人間関係

明らかに話がつまらない人の特徴。話し方や伝え方を直す方法は?

この記事でわかること

  • どうして上司の話はつまらないんだろう
  • 毎回同じことを言うのはなぜ?
  • 伝え方に問題があるなら直したい

ここではこんな悩みを解決できる記事を書いています。

話がつまらない人の中には、どうでも良い話を延々と続ける人や、気付いているけど直せない人がいます。

でも実は変にプライドが高く、自分のキャラを活かせていないところに原因があり、これさえクリアすれば、誰でもつまらない人と言われなくなります。

そんな訳でここでは、話がつまらない人の特徴や関わり方、そしてつまらない話を改善する方法をお伝えしていきます。

話がつまらない人の特徴

誰もが面白い話ができて、盛り上げ上手で、うまくコミュニケーションが取れたら良いのですが、中々そうもいかないものです。

世の中にはまったく面白くない話をする人が、ご覧のようにたくさんいます。

過去の話を自慢気に話す人って今がつまらないんだろうな 午後4:40 · 2021年9月9日 @KStage280

相手に話を合わせている人ほど、つまらない 午前0:31 · 2021年9月10日 @saitekikaiya

上司のつまらない話が始まったからその場をスッと立ち去ろうとしたら「聞いてねえな!?」って言われた 聞くわけねえだろ!!!忙しいんだよこっちは!!!! 午後9:31 · 2021年9月10日 @ham_86_

つまらない話聞かされてへーすごいですねーって言ってくれるのはキャバクラだけぞ 午後2:50 · 2021年9月3日 @zetazaku0123

では一体、どんなタイプの人がつまらない話をするのでしょうか?その特徴をお伝えしていきます。

話がつまらない人の特徴

  1. 話にオチがない
  2. 人の話をまったく聞かない
  3. 人の話を否定する
  4. 知らない話をし続ける
  5. 冗談が通じない
  6. 自分の自慢話をばかりする
  7. ネガティブな話をよくする

話にオチがない

話の終わりを漫才や落語では「オチ」と言いますが、日常会話においてもこの「オチ」は非常に重要なポイントです。

また話のオチの良し悪しにすごくこだわる人もいて、オチの無い話をされると「何の話?」と突っ込まれたりもします。

話を延々と聞かされて何のオチもなければ、結局何が言いたいのかも分かりません。それに、無駄な時間を過ごした気分になります。

人の話をまったく聞かない

一生懸命話したのに「え?ごめん、聞いてなかった」と言われると腹が立ちますよね。

他にも、人の話を最後まで聞かずに自分の話したいことばかり言う人や、いつの間にか話をすり替えてしまう人もいます。

普通に話したいのに、そんなことを繰り返されると話す気が失せてしまいますし、「この人と関わりたくないな」とも思います。

人の話を否定する

会話をする中で、自分の話したことに同意や賛同してもらえると、気持ちが通じて嬉しくなりますよね。

しかし反対にそれを否定されると、モヤモヤしてしまいます。

例えば、「あのお店のご飯美味しかったね!」と話した時に「え、全然マズいんだけど。」なんて言われたら、誰だっておもしろくありません。

1度ならまだしも、毎回否定されてしまうともなると、その人の性格を疑いますよね。

知らない話をし続ける

会話はラリーが基本です。それなのに一方的に話し、しかも知らない話をされ続けても困りますよね。

例えば、親しい人にしかわからない「身内ネタ」なんか特に困ります。

本人は楽しいかもしれませんが、知らない人からすれば何のことか分からないし、「この人空気が読めないな」って感じてしまいます。

合間で話す程度なら許せますが、終始蚊帳の外では溜まったもんじゃありません。

冗談が通じない

真面目な人、我の強い人によく見られるのがこのパターンです。

場の空気を盛り上げるつもりが、「バカにされた」「貶された」と真に受け、時には本気で怒りだして場をシラけさせてしまいます。

真面目なのは良いことですが、融通の効かない生真面目はなかなか難しい人です。

またプライドが高く意地になりやすい人、気持ちに余裕のない人も、急にキレて周りが見えなくなりがちです。

自分の自慢話をする

誰でも多少は自慢話をして、羨ましいとか、褒められたいとか、目立ちたい気持ちはあるものです。

しかし度が過ぎてしまうと、聞いている方は何とも不快な気持ちになってしまいます。

例えば、自慢話ばかりする人は、

  • 自分を大きく見せたい
  • すごい人物なんだとして思わせたい
  • 俺の話を聞いて欲しい

こんな気持ちが強く、褒めれば調子に乗るし、無視すれば拗ねるしと、とにかく扱いにくい人です。

また嘘をついたり盛って話す傾向があるので、真に受けない方が良いでしょう。

ネガティブな話をよくする

人はいつもポジティブでいられません。時にはネガティブな気持ちにもなるものです。

でも、話す度にネガティブな発言をする人がいると、一緒にいるだけで疲れを感じてしまい、とばっちりを受けてしまいます。

  • 「どうせ俺なんて…」
  • 「またうまくいかないよ…」
  • 「いいよ別に…」

なんて言葉を四六時中聞かされていたら、こちらまで気分が落ちてしまいます。

ネガティブな発言ばかりする人は、よく言えば場の空気を変える力を持っていますが、残念ながら成長する力にはなりません。

「仕事で成長する人」が持つマインドに"ネガティブは無い"

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話がつまらない人の特徴

  1. 話にオチがない
  2. 人の話をまったく聞かない
  3. 人の話を否定する
  4. 知らない話をし続ける
  5. 冗談が通じない
  6. 自分の自慢話をばかりする
  7. ネガティブな話をよくする

話をおもしろくするコツ

話がつまらないと、人付き合いもうまくいかないし、少なくとも男性の場合モテません。

しかし実は、話をおもしろくするにはコツがあり、別に笑いを取らなくてもウケを良くすることができます。

「この人話しやすい」「話してて楽しい」と思われるような、話をおもしろくするコツをお伝えしますね。

話をおもろしくするコツ

  1. 肯定して共感する
  2. 語彙力を高める
  3. 体を使って表現する
  4. 身近なことをネタにする(好みを言う)
  5. 相手のペースに合わせる(自分の話を押し付けない)
  6. 相手の話に反応する
  7. 芸人から話し方を学ぶ

肯定して共感する

相談事はその人の中で答えが決まっていて、ただ聞いて欲しいだけの場合が多いです。

話を聞いて否定したり、こうだ!と決めつけてしまうと、相手は引いてしまい気分が悪くなってしまいます。

だからまずは話を聞いて、頷き、理解し、共感すること。

「そうだよね」「あるよね」「大変だよね」と、相手の気持ちに乗るように言葉を返してみてください。

すると話しやすい人と思われ、高感度がアップするでしょう。

語彙力を高める

話がつまらない理由のひとつに、話す内容が毎回変わらず、同じパターンで話していることが考えられます。

例えば英会話が苦手な人は、語彙力が足りないため、言いたいことをうまく表現できません。

「英語を勉強しても話せない」「なかなか言葉に出てこない」というのは、そもそも学んだ英語をアウトプット(会話)していないからなのです。

日常会話の中でも、最近読んだ本に書いてあった言葉を使うとか、他人の話し方を真似すると、言い回しにバリエーションが生まれ語彙力が高まります。

体を使って表現する

淡々と話すよりも、身振り手振りを加えた方が、気持ちや会話の中身が伝わりやすくなります。

対面で話す時はもちろん、電話越しでも体を動かすと声に力が加わり、見えない相手にもインパクトを与えられるのです。

体を使って表現するのは簡単です。「大きい」は手を広げて、「小さい」は親指と人差し指でつまむ感じ。

「2つお話があります」の時はピースサインでいいし、「あの件」を指す時は人差し指で上を指します。

このようにまずは言葉をなぞるように表現すれば、自然と両手で、体全体が言葉に反応するようになります。

身近なことをネタにする

延々と自分の話をするのをやめて、身近なことをネタにして会話してみてください。

できれば興味の湧くような、趣味に繋がる話題だと会話が弾みます。

興味の湧くネタ

  • ランチに利用する店
  • 話題のスポーツ
  • 美容やサプリ

このようなネタを使った話は好みが出ます。その時も「あ、それいいよね!」「私も同じ。笑」と肯定的に反応すること。

反対に「天気」の話は初対面には通用しますが、身近な人に話しても盛り上がらないので避けた方が良いです。

天気の話ばかりすると、逆に「つまらない人」って思われてしまいますよ。

相手のペースに合わせる(自分の話を押し付けない)

相手の話題の中で、相手が言葉を詰まらせた時、自分の話に持っていくのを少し我慢しましょう。

そこで自分が出しゃばると、せっかく振ってきた話題を壊すことになるし、相手は気分を損ねてしまいます。

私は過去に、人の話を壊して激怒された経験があります。

その場にいた人達はフォローしてくれましたが、主役がいる中で、自分は前に出過ぎたと分かっていたので、すごく反省しました。

場を盛り上げるために話題を変えるのは悪いことではありません。しかしその時、誰かの気分を悪くさせているとも思ってみてください。

相手の話に反応する

話のつまらない人は、人が話している時の反応が薄いところが特徴的です。

それは次の2つが強いからです。

  • 人の話をよく聞かない
  • 自分が話したい

会話ってどんどん進んでいきますよね?そこで話を戻したり、ズレたコメントをすると、「こいつ話聞いてないな」と思われます。

人の話をよく聞いていれば済む話なので、「うんうん、なるほど」としっかり反応すれば何ら難しいことではありません。

また手を叩いたり、声を出して笑ったり、少しオーバーにリアクションすると反応は伝わりやすくなりますよ。

芸人から話し方を学ぶ

そもそも話がつまらないのは何故でしょうか?おもしろいことを言えば正解なのでしょうか?

おもしろいことを言うには、先に述べた語彙力が必要で、加えてセンスが無ければ難しいですよね。

またおもしろいと思って言ったつもりが、駄々スベリして話が途切れる、なんてリスクもあります。

話がおもしろい人は、ボケがどうこうと言うより、「返し」のうまさや、話す「テンポ」の良さを持っています。

だからバラエティやお笑いは、ボケている人だけが凄いのではなく、その周りにいる司会者や、ツッコミを入れている芸人が凄いのです。

ボケて笑いを取るまでには、司会者のフリから会話のラリーが始まります。その時の「返し」と「テンポ」に注目すると、プロって凄いな!と改めて感心しますよ!

話をおもろしくするコツ

  1. 肯定して共感する
  2. 語彙力を高める
  3. 体を使って表現する
  4. 身近なことをネタにする(好みを言う)
  5. 相手のペースに合わせる(自分の話を押し付けない)
  6. 相手の話に反応する
  7. 芸人から話し方を学ぶ

話がつまらない人との関わり方

つまらない話をされた時、イライラしたりモヤモヤしていてはストレスが溜まる一方です。

例えば仕事をする上で、これがきっかけでコミュニケーションがうまく取れなくなると、何かしら業務に支障が出てしまうでしょう。

では、つまらない話をする人とは、どう関わっていけば良いのでしょうか?ここでは対処法をお伝えしていきます。

話がつまらない人との関わり方

  1. 相槌を打って反応する
  2. 話題を変える
  3. 質問してみる
  4. 長居せず立ち去る
  5. 勉強のひとつと思って付き合う

相槌を打って反応する

1つ目

相槌を打って反応しましょう。

つまらない話をする人には、とりあえず相槌を打つようにしてみましょう。

「うんうん」とか「そうだね」と、適度にうまく相槌を打てば、話を聞いているサインになるので、相手も嫌な気分になりません。

ただ、あまりにも相槌を打ち過ぎると疲れるので、適度に言いたいことは返していきましょう。

このお母さんのように返しても、丸め込む人はいますけどね。

話題を変える

2つ目

話題を変えてみましょう。

相手が話しかけてきた時に、先手を打って話題を振るのも効果があります。

例えば、職場の人で話のネタが思いつかない場合は、報連相の「報告」「連絡」のみをすること。

  • 業務連絡をする:「昨日の売上は〇〇で今月の時点で昨対は既に越えましたね。」
  • 今日のスケジュール確認をする:「この後外出し2件回るので戻りが遅くなります。」
  • 情報を共有する:「〇〇社の〇〇さん、退社してあそこに行ったらしいよ。」

このようにあなたが先に話すことで、相手は出鼻をくじかれ、話すタイミングを失います。職場では最善の方法と言えるかもしれませんね。

ちなみに相談をすると話が長くなるので、報告と連絡のみにしましょう!

質問してみる

3つ目

思い切って質問してみましょう。

思い切った方法ですが、つまらないと思う部分に対して素直に質問をぶつけてみましょう!

例えば、ネガティブ発言をする人に、

  • 「どうしたらそんな考えになるの?」
  • 「悲観的に考えすぎじゃない?」

と質問してみてください。

相手はまさかの質問に戸惑うでしょうが、自分の発言に対して他人が疑問を持っていることに、何かしら気付くかもしれません。

とはいえ、強い言い方をする相手は引いてしまい、下手すれば関係が悪くなってしまいます。

柔らかい口調、表情を意識して伝えると良いですよ!

長居せず立ち去る

4つ目

長居せず立ち去ってみましょう。

つまらない話をする原因のひとつに、「間を持たせる」が考えられます。

実は相手は気を使い、無理やりコミュニケーションを取ろうとして、話し始めているのかもしれないのです。

天気、ニュース、そして「最近どう?」あたりが、話すネタが無い時によく使われます。

そんな時は軽く会話して、すぐにその場を立ち去る方が良いかもしれません。

勉強のひとつと思って付き合う

5つ目

勉強のひとつだと思って付き合いましょう。

社会に出て出会う人たちは、何も職場の人間だけではありません。

クライアント、仕入先、配送業者、その他関連企業等、多くの人たちと絡む機会があります。

その中には、立場や年齢の異なる人もたくさんいて、例え話が下手でも、重要なポジションの人や不思議と興味の湧く人もいます。

だからつまらない話をする人との繋がりは、全部が全部無駄という訳でもありません。

何かに役立つことかもしれないし、あなたの事を想って話してくれているかもしれません。つまらない話も、意味を成すことがあるのです。

話がつまらない人との関わり方

  1. 相槌を打って反応する
  2. 話題を変える
  3. 質問してみる
  4. 長居せず立ち去る
  5. 勉強のひとつと思って付き合う

まとめ

ここでご紹介したことが全てではありません。

自分なりに関わり方、方法を考えることで、会話のパターンが豊富になり、人間としても成長するチャンスになります。

マイナスな出来事も違う角度から見れば、自分のプラスになることもたくさんあります。それに自分だって実は話がつまらないと思われているかもしれません。

だから周りからヒントを得て、客観的に自分を観察し、自身の会話力も養うようにしてみましょう!

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