この記事でわかること
- 社畜の人に共通する特徴と、脱社畜するための解決ポイント!
「いつも仕事を優先している気がする…」
「社畜から抜け出して自由な時間が欲しい…」
社畜とは辛い仕事でも文句や愚痴を言わず、会社の言いなりになって働く人を比喩したものです
自分が社畜かもしれないと気付ければ良いのですが、まずいのは「社畜」と聞いてピンときていない人です
ここでは社畜の人に共通する特徴と、脱社畜するための解決ポイントをご紹介します
ポイント
社畜の人にはどんな共通する特徴があるのかを確認し、どうすれば改善できるのかを考えましょう!
目次
本記事のリンクには広告がふくまれています。
社畜の人に共通する特徴と解決ポイント
さて、"社畜の人"とはどのようなことを示し、共通する悩みを持っているのでしょうか?
社畜に休み無し 夜勤かいし 午後7:35 · 2021年9月11日 @den321981037
社畜お疲れ様やで自分よ‼︎ 足腰砕けるほどお客さん来すぎやで 午後8:55 · 2021年9月11日 @TfZqc2htKXuM71o
「20時間以内に終わらせてね」この言い方、社畜してた時にすごい言われたことを思い出した 午後7:37 · 2021年9月11日 @5Hanamuko
彼らのように悩み、自分が社畜であると思っていたら、尚更要注意です
それでは社畜の特徴をまとめていきますので、それぞれ解決策を加えてお伝えしていきます
社畜の人に共通する特徴
- 残業・休日出勤が当たり前だと思っている
- 会社の評価を気にしている
- 自分より肩書きが上の人には絶対服従
- 言われたことしかできない指示待ち人間
- 社員全員に気に入られようと考えている
- 自分の仕事に対する姿勢を部下にも強要する
- プライベートではやることがない
- 会社以外での人付き合いがない
- 自分の将来像を描けていない
- お金は使わずに貯金に回している
- 口数が少ない、マイナス思考である
残業・休日出勤が当たり前だと思っている
その1
残業・休日出勤が当たり前だと思っていることです
社畜の最も顕著な特徴と言えるのが、残業や休日出勤に疑問を持たず、さらにはその多さを表面的には嘆きつつも、心の中では自慢しているところにあります
例えば、「今月は120時間も残業して大変だった、本当に勘弁して欲しい」と残業に不満を漏らすセリフを口にするが、その表情をよく見ると顔には「こんなに残業した俺はすごい」「俺は会社から必要とされている」などの言葉が隠れているのです
連日残業が発生しても文句を言わず、終電で帰ることが1つのステータスであるかのような勘違いをしているのです
解決ポイント
まずは、仕事に集中して取り組み、定時退社を目指すことです
残業や休日出勤が当たり前だと思っている人は、だらだらと仕事をしている人が多い
それではいつまで経っても現状のままで、プライベートの時間も確保できず、成長にも繋がりません
早く仕事を終わらせることを意識しましょう
・残業や休日出勤は当たり前ではない
・定時退社できるよう、早く仕事を終わらせる意識を持つ
-
ブラック企業の基準とは?その特徴と実際の現場から考えられる解決ポイント
続きを見る
会社の評価を気にしている
その2
会社の評価を気にしていることです
自分の評価を意識するのは悪くありませんが、社畜の人は会社の評価まで気にしてしまいます
「自分が成果を出さなければ会社に貢献できない」
「ミスをしたら会社のイメージダウンに繋がる」
と、変な責任感を感じてしまうのです
その結果社畜となり、会社のために人生を捧げるような生活を送るようになってしまいます
解決ポイント
まずは会社の評価と自分の評価を切り離すことから始めましょう
取引停止やニュースに取り上げられるほどの大きなミスをしてしまえば、会社へ大きな不利益を生みますが、あなただけが責任を取る必要はありません
まして細かいミスなどで会社の評価を下げるほど、あなたの影響力は強いと思いますか?
もう少し気楽に仕事に取り組みましょう
・会社の評価と自分の評価を切り離して考える
・自分の影響力はそれほど強くないことを知る
自分より肩書きが上の人には絶対服従
その3
自分より肩書きが上の人には絶対服従することです
社畜の人は、上司からのお願いや誘いを絶対に断りません
自分より目上だと感じると極度に相手の顔色を伺い、当たり障りのない言動を徹底して心がけます
そのせいで本来の自分のパフォーマンスを発揮できない、という悪循環に陥ってしまうのです
解決ポイント
これは至って簡潔です、自分の軸を持ちましょう
自分の軸とは、「これだけは譲れない」「信念」などです
自分が大切にしていること、自分に必要なことをしっかりと分析して見つめ直し、意思を持って行動しましょう
それができれば自信につながり、仕事における成果にもつながります
・ブレない「自分の軸」をしっかり持つ
・目上の人からのお願いや誘いを断る勇気を持つ
言われたことしかできない指示待ち人間
その4
言われたことしかできない指示待ち人間だということです
社畜と呼ばれる人は、上司の指示がなければ何もすることができず、また無理難題を押し付けられても不満を漏らすことなく素直に従ってしまいます
そのような状態に陥ってしまう原因の1つは、ブラック企業によく見られるダブルバインドというパワハラの一種です
上司にこの仕事はどのようにすればいいかを尋ねると、それくらい自分で考えろと怒られ、だからと言って自分で考えて行動したら、指示もないのに勝手なことをするなと怒られるのです
そのような状況では自分から動くのが怖くなってしまい、上司から指示が出されなければ動けなくなってしまうのも無理がありません
指示さえあれば奴隷のように働く、ブラック企業にとって大変都合のいい人間になってしまっているのです
解決ポイント
正直、これは言われたことだけやっていればいいです
あえて解決ポイントを挙げるなら、転職することですかね
それが難しければ個人的に勉強したり趣味を見つけて、仕事は仕事で脳死してこなしましょう
その会社で出世を目指すのは現実的ではないので、ただ仕事をすることだけに専念するほかないのです
・自分の考えを持って行動できる会社に転職する
・仕事は仕事と割り切り、何も考えずに作業をこなす
社員全員に気に入られようと考えている
その5
社員全員に気に入られようと考えていることです
上司はもちろん、同僚や部下全員に気に入られようと努力していませんか?
社畜の人にとって会社に居づらくなることは絶対に避けたいので、全ての人にいい顔をする八方美人になってしまうのです
その結果、精神を消耗してしまい、仕事に集中して取り組むこともできなくなり、逆に評価を下げてしまう可能性もあります
解決ポイント
全員に気に入られるのは不可能なので、人目を気にしないのが一番です
身近な社員とだけ良い関係を築き、少人数のグループで仲良くすれば、大きなトラブルも起こらずに平穏な会社員生活が送れます
それでもより多くの人に認めてもらいたいのであれば、仕事で成果を出すしかありません
それができれば自ずと周りの評価も上がることでしょう
ただし仕事ができる人には「妬み」を持つ人がいることもお忘れなく
・人目を気にせず特定の社員だけと良好な関係を築く
・仕事で成果を出して認めてもらう
自分の仕事に対する姿勢を部下にも強要する
その6
自分の仕事に対する姿勢を部下にも強要することです
これまで社畜の人は上司の言うことが絶対だと言ってきましたが、視点を変えればその上司も社畜なわけです
つまりは社畜の上司は、部下へ仕事に対する姿勢を強要していることになります
これによって社畜の人が上司になると、その部下も社畜になるという連鎖を生み出し、会社自体がブラック化しやすくなるのです
解決ポイント
部下へ仕事に対する姿勢を強要するような態度を取っていると気付いた時点で、自分を見直すよう心がけましょう
改めて部下と真摯に向き合ってみることで、自分にも部下にも良い変化が訪れます
その上で会社の将来や体制に疑問を持ったなら、転職や独立などを視野に入れて切り替えていくといいでしょう
・自分の部下に対する姿勢を見直す
・部下と向き合い、自分の悪かったところは反省する
-
"職場の上司と合わない"時は上司に期待せず自分を変えていくこと
続きを見る
プライベートではやることがない
その7
プライベートではやることがないところです
時間があってもプライベートが充実してなければ、残業や休日出勤をすることに「まあいいや」という思考になってしまいます
仕事にやりがいや価値を見出せていれば良いのですが、「別にやることがない、自分はただの社畜だ」と捉えていたら、とても良くない状況です
プライベートがあるからこそ仕事とのメリハリがつき、双方に良い刺激になるのに、休日を含めて働き続けると仕事が慢性化してしまいます
解決ポイント
プライベートでやること、楽しみを作ることですね
外へ出かけたり、誰かと会ったり、普段接しない環境を作ることで、仕事に対する見方や考え方も変わります
毎日が充実すると、将来に向けて前向きな気持ちになり、自分の人生を計画的に考えるようにもなります
・プライベートで楽しめる趣味を見つける
・まとめて休暇を取り、少し仕事から離れてみる
会社以外での人付き合いがない
その8
会社以外での人付き合いがないことです
これは多くに人に当てはまりそうですが、会社以外の人付き合いがないと、仕事とプライベートのメリハリが薄くなります
会社以外の人付き合いがあったとしても、残業や休日出勤で会う時間が作れないことで、徐々に疎遠になってしまうことがあります
そうなると会社にしか自分の居場所がないと感じ、より社畜性が増してしまうのです
解決ポイント
電話やメールで家族や友達に連絡を取ってみましょう
仕事の愚痴を聞いてもらい、反対に相手の話を聞くことで、心が休まったり、新たな発見や気付かされることがあるかもしれません
または新たなコミュニティを築くのもいいでしょう
居酒屋に1人で行ったり、社会人サークルに所属するなどして、積極的に交友の輪を広げる行動をするといいですよ
・会社以外の人と連絡を取り、一旦会社から離れる
・新たな出会いを探しに自分から行動する
自分の将来像を描けていない
その9
自分の将来像を描けていないことです
数年後にどうなっていたいか、そのためには今何をしないといけないかという、具体的なイメージが出来ていない人は社畜になりやすいです
自分が掲げる将来像がないと、今の自分がどこにいるのか?ずれているかのかも判断できず、今の働き方に対して疑問に思うこともなくなります
その結果、会社や上司の言うことに従うことが、自分の仕事だと考えるようになる危険性があるのです
解決ポイント
まずは自分の将来像を描くことが大切です
ほんの少し先、1ヶ月でも1年でもいいので、考える習慣と簡単なプランを立てましょう
また将来像を明確にすると、下積みをいつまで続けて次のステップへ進むべきか、期間を設けて考えられます
その時にしていた仕事が描いていたイメージからずれていれば、軌道修正も簡単です
・ほんの少し先でいいから将来像を描く
・自分の将来像と会社での働き方が合っているのか考える
お金は使わずに貯金に回している
その10
お金は使わずに貯金に回していることです
貯金すること自体はなんの問題もありませんが、社畜は理由もなく、なんとなく貯金しているのも特徴的です
口では「将来が不安だ」「お金がない」などと言っていますが、 なんとなく貯金をしているだけ、お金についての考えが足りないのです
私の周りにもこのタイプがいて、お金はたんまりありますが、結婚はおろか彼女すらできない、40を過ぎたおじさん先輩が2人もいます
解決ポイント
貯金は少しだけ、あとは自分の成長への投資に使うことをお勧めします
生活費以外のお金を丸々貯金するのではなく、自分のためにある程度出費をすることで、日々の充実や将来への不安対策につながります
自分の市場価値をあげたいのなら、自己投資を惜しんではいけません
・貯金を自己投資に回す
・貯金するなら目的を持って貯金する
・ダサい服、髪型、トークを直し、女性ウケする努力に投資する
口数が少ない、マイナス思考である
その11
口数が少ない、マイナス思考であることです
これまで述べた会社や上司との関係性により、能動的に働くことのできない社畜になると、自然と口数が少なくなり、マイナス思考に陥りやすくなります
この状態になることで周りとの関係に問題が生じ、さらに暗くネガティブな人間が出来上がってしまいます
うつ病などの精神疾患にもかかりやすくなり、取り返しのつかないことにもなりかねません
解決ポイント
自分が楽しめる仕事や趣味、友達を見つけ、口数を増やしていくことから始めましょう
決して誰かにこき使われたり、嫌なことを耐え続けるために生きる必要はありません
また規則正しい生活を送ることも重要です
楽しいことがあり毎日が充実することで、思考も前向きになっていきます
・口数を増やせるよう工夫する
・充実した日々を送り、プラス思考に変えていく
社畜の人に共通する特徴
- 残業・休日出勤が当たり前だと思っている
- 会社の評価を気にしている
- 自分より肩書きが上の人には絶対服従
- 言われたことしかできない指示待ち人間
- 社員全員に気に入られようと考えている
- 自分の仕事に対する姿勢を部下にも強要する
- プライベートではやることがない
- 会社以外での人付き合いがない
- 自分の将来像を描けていない
- お金は使わずに貯金に回している
- 口数が少ない、マイナス思考である
以上、社畜の人に共通する特徴から、社畜を脱する方法をまとめました
必ずしもここの全てが、社畜の人に当てはまるわけではありませんが、会社よりもまずは自分の幸せを優先し、そして前向きに生きていきましょう