この記事のお悩み
- 自分だけ仲間外れにされていない?
- なんで言った通りに動かないの?
- 自分が正しいと思うんだけど?
- 干渉しないようにするにはどうすればいい?
こんな悩みを解決する記事を書きました。
この記事でご紹介する、
- 干渉は何もメリットがない!
- 干渉しない人はたくさん得している!
ことを理解すると、無駄に疲れることが無くなり、人生がめちゃくちゃ楽になります。
実際に干渉気味だった私が、そこから抜けたことで感じたエピソードを踏まえてお伝えしていきますね!
目次
「干渉する人」に共通する6つの特徴
人と関わる上で、他人の問題や行動に干渉する人が存在します。
干渉する行動は、相手にストレスや不安を与えるだけでなく、関係を悪化させる可能性もあります。
ここでは、他人の問題や行動に過剰に関心を持ち、干渉や介入をする傾向のある人の特徴と、その行動が周囲に及ぼす影響について解説します。
干渉する人に共通する6つの特徴
- おせっかいな性格
- 自分の意見を押し付ける
- 不適切なアドバイスをする
- 支配的な態度
- 過度な期待や要求をする
- 自分の思い通りにしたい
おせっかいな性格
「相手のためになる」という好意から手助けをする。
困っている人を助けるのは良いことですよね。
しかし時には、相手は必要としていないかもしれません。
おせっかいな性格の人は、他人を助けることで自分自身が満足する傾向があり、時には相手の意向を無視してまで行ってしまうこともあります。
また、相手が自分で問題を解決できる場合でも、「私がやらなきゃ」という責任感から、強迫観念に近いものを作ってしまうのです。
自分の意見を押し付ける
干渉する人は、自分が持っている考えや意見を押し付ける傾向があります。
このような行動は、相手の気持ちを無視することになり、相手に不快感や不満を引き起こすきっかけになります。
また、相手にストレスを与えるとともに、コミュニケーションがうまくいかなくなり、大切な信頼関係だって崩れるかもしれません。
不適切なアドバイスをする
自分が持っている知識や経験を基に、相手にアドバイスをする。
しかし、その内容が不十分であったり、相手の事情や背景を知らずに言っても伝わりません。
このような場合、アドバイスをした相手に、
- 問題を解決できない。
- 問題を悪化させてしまう。
- 従って行動し失敗してしまう。
といった悪い影響を与えてしまうかもしれません。
専門的な知識や経験がない場合、適切なアドバイスをすることはできないため、余計なことは言わない方が良いです。
支配的な態度
自分が優位な立場にあると感じた場合に、他人を支配しようとする傾向のある人。
このような人は、自分の意見や方法が正しいと信じ、他人を説得したり、自分の意見を押し付けたりすることがあります。
その結果、他人の自由や権利を侵害し、相手にとって不快な状況を引き起こしてしまいます。
このような態度は、良い人間関係を築く上で障害になり得るため、適切なコミュニケーション能力を身につける必要があります。
過度な期待や要求をする
自分の欲求や優先事項を他人に押し付ける。
または期待や要求が高く、それを他人に強く求めてしまいます。
これにより、周りの人々に対しストレスやプレッシャーを与えることになります。
更に期待値や要求度が高いため、周りに対する評価が厳しくなり、相手がそれに応えられないと、不満や失望を感じてしまいます。
このような状況が続くと、人間関係の悪化に繋がり、ますます望むような答えを得られなくなります。
自分の思い通りにしたい
物事をできるだけ自分の思い通りにコントロールしようとする強い欲求のある人。
このような人は、自分自身のことはもちろん、周りの人や状況までもが自分の思い通りにならないとストレスを感じます。
そのため、自分自身や他人の行動に強い制限やルールを設けたがり、思い通りにならないと攻撃的になったり、不機嫌な態度をとったりします。
自分が干渉してわかったデメリット
「別に干渉したくない!」と思っても、一度でもその人の言動が気になると、なかなか抜け出せないですよね。
しかし結論から言うと、人の言動に干渉しても何の意味もないのです。
干渉は自分の価値観を押し付けることになり、相手は不快な思いをしてしまいます。
実際に私が干渉していた頃に気付いたことを3つ挙げると、
- 自分の思い通りに人は動かない
- 干渉している時間が無駄になる
- イライラが募りストレスが溜まる
このようにデメリットしかありませんでした。
まずは私が経験したこの3つのデメリットから詳しくお話します。
自分の思い通りに人は動かない
先に述べた通り、自分の価値観を押し付けても、自分の思い通りに人は動きません。
人には個々の考えがあり、それを否定したり矯正しようとすれば、嫌がられるのはごくごく当たり前のことなのです。
例えばあなたが整理整頓しないと気がすまない性格だとしても、
- 散らかってる方が安心する
- その人にとっては綺麗である
- 整理整頓の概念がない
と、人によって考え方は多種多様です。
仮に「ちょっと汚いから綺麗にしよう」とお願いしても、自分が考える「綺麗の範囲」と、相手が思う「綺麗の範囲」は異なります。
だから自分の思い通りに動かそうとしても、その通りにするのは難しいのです。
干渉している時間が無駄になる
周りの言動が気になるかもしれませんが、いくら干渉しても、残念ながらその時間は何の役にも立ちません。
なぜなら干渉している間は、ただひたすらその人に時間を取られてしまうからです。
人を動かすには、その人の意思を動かさなければいけません。
「やってよ」「頼むよ」と強要する行為は、その人の意思に反することです。
だから干渉するのではなく、「その人の意思で行動を起こすよう働きかける」ことです。
自分がこのように『考え方を変える』という努力をする必要があるのです。
イライラが募りストレスが溜まる
干渉するとイライラしてストレスが溜まります。
基本的に相手の悪いところばかりを見たり、粗探しをするためにイライラしてしまうのです。
普段職場で関わる人に対しても、
「部下が動いてくれない」
「あの人は何もしてくれない」
「言わないとやらない」
こんなことを思っていたらイライラするのは当たり前です。
だから「見ていてイライラする」のではなく、「自分が干渉しているからイライラするんだ」ということに気付くこと。
イライラの原因を見つける訓練をすると、イライラしなくもなります。
干渉しないことを選ぶ理由
人に干渉するとデメリットがあるのは、干渉する人の特徴から分かります。
その特徴は次のようなところが挙げられます。
- 「仲間外れが怖い…」
- 「自分の支配下に置きたい」
- 「人をコントロールしたい」
- 「周りに感謝されたい」
- 「自分が正しい」と思っている
- 過度な心配症
これらを元に干渉しない人が、他人に干渉しない理由を具体的に解説していきます。
干渉しないことを選ぶ理由
- 自分が干渉されたくない
- ドライに生きる方が楽
- 感情をコントロールできる
- 深追いしなくて済む
- 思いやりを持てる
- 自分の特徴を活かせる
自分が干渉されたくない
人に干渉しない人は、自分自身も干渉されたくありません。
なぜなら干渉はストレスになることを知っているからです。
干渉された経験のある人は、きっとこんなことを思ったでしょう。
「いちいちうるさいだよ」
「毎回説教くさいなぁ」
「ほら、分かりきったことばかり言う」
「大体求めている答えを出さないんだよ」
干渉には、誰かへの執着や怒りが含まれています。
だから干渉を受けた方はストレスになってしまうのです。
相手に不快な思いをさせる、嫌な気持ちになるのを知っている経験を持っているから、干渉しないし、干渉されたくないのです。
ドライに生きる方が楽
干渉されたくない人は、他人に深い関心を持たず、ドライに生きる方が楽だと考えます。
例えば、
「他人に我慢しなければいけない」
「人との絶え間ないドラマが続く」
自分のこんな気分にうんざりしてしまいます。
であれば、他人の問題に関わることなく、むしろ自分の中に閉じこもり、余計な興味を持たないことを選択する。
このような生き方は孤独かもしれませんが、振り切ってしまえば割と生きやすいものです。
ドライな人の特徴については、『ドライな人の特徴って?実はドライな人ほど優しいし全然冷たくない』を参考にしてみてくださいね。
感情をコントロールできる
自分の感情は自分でコントロールできます。
「嬉しい」「悲しい」といった感情を感じた時、その感情に基づいて行動するか、押しとどめるかを意識的に決めるのです。
例えば、他人に怒りを感じているのなら、それをぶつけるか、深呼吸して落ち着くか、どちらかを選びます。
つまり干渉しなければ、怒りすら感じなくなるのです。
自分の感情を認識し、それをコントロールできるようになると、ストレスも軽減します。
深追いしなくて済む
他人に干渉しないのは、深追いしないのと同じです。
彼らは、細部にこだわり過ぎないよう、線引きするタイミングを心得ています。
そうして全体像に集中すると、ワークライフバランスを保つことができます。
仕事において細かいことに煩わせない、深追いしない方が、将来性があったり、長期的に成功する傾向があります。
答えを探し続けても結果は変わらないのに、先読みしすぎて余計な時間を投じたり、何でも用意周到なのはとにかく無駄です。
思いやりを持てる
人に干渉すると、相手の欠点や失敗、短所などマイナスな部分を見てしまいがちです。
反対に干渉しなければ、その人の持ち味や価値などプラス面が見えるので、思いやりを持つことができます。
例えば、私が人に干渉していた時は、「ほんと雑だな」とか「遅い」などと、自分軸で人を判断していました。
干渉せず距離を保つようになってからは、その人のやり方、癖、特徴を理解し、言葉や行動に思いやりが持てるようになったのです。
もしも相手のマイナス面ばかり目に入ってしまうのなら、「干渉しないの」と自分に言い聞かせてみてください。
自分の特徴を活かせる
干渉しなければ、自分が得意とすることや、自分の特徴を活かせるようになります。
周りを気にすると、自分も周りからの目が気になってしまい、自分の特徴を活かせなくなってしまいます。
例えば、もともと集中力のある人は、周りが気にならない方が仕事が捗りますよね。
その集中力を活かせば、短時間で成果を出せるようになるし、早く帰れるようになります。
周りから「協調性がない」と思われても、仕事で結果を出していれば会社は何も言わないし、時間が解決してくれます。
コミュニケーション能力の高い人は、干渉するのではなく、自分を活かした会話・接し方をすれば良いのです。
他人に干渉しない方が人生は楽しくなる!
繰り返しになりますが、人の言動に干渉しても何の意味もありません。
私自身それを経験し、自分の都合を無意識に強要していたんだと理解しました。
冒頭で述べた通り、干渉は主に次の3つのデメリットがあるので、自分は自分、他人は他人と思って楽に生きましょう。
干渉して分かったデメリット
- 自分の思い通りに人は動かない
- 干渉している時間が無駄になる
- イライラが募りストレスが溜まる