この記事のお悩み
- 職場の人間関係がめんどくさいと感じるようになった。
- 友達付き合いがだるい。
- めんどくさい人から逃れたい。
人間関係というのは元々めんどくさいもので、どう付き合っていけばと悩むのは至って普通のこと。
なぜなら、人の悩みの90%は人に属していることが明らかになっているからです。
とは言え、めんどくさい人間関係はなんとかしたいものですよね。
この記事でお伝えする対処法で、人間関係が楽になったり解決するコツを掴めると思います。
その理由のひとつに、ドライな関係性が良いことをこちらの記事でお伝えしています。
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人間関係がドライな人の特徴って?実はドライな人ほど優しいし全然冷たくない!
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私も変に情深い性格をやめたことで、以前のような人間関係に対するめんどくささを感じなくなりました。
そこで今回の記事では、人間関係のありがちなめんどくささ、それに対する対処法やメリットをまとめています。
昨日までの人間関係の煩わしさを解消できるヒントが得られ、今後の生き方や働き方に活かせる知識が得られると思います。
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人間関係がめんどくさいと感じる時
「あー、人間関係めんどくさっ」と感じる時ってありますよね?
Sirabeeが10代〜60代の男女約1,800名にとった調査でも、「人付き合いを面倒に思っている」と答えた人は全体の58%いました。
単純に、2人に1人はめんどくさいと感じているということです。
日々、人間関係で悩みたくないものですが、なかなか回避できないのが本音で、不満を撒く人はたくさんいます。
社会人になってからも人間関係はめんどくさいけど、学生時代もなかなかめんどくさいと思う。午後6:46 · 2022年1月11日 @_53kuzuningenn
人間関係もネットも全部疲れためんどくさい 午前2:22 · 2022年1月8日 @yuzuaiu
人間関係ってほんまめんどくさいよな。人間関係得意やし好きやけど1番悩まされるのも人間関係やわ。午前6:44 · 2022年1月7日 @jyo_minoCillkai
さて、あなたはどんな時に人間関係がめんどくさいと感じますか?
まずは人間関係がめんどくさいと感じる瞬間をまとめていきますね。
人間関係がめんどくさいと感じる瞬間
- 相手が不機嫌な時
- 個人的なことを聞かれる時
- 愚痴や噂話を聞かされる時
- 嫉妬される時
- 噂が一人歩きしている時
相手が不機嫌な時
相手が不機嫌な時に接すると、すごくめんどくさく感じますよね?
タイミング悪いなぁ…
イライラされても困るんだけど…
別のところで吐き出してくれよ…
と、相手の機嫌を伺いながら話すことが億劫になります。
自分とは合わない人と関わらなければいけない時もあるし、特に仕事をする上では、職場の人間や顧客が対象となるため逃げ道がありません。
ゴマをすったり冗談を交えたりと、なんとかその場を抜け出すために気苦労する羽目になります。
中には八つ当たりされ、無駄にストレスを抱えてしまうこともあります。
個人的なことを聞かれる時
あまり話したくないことを、根掘り葉掘り聞かれると嫌な気分になります。
「それを知ってどうするの?」
「少し気を遣って話せないの?」
と、内心では思うものの、ずけずけと来られるとどう否定して良いのか分からなくなります。それに、それほど深い関係性でなければ、話したくないことまで詮索され、とても不快に感じます。
特に男性から女性に対しての行為は、セクハラにもなりかねませんし、ハラスメントとして捉えられることも十分考えられます。
ハラスメントの対象
- セクハラ - 性的な嫌がらせ
- パワハラ - 優位的な立場による攻撃
- コミュハラ - コミュニケーションの強要
愚痴や噂話を聞かされる時
裏で愚痴や悪口、噂といったネガティブな話をされると気分が悪くなります。
多少共感できる程度なら許容できますが、度が過ぎると「もしかして自分のことも他で…?」と勘ぐってしまいます。
それまで仲が良かったとしても、1度信用できなくなると相手の話すことに抵抗が生まれ、関わるのがめんどくさくなります。
毎回誰かの悪口を言い、根拠の無い噂話を持ちかけられると、その人の側にいるだけで苦痛を感じるようになります。
嫉妬される時
人を羨む気持ちは誰にでもあり、時には嫉妬することもあるでしょう。
嫉妬というと女性に多いイメージですが、実際のところ男性の方が嫉妬深く、ひどく根に持ちます。
例えば、
- 仕事で成績の良い社員を羨ましく思う上司
- コンスタントに収入を増やしている友達
など、男の場合、心では「なにくそ!」と思っています。また、異性に対する嫉妬心も強く、女性を殺害する犯人のほとんどは付き合いのある男性です。
自分に持っていないものに対して「いいなあ」と思う気持ちは、多少なりとも誰もが持ち合わせていること。
人は身近な人に嫉妬しやすいという研究結果もあるように、身近な人にその気持ちをぶつける人は非常にめんどくさいです。
噂が一人歩きしている時
どのグループにも口の軽い人はいるものです。
その人だけに話したつもりが、次の日には周りの全ての人が知っていて、「話さなければ良かった」と後悔します。
最悪なのが、自分の知らないところで噂が先行し、悪いイメージを持たれてしまうこと。
例を挙げると、
- 「〇〇のこと悪く言ってたよ」という嘘
- 仲が良いだけで付き合っていることになっている
- 起きてもいない仕事のミス
人間関係のトラブルが拡大したり、仕事でクライアントから言われたりすると、驚くと同時に強烈に嫌な気持ちになります。
ありもしない事実を噂されるほど、めんどくさいという側面に加え、信用もできなくなってしまいます。
人間関係がめんどくさいと感じる瞬間
- 相手が不機嫌な時
- 個人的なことを聞かれる時
- 愚痴や噂話を聞かされる時
- 嫉妬される時
- 噂が一人歩きしている時
人間関係がめんどくさい時の対処法
では、人間関係がめんどくさい状況にならない方法を考えていきます。
先に述べたことから、まずは次の2点を基本とします。
- めんどくさい人を避ける
- めんどくさい人を無視する
これは友達でも職場でも、リアルであろうがネット上であろうが、範囲は違えど可能なことです。
また今対象としているその人は、長い目で見れば小さな問題であるだろうし、何をされても知ることができない環境、つまり、あなたが知らなければ解決することです。
これらを踏まえて、少し具体的な対処法をお話していきます。
人間関係がめんどくさい時の対処法
- 距離を置き関わらないようにする
- 無理に好かれようとしなくていい
- 自分の気持ちに正直になる
- 割り切った付き合い方をする
- 自分の生活を充実させる
距離を置き関わらないようにする
まず、一番有効な方法は、めんどくさい人と関わらないことです。
- 職場の人とはオフの日に連絡を取らない
- 苦手な人はグループでしか関わらない
- 仕事がらみ連絡はSlackのみにする
- 「〇〇さんから直接聞いて」と知らないフリをする
このように、接する場面を制限したり、1対1になる環境を避けます。
恐らくめんどくさい人は、あなた以外にも感じている人がいて、人間関係のうまい人ほど上記のように関わり方を工夫しています。
この他、休憩時間をずらす、他人を起用して連絡をとるなど、なるべくその人と関わる時間を減らす方法を考える。
関わることがなくなれば、その人に心を悩まされる必要がなくなります。
無理に好かれようとしなくていい
あなたはめんどくさい人に「嫌われたくない」理由はありますか?
「後々もっと面倒になる」とか「怒られる」のは、果たしてあなたに非があることでしょうか?
私が関わってきためんどくさい人は、
- 話を大きくする
- 直接言うことができない
- ありもしない話をでっちあげる
といった人たち。グチグチ言われたり、裏で噂されることもありました。
しかし私自身、何一つ悪いことはしていないと思いましたし、放っておくことにしました。
全ての人に好かれることは不可能だし、ましてや、あなたを困らせている人に好かれる必要性はゼロです。
「嫌われてもいい」と思えるなら無視すればいいし、「ちょっとめんどくさいよ」とはっきり言ってしまえば楽です。
自分の気持ちに正直になる
めんどくさい人と同じ軸になるのをやめて、自分らしく正直な気持ちになりましょう。
人には喜怒哀楽が備わっているもので、それを押し殺していては苦しいだけです。
だから、めんどくさいことをされた時は、「悲しい」「不快だ」という気持ちに蓋をせず、不満を顕にします。
すると相手も「この人には言わない方がいい」と学習し、自然と距離が生まれます。
自分の気持ちに正直になると、自分を守ることができるのです。
割り切った付き合い方をする
めんどくさい人は本質的にネガティブなので、割り切って付き合うことです。
なぜなら、彼らの特徴の中には、
- 話がつまらない
- 嫌な気持ちにさせられる
- 何でも深刻にしてしまう
- 悲観的なニュースを好む
といった部分があり、このような人と付き合うと、自分自身も同じような考えを持ったり行動をしてしまいます。
これを「心理的感染効果」といって、酷い場合、鬱になってしまいます。
最悪のケースを避けるためにも、めんどくさい人とは割り切って付き合い、代わりに明るく楽しそうに生きている人を自分の周りに固めましょう。
すると自信がついたり、生きてることに幸せを感じられるようになり、今度はあなたを求める人たちが集まります。
自分の生活を充実させる
人生の大半は仕事に覆われています。週末が来ると嬉しいものです。
しかし、せっかくの休みの日なのに、勿体ない使い方をする人がいるものです。
昼まで寝てしまう
家でゴロゴロする
気付けば夜になっている
適当にご飯を済ませて終わる
ダラけるのと身体を休めるのは全く違って、このような生活をすると反対にエネルギーを失います。
私は人間関係に疲れた時こそ家を出て、知らない街を散策したり、ボランティア活動をするようにしています。
ある研究では、ボランティア活動をすることにより、幸福感を得られたり、病気になりにくい体を作れたという効果が立証されています。
ボランティアの効果
- 幸福度
- 満足度
- 社会貢献度
- 自尊心
- 健康度
つまり、仕事以外の生き方も大切で、どちらも充実させることが、あなたの人生を幸せにすることを意味します。
人間関係がめんどくさい時の対処法
- 距離を置き関わらないようにする
- 無理に好かれようとしなくていい
- 自分の気持ちに正直になる
- 割り切った付き合い方をする
- 自分の生活を充実させる
まとめ
人間関係がめんどくさいと感じるのはごく自然なことで、生きていく中で避けることはできません。
めんどくさい人を何とかしようとするのではなく、あなたが変わることで、人間関係の煩わしさは解消できます。
行動を改めたり、関わり方を変えると、「あーめんどくさ」って気持ちが無くなります。
前述の通り、次の2点を忘れないでください。
- めんどくさい人を避ける
- めんどくさい人を無視する
人間関係にめんどくささを感じなくなるとめちゃくちゃ楽しいし、人生は大きく変わっていきますよ。