなくても、性格により合う・合わないは必ずあります
次に対処法をご紹介するので、簡単にできることから実践してみて快適に仕事ができるようにしましょう
職場の上司と合わない時にするべきこと
では続いて職場の上司と合わない時に、取り組める対処法を6つご紹介します
上司と合わないからと諦めていては、自分の評価にも影響が出てしまいます
自分ですぐにできることから始めましょう
上司と合わない時にするべきこと
- 最低限のコミュニケーション以外は距離を置く
- 上司と同じ行動をとらない
- トラブルに備えて仕事を記録する
- 礼儀正しく振る舞う
- 異動・転職を考える
- 新しい事業を作る
最低限のコミュニケーション以外は距離を置く
1つ目は、最低限のコミュニケーション以外は距離を置くことです
仕事上必要なコミュニケーションは、挨拶や報連相など限られていますが、苦手な上司がいるとそれすらも嫌になりますよね
特に年配の方は、これまで培ってきた経験や成功体験が強いため、ちょっとした意見の違いでもぶつかってしまうでしょう
上司とあなたは年齢も価値観も違うので、うまくいかないのはごく普通のことだと受け入れてください
どうしても受け入れることが難しければ、上司とのコミュニケーションも仕事の一つだと割り切り、挨拶や業務報告のやり取りは怠らないようにしましょう
上司と同じ行動をとらない
2つ目は、上司と同じ行動をとらないことです
上司と合わないならば、上司の嫌な行動を分析してみましょう
口調が汚い、貧乏ゆすりをする、仕事がガサツなど、あなたが感じる上司の嫌な部分は、身近な人も同じく思っています
上司を反面教師とし、悪い点は真似しないよう自分の行動に繋げましょう
トラブルに備えて仕事を記録する
3つ目は、トラブルに備えて仕事を記録することです
仕事のミスを自分のせいされたり、トラブルが起きて叱責されるなど、立場上、上司の方が有利になります
自分のした仕事の内容や上司の発言を記録しておくと証拠として残るので、トラブルが起きた時に冷静に話すことができます
特にパワハラを受けているようであれば細かく記録し、社内の上層部へ相談、行政機関の明るい職場応援団や弁護士に相談しましょう
記録する内容は、ハラスメントを受けた日時と場所、内容、状況、自分が受けた影響などを残しておきましょう
礼儀正しく振る舞う
4つ目は、礼儀正しく振る舞うことです
たとえ合わないとしても、尊敬できなかったとしても、最低限のマナーは意識し、礼儀正しく接しましょう
あなたの嫌な気持ちが自分の態度に出て、そのせいで上司に不快な思いをさせ、お互い嫌な気持ちになるのかもしれません
自分の行動や言動にも非がないかを反省し、自分の行動で変えられる点はないか確認してみましょう
異動・転職を考える
5つ目は、異動・転職を考えることです
どうしても合わない・耐えられない場合は、異動や転職を考えましょう
合わない上司と仕事をし続けても、仕事は捗らず評価も得られない、ストレスは溜まる一方でメリットは1つもないからです
上司に非があるようなら、更に上の立場の人へ相談を持ちかけ、部署の異動ができないか話してみてください
異動が難しければ、退職することも考えなければいけないので、無理をして仕事を続けないこと
精神を病んでしまっては遅すぎますので、1人で悩みを抱え込まないようにしましょう
新しい事業を作る
6つ目は、新しい事業を作ることです
合わない上司と仕事をして足の引っ張り合いをするよりは、ポジティブに新規事業を作ることを考え、計画を立ててみましょう
新規事業を創出することで、自分のやりたい分野に挑戦することもでき、新しい人選も期待できるでしょう
行動に移す前に、事業について社内の人に構想を話してみたり、気の合う人と内容について語り合うと良いでしょう
気の合わない上司によってストレスを感じることもなくなり、自分のスキルアップにもつながる方法です
上司と合わない時にするべきこと
- 最低限のコミュニケーション以外は距離を置く
- 上司と同じ行動をとらない
- トラブルに備えて仕事を記録する
- 礼儀正しく振る舞う
- 異動・転職を考える
- 新しい事業を作る
上司と合わない時の対処法は、自分自身が変わるか、嫌な上司との接点を減らす、大きく分けてこの2つです
そして程度は違いますが、どの職場にも合わない上司はいます
ここで述べたことを参考に、あなたが置かれている状況に見合ったやり方で、あなたが快適に仕事をできる環境作りに役立てたら幸いです