この記事のお悩み
- おもしろい話ができない。
- 会話が盛り上がらない。
- 自信を持って話せない。
あなた周りで話がつまらない人はいますか?もしくは自分の話ってつまらないと思っていますか?
話がつまらない人には、「無意識につまらない話をする人」と「つまらない話をしていることに気づいている人」がいます。
なので、つまらない話をする人は諦めて、つまらない話をしてしまう自分は直せばいいのです。
本記事では、つまらない話をする人の特徴を押さえ、つまらない話をする人との関わり方と、話し上手になるコツをお伝えします。
話し上手になるテクニックやコツが身につくと、人の関心を引くことができますよ。
目次
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話がつまらない人の特徴
世の中にはつまらない話をする人がたくさんいます。そのほとんどが、つまらないことを自覚していない人たちです。
なぜつまらないのかというと、「話題が乏しい」「周りの反応に気付かない」など、理由は様々ですが断定できます。
では、話がつまらない人の特徴を挙げていきます。
話がつまらない人の特徴
- 話にオチがない
- 人の話をまったく聞かない
- 人の話を否定する
- 知らない話をし続ける
- 冗談が通じない
- 自慢話ばかりする
- ネガティブな話をよくする
- 内輪ネタが多い
- 表情や声のトーンが乏しい
話にオチがない
話がつまらない人には「オチがない」という特徴があります。
オチがないと会話が単調で盛り上がりに欠けます。話の方向性が見えないこともあり、聞いている人は退屈です。
必ずしも「オチがあればおもしろい」ということではありません。
しかし延々と話され、結局何を言いたいのか分からなければ、無駄な時間を過ごした気分になります。
人の話をまったく聞かない
人の話を聞かない人は、相手を理解する気持ちがありません。そのため会話が億劫になります。
あなたが何かについて一生懸命話したのに、「え?ごめん、聞いてなかった」と言われて、腹が立ったことはありませんか?
他にも、話を最後まで聞かずに自分の話したいことばかり言ったり、いつの間にか話をすり替えてしまう人もいます。
人の話を聞かない人は、
- せっかち
- 集中力が欠けている
- 同調しない
このような側面を持っています。なので会話の途中で話がコロコロ変わってしまうのです。
人の話を否定する
会話の中で、自分の意見に同意してもらえると嬉しくなりますよね。
しかし反対に否定されると不快感を抱きます。
例えば、「あのお店のご飯美味しかったね!」と話した時に「え、全然マズいんだけど。」と言われたらおもしろくありません。
たまたま好みが合わないだけなら許せます。しかし意図的に、毎回否定されてしまうと、その人の性格を疑います。
知らない話を続ける
知らない話をされてもつまらないものです。そのような話を続ける人は、次のような心境が考えられます。
- 自分のことを知ってもらいたい
- 相手を感心させたい
- 自分の知識を披露したい
つまり、自分を推したいんですよね。
しかし聞き手の心境は違います。個人差はありますが、一般的には次のようなものが挙げられます。
- 退屈する
- イライラする
- 困惑する
- 聞くのをやめたくなる
- この人は信用できないと感じる
このように明らかに温度差があり、通じ合うことはないでしょう。
本人は話してて楽しいかもしれません。しかし話を知らない人は、「早く終わってくれ」と願うばかりです。
冗談が通じない
冗談が通じないと、「この人つまらないな」と思われてしまいます。なぜなら冗談は会話を盛り上げたり、相手と親密になるきっかけになるからです。
冗談が通じないタイプは次の通り。
- 真面目な人
- 我の強い人
- 場の空気が読めない人
- 感情に鈍感な人
- 自意識過剰な人
- プライドの高い人
冗談が通じない人は、会話のテンポを乱したり、場を白けさせてしまうことがあります。
話をつまらなくさせてしまうだけでなく、周りの人から煙たがられたり、嫌われることだってあります。
自慢話ばかりする
自慢話をする人は、「退屈だ」「イライラする」と、聞き手に嫌悪感を与えます。
なぜ自慢話はつまらないのかというと、
- 聞き手にとって興味のない話題である
- 同意を求めているように聞こえる
- 上から目線で話しているように見える
このように不快に感じるからです。
自慢話をする人は、羨ましいとかすごいと思われたいという心理が働いています。
そのため話を誇張したり、実は作り話で嘘をついている場合もあります。
ネガティブな話をする
人はいつもポジティブでいられません。時にはネガティブな気持ちにもなるものです。
とは言え、ネガティブな話は聞きたくないもの。なぜなら悲しみや不安、怒りなどの感情を引き起こすからです。
ネガティブな話をする人は、周囲からこんなことを思われています。
- 暗い
- 重い
- 苦しい
- ストレスになる
残念ですが、一緒にいるだけで疲れを感じるし、こっちまで否定的な考えになりそうです。
内輪ネタが多い
内輪ネタの話をされて、会話の中に入れない時って嫌ですよね。仲間同士はおもしろいけど、第三者にとってはつまらなくて死にそうになります。笑
内輪ネタはそのグループに属していないと理解できません。話は伝わらないし、話題は広がらないし、ワンパターンで飽きます。
なので内輪ネタを話さない人の方が、話の引き出しは多いし、コミュ力は高いと思います。なぜなら優れた営業マンは、この能力に長けているからです。
表情や声のトーンが乏しい
最後は表情や声のトーンの乏しい人です。このような人は話がつまらない上、聞くのも疲れます。
表情は感情を伝える重要な役割をもっています。
喜びを伝える時は笑顔で、苦しみや辛さを伝える時は悲しい顔に。顔を見てなんとなくわかりますよね。
また声のトーンは相手に意図が伝わります。
力強い声で相手を説得し、優しい声で安心感を与える。声の強弱や抑揚だけで、相手に与えるインパクトは大きく変わります。
そのため「無表情で淡々と話す人」とか、「聞き手に目を配らない人」は、話す気が失せてしまいます。
話がつまらない人との関わり方
つまらない話をされた時、イライラしたりモヤモヤしていてはストレスが溜まる一方です。
仕事をする上で、あることがきっかけで人間関係に歪みができたら、その後の業務に支障をきたしてしまいます。
ではそんなトラブルを回避するためにも、つまらない話をする人とどう関わっていけば良いのでしょうか?
ここでは話がつまらない人との関わり方についてお話していきます。
話がつまらない人との関わり方
- 相槌を打って反応する
- 話題を変える
- 質問してみる
- 長居せず立ち去る
- 勉強のひとつと思って付き合う
相槌を打って反応する
つまらない話をする人には、とりあえず相槌を打つようにしてみましょう。
「うんうん」とか「そうだね」と、適度にうまく相槌を打てば、話を聞いているサインになるので、相手も嫌な気分になりません。
ただ、あまりやり過ぎると疲れるので、適度に言いたいことは返していきましょう。
このお母さんのように返しても、丸め込む人はいますけどね。
相槌に徹するあまり自分の言いたい事をなかなか話せない電話口のオカン【ご近所編】 pic.twitter.com/0EBghRweKJ
— はっとり (@Hattori_0512) April 10, 2022
話題を変える
相手が話しかけてきた時に、先手を打って話題を振るのも効果があります。少し嫌なやり方ですが、これもひとつのテクニックです。
例えば職場の人に対しては、報連相の「報告」と「連絡」のみをします。
- 業務連絡:「売上が昨日の時点で昨対超えました。」
- スケジュールの確認:「これから打ち合わせです。2件続くので遅くなります。」
- 情報の共有:「〇〇社の〇〇さん、退社してあそこに行ったらしいです。」
このようにあなたが先に話すことで、相手は出鼻をくじかれ、話すタイミングを失います。
ちなみに相談をすると話が長くなるので要注意です。
質問してみる
つまらないときは、素直に疑問に思ったことをぶつけてみましょう。
例えば、ネガティブなことを言う人に対し、
「そんな暗く考えてどうするの?」
「また同じことの繰り返しになるよ?」
「もう少し楽しい話をしようよ。」
と質問してみてください。
相手はまさかの発言に戸惑い、落ち込み、怒るかもしれません。しかし、これがきっかけで何かに気付き、変化が現れる可能性は十分あります。
とはいえ、強く言うと傷つけてしまいます。下手すれば関係も悪くなります。
なので柔らかい口調、トーンを意識して伝えるようにしましょう。
長居せず立ち去る
話すことが無い時って、無理やり場を繋ごうとしますよね。
天気、ニュース、芸能ネタ、そして「最近どう?」などと、大した話に広がらないことがほとんどです。
そんな時は無理せずに、
「すいません、この後があるので。」
「ではまたの機会に、失礼します。」
「後日連絡しますね!」
と、ひと言添えて、スパッとその場を立ち去りましょう。この方が相手も変に気を使わなくて済みます。
勉強のひとつと思って付き合う
仕事で接するのは、職場の人だけではありません。
顧客、仕入先、配送業者など、あらゆる企業が存在し、その人たちと接する機会があります。
その中には年上の人、役職のある人など、目上の人たちがいます。たとえ話がつまらなくても、我慢しなければいけません。
ただ、その話はあとで何か役に立つかもしれないし、あなたの事を想って話してくれているのかもしれません。
ここはひとつ勉強だと思って、黙って話を聞いてみましょう。
話をおもしろくするコツ
誰だっておもしろい話をしたいし、コミュ力を上げたいもの。
しかし、どうすればおもしろくなるか、理解はできても実行するのは難しいものです。
話をおもしろくするにはコツがあります。別に笑いを取らなくても、ウケを良くすることはできます。
「この人話しやすい」「話してて楽しい」と思われるような、話をおもしろくするコツをお伝えします。
話をおもろしくするコツ
- 明るく楽しそうに話す
- 肯定して共感する
- 語彙力を高める
- 体を使って話す
- 身近なことをネタにする
- 相手の話に反応する
- 芸人から話し方を学ぶ
明るく楽しそうに話す
明るく楽しそうに話すと、聞き手も自然と笑顔になり会話が弾みます。またそのような人は好感を持たれ、信頼されやすくなります。
明るく楽しそうに話すためには、以下の点に注意しましょう。
- 笑顔を絶やさない
- 声のトーンを明るくする
- ジェスチャーを交えて話す
- 聞き手の反応を気にする
明るく楽しそうに話すことで、あなたの話はより面白く伝わります。周りの人からの好感度もアップするはずです。
肯定して共感する
相談事というのは、実はその人の中で答えが決まっていて、「ただ聞いて欲しいだけ」という人がほとんどです。
そのため話を否定したり、「こうだ!」と決めつけてしまうと、相手は引いてしまいます。
だからまずは話を聞いて、頷き、理解し、共感すること。
「そうだよね。」「わかる。」「大変だよね。」
と、相手の気持ちに乗って言葉を返しましょう。
語彙力を高める
話がつまらない理由のひとつに、語彙力の問題があります。語彙力を高めると、話を面白くすることができます。
語彙力を身につけると、単語のバリエーションが増え、表現力が身につきます。
例えば「範囲」という単語なら、「幅」「領域」「レンジ」といった言い方があります。
もしも語彙力が豊富になれば、場面に合わせて適切な表現をすることができます。反対にわざと変な言い方をして笑わせることだって可能です。
体を使って話す
口だけ動かして話すより体を使って話す方が、相手に大きなインパクトを与えます。
表情や身振り手振りをうまく加えると、話に説得力やおもしろさ、感情が加わり、相手を引き込むことができます。
実際に体を使って話すと、次のような効果があります。
- 話にリズムや動きを与える
- 聞き手の注意を引き付ける
- 感情や意図をより明確に伝えられる
- 自分のペースで話せる
- 印象に残りやすくなる
体を使って話すといいことだらけです。意識してやってみましょう。
身近なことをネタにする
私たちの日常でよく目にするもの、使うもの、経験などは、会話をおもしろくするネタになります。
身近なことは私たちの共通認識なので、共感してもらいやすく、何より会話に困らずに済みます。
例えば漫才では、よく時事ネタが使われますよね。
最近あった事件、芸能ニュースなど、多くの人が知っている情報をネタにし、観客の心を掴む。
こうして漫才師は観客の懐に入って、思いもよらぬ展開へと運び、ドッと笑わせます。
相手の興味を引くには共感を得ること。それには身近な出来事を話すのが1番です。
相手の話に反応する
話のつまらない人は、人が話している時の反応が薄いところが特徴的です。
それは次の2つが強いからです。
- 人の話を聞けない
- 自分が話したい
会話はどんどん進んでいきます。そこで話を止めたりズレたことを言うと、「この人なんなんだ」って煙たがられます。
これを改善するには、相手の話に反応すること。「うんうん、なるほど」と頷くだけで、なにも難しいことはありません。
また手を叩いたり大声で笑ったり、少しオーバーなリアクションもしてみましょう。
芸人から話し方を学ぶ
芸人は人前で笑いを取るプロです。彼らは話の構成や話すテンポ、声のトーン、表情など、あらゆるテクニックを駆使して観客を笑わせています。
芸人から話し方を学び、真似ることで、今よりおもしろくなるのは間違いありません。
おもしろいことを言うには、先に述べた語彙力が重要であり、センスも必要になります。
それに話がおもしろい人はボケに限らず、「返し」や「話す間」が抜群にうまいです。
リズムやテンポをうまく使い、時には皮肉を言ってみたりする。彼らのテクニックを習得することで、きっと話がおもしろくなりますよ。