この記事のお悩み
- 仕事が忙しくて逃げたい…
- いくら働いても先が見えない…
- 仕事を楽しく感じられるようになりたい!
このような悩みを解決します。
本記事でお伝えするポイントは次の2点です。
- 30代が仕事から逃げたくなる理由
- 逃げたい気持ちを無くす方法
最後まで読んでいただくと、仕事に向き合う気持ちが強くなり、働く意欲も湧いてきます。
私も過去に「仕事に行きたくない…」という時期がありましたが、ポイントを押さえてからは毎日バリバリ働けています。
では、早速解説していきますね。
目次
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仕事から逃げたい気持ちは、誰もが1度は通る道
結論から言うと、仕事から逃げたくなる気持ちは、誰もが1度は通るってことです。
嫌なことから逃げたくなるのは、基本的に人の心理の中にあります。
生物学的の側面でいくと、生物とは恐怖や危険を感じた時に、生きるために逃げる逃走反応を持っています。
そのため、逃げる反応をするのは普通のことなのです。
30代が仕事から逃げたくなる理由とは?
仕事から逃げたくなるのには理由があります。
当然ですが、理由がなければ逃げようとしないし、悩む必要もありません。
ここでは30代が仕事から逃げたいと思うのは、どのようなことが原因なのかをお伝えします。
- 給与が見合っていない
- 仕事量が多すぎる
- 残業、休日出勤が普通
- 人間関係に問題がある
- 出世、結婚、子育ての責任が重い
- 働く意欲が湧かない
給与が見合っていない
たくさん仕事をしているのに、給与が見合わないと仕事が嫌になりますよね。
特に会社の利益に直結する職種ではない場合、不満を強く感じることでしょう。
ただこの悩みを抱える人の中には、
- 「自分は会社に貢献している」
- 「誰よりも働いている」
と、自分で自分を過大評価する人もいます。
これでは会社の評価と大きなズレが生じてしまいます。
「具体的に何をしてどのような貢献をしているか」を明確にし、裏付けるモノや周りの評価を得る努力が必要です。
仕事量が多すぎる
「抱えている仕事量が多すぎ!」
「処理が追いつかない!」
仕事が多いのはありがたいことです。しかしこれでは仕事から逃げたくもなります。
もしもただの負担と感じていたら、やる気が削がれてしまいます。
仕事が多すぎるのであれば、次のような対策を練る必要があります。
仕事が多い時の対策
- 仕事の負担を減らす(分散させる)
- 不要な業務をやめる
- 効率的な方法を考える
「こんなに頑張っているのに…」とイライラしていても解決しません。
仕事量を減らす方法を考え、不満や負担を解消するべきです。
残業、休日出勤が普通
仕事が多いと残業をしなければいけなかったり、酷い場合、休日まで働くことになります。
働き過ぎにメリットはありません。もしも「残業や休日出勤は当たり前」と思っていたら間違いです。
厚生労働省は、週40時間、月45時間を超える時間外労働をすると、体調を崩したり病を患う可能性が高くなるとしています。
また週80時間以上は過労死ラインとも呼ばれています。
会社が話を聞いてくれない場合は、以下の相談窓口を通して過労を回避すべきです。
- 労働条件相談ほっとライン 労働条件による悩みや不安の相談窓口 営業時間:月~金:17:00~22:00 土・日・祝日:9:00~21:00
- 労働基準監督署所在地一覧 労働関係法令を守って運用しているかを監督する機関 全国47都道府県にあり
ただし、行政機関の相談窓口は混んでいるのが難点です。
「とりあえず話だけでも聞いて欲しい…」こう願うなら、オンラインで相談できるUnlaceを試してみるといいですよ。
- Unlace 心理資格を持つプロのカウンセラーに相談できるサービス。24時間365日対応。
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・自分のことや人間関係に不安を抱えている人。
・誰かに相談したいけど、家族や友達に話しづらくて抱え込んでいる人。
人間関係に問題がある
職場の人間関係に悩みを感じる人は多いです。
なぜなら人間の悩みの大半は、人間関係に起因しているからです。
人間関係に関するある調査では、「人間関係を重視している」と答えた人が、男性が65%、女性は75%にも及びます。
参考:クロス・マーケティング 人間関係に関する調査(2021年)
「仕事から逃げたい」と感じるのは、職場の人間関係が影響しているに違いありません。
職場の雰囲気が悪く、仕事にやりにくさを感じているなら、休養をとり仕事を見直すべきかもしれません。
人間関係に疲れを感じているのなら、人間関係の割り切り方の記事を参考にしてみてください。
仕事の人間関係を割り切ることで得られる"人生が豊かになる7つのメリット"
続きを見る
出世、結婚、子育ての責任が重い
30代になると出世や結婚、子育てなどの責任の重さから、間接的に仕事から逃げたくなります。
本人の意向に反して、「友人が結婚する」「同期が昇進する」など、周りの環境が変わっていくことで自ずとプレッシャーを受けます。
内閣府が実施した調査で、婚姻歴のない30代の独身者は「男女とも4人に1人が結婚願望が無い」といったデータがあります。
経済的不安や結婚・子育ての負担を理由に、
- 「1人のまま自由に生きたい。」
- 「誰にも干渉されたくない。」
このような意識が強くなり、仕事に対する考え方も大きく変わっています。
その中で、『仕事から逃げたい』と現実から目を背けたくなっていると考えられます。
働く意欲が湧かない
- 「仕事の目的や目標を無くした。」
- 「いくら働いても賃金が変わらない。」
- 「周りには同じような人がいる」
このような理由から、働く意欲が湧かなくなり、仕事から逃げたくなるかもしれません。
実際に日本の平均給与所得は、1997年をピークに減少し、主要先進国の中で最も平均賃金の低い国に転落しています。
ただ日本の場合、諸外国と比べて所得格差による貧富の差は低く、その背景には「肩を並べて仕事をする」構図があるのかもしれません。
だから仕事から逃げたくとも、環境に甘んじて逃げられない人も多いはずです。
仕事から逃げない30代になる方法
では仕事から逃げずに、仕事と向き合うためにはどうすれば良いのでしょうか?
仕事から逃げないためには、まず「逃げたいと思わない環境を作る」ことです。
良いところに目を向け、仕事を楽しく感じるよう、あまり仕事に固執しない。
これを意識しつつ、具体案を解説していきます。
仕事から逃げない30代になる方法
- 目標設定を低くしてみる
- 期間を決めて行動する
- 小さな成功を積み重ねる
- 面倒なことは先延ばしにしない
- 余計なことに固執しない
- 時には断ることもする
目標設定を低くしてみる
恐らく仕事から逃げたいのは、理想と現実のギャップからなるものです。
しかしそれは、あまりにも目標とするところが高すぎて、実現できないからではないでしょうか?
例えば「手取りであと10万欲しい」と願うなら、会社は年間140万程度支払うことになります。
いくら頑張っても、会社はそう簡単に支払う訳がないのです。
だからまずは、
- 現実的なゴールを目指し
- それに必要な行動を考え
- 実現できる目標を設定する
このような目標を掲げましょう。
期間を決めて行動する
「仕事から逃げたい…」「もう辞めたい…」という意志が強いなら、期間を設けて行動しましょう。
ただ「逃げたい」「やめたい」と思うのと、計画的に動くのでは行動するのでは明らかに違います。
仮に本当に逃げたい気持ちがあるのなら、「半年後に辞める。」と覚悟を決めて、辞めるまでの期間に仕事をやり尽くすこと。
仕事に背を向けていたのが嘘のように、働く意欲が強くなります。
「言うのは簡単、やるのは難しい」とは正にこのこと。
今逃げたいと思うのは、一時的に思っているだけかもしれませんよ。
小さな成功を積み重ねる
日々の生活の中で、私たちはしばしば大きな成功を追い求めがちです。
しかし小さな成功こそが、最終的な大きな目標達成への道筋を作ります。
先に述べた目標設定をする際、現実的で達成可能な短期目標を設定しましょう。
例えば新しいスキルを学ぶ、毎日本を読むなどでも構いません。
それを日記につけたりカレンダーに記入します。
このように成果を可視化することで、自信に繋がり嬉しい気持ちになります。
他人の成功に焦点を当てるのではなく、自分自身との比較を心がけましょう。
面倒なことは先延ばしにしない
「面倒くさい」「やりたくない」ことを先延ばしにする癖はやめましょう。
すぐ側に、ミスやトラブルが待ち構えています。
逃げると「事が大きくなる」リスクが高まるだけです。
以前、部下がトラブル処理から逃げたことがあります。
「早い方がいいよ」「電話の方がうまく伝わるよ」
こう促したものの、メールでダラダラとやり取りし続け、最後は相手を怒らせてしまったのです。
逃げたくなる習性を持つとやっかいです。面倒なことはさっさと済ませた方が100%うまくいきます。
余計なことに固執しない
こだわりが強いと、余計なことに固執してしまいます。
- 「こうあるべきだ!」
- 「〇〇しなければいけない!」
といった意志の強さは、要らないモノにまで力を注いでしまうのです。
ここで大事なのは、「やるべき範囲」と「やらなくても良い範囲」の選別です。
例えばメールひとつでも、
- 相手に伝わりやすいシンプルな文章か?
- 時間をかけた丁寧な文章か?
このどちらが重要か?誰でも分かると思います。
固執するのはただの自己満足です。やらなくても良いことは試しに削ぎ落としていきましょう。
以下の記事で、メールのやり取りで重要なポイントを解説しているので参考にしてみてください。
「メールの返信が来ない」メールのやりとりに必要なテクニックと伝わる書き方。
続きを見る
時には断ることもする
30代はキャリアの重要な段階であり、多くの責任と期待に直面する時期。
この年代で学ぶべき重要なスキルの一つが、「断る」という選択です。
すべての仕事や依頼を受けることは、短期的には周囲を喜ばせるかもしれません。
しかし長期的な視点で考察すると、自分自身の業務の質やスピードを低下させる可能性があります。
- 自分の能力
- 時間、猶予
- 優先事項
これらを考慮し、どのタスクを受け入れ、どれを断るかを賢く選ぶことが大切です。
仕事から逃げたい気持ちに打ち勝つコツ
30代になると仕事に対する責任感が増す一方で、嫌なことから逃げ出したくなる気持ちにもなります。
しかし、仕事の不満や困難から逃げ出すのではなく、これらの感情を乗り越えることがポイントです。
ここでは仕事に対するネガティブな感情を減らし、日々ポジティブな姿勢で取り組むために、「仕事から逃げたい気持ちに打ち勝つコツ」をお伝えします!
- 自己認識を高める
- 優先順位を設定する
- 良いところに目を向ける
- 仕事を楽しく感じる環境を作る
- 仕事を小分けにする
- あまり仕事のことを考え過ぎない
自己認識力を高める
自己認識とは、「自分の状態に気付き、どれほど正しく理解しているか認知すること」を指します。
例えば仕事でストレスを感じている場合、ネガティブな感情を理解すれば、適切に対処することができます。
「自分がどの状況でストレスを感じるのか?」
「なにが不満を引き起こしているのか?」
こう分析して特定します。
自己認識をするには以下のような方法があります。
- 日記をつける
- 振り返る時間を設ける
- 第三者からフィードバックを受ける
これらを実行することで、自分の内面を深く理解し、それに基づいて行動を改善することができます。
また、自分の強みや弱みを認識し、自己受容を促進することにも繋がります。
優先順位を設定する
すべての仕事が同じ重要性を持つわけではありません。
そのため、日々のタスクに優先順位をつける必要があります。
どのタスクが最も重要か、緊急性が高いかを判断し、それに基づいて行動計画を立てます。
また、優先順位の低いものや、自分の専門外の仕事は、他の人に委任するか断るようにしましょう。
優先順位をつければ、必要な仕事に集中し、質の高い成果を出すことができます。
時間を管理し効率的に仕事を進めましょう。
良いところに目を向ける
仕事の中には、必ず良い面や学ぶべき点が存在します。
困難な仕事や初めての問題に直面したときは、「あー嫌だなぁ」で終わらせずに、『これが成長の機会だ!』と視点をずらして捉えましょう。
例えば、難しい仕事を通じて新たなスキルを身につけられるし、チームでのコミュニケーション能力を高めたりすることができます。
また、日々の小さな積み重ねを観察し、前進している自分を認識することで、仕事への前向きな姿勢を育むことができます。
仕事を楽しく感じる環境を作る
仕事の環境を自分にとって楽しいものに変えることは、モチベーションを維持するために不可欠です。
そのためにはデスク周りを綺麗にしたり、こまめに社内を掃除をするなど、視覚的に働く環境を整えます。
また、職場の同僚とのいい関係を築くことや、仕事の進行にあたっての小さな達成感を見つけることも大事です。
普段から同僚とたわいもない会話をして、自然と仕事の進捗状況を確認できるような、そんな環境作りをするのです。
仕事を楽しむためには、ほんのささいなことでいいので、職場の環境を整えていきましょう。
仕事を小分けにする
複雑な仕事は、小さく分割して取り組むと管理しやすくなります。
もしも大きなプロジェクトを抱えていたら、複数の小さなタスクに分けて、それぞれに明確な期限を設けます。
すると「期限内に終わらせる」ことに集中できるので、仕事が着実に進められ、プレッシャーも感じなくなります。
この方法を取ると、全体のプロジェクトが管理しやすくなり、効率的に進めることが可能になります。
あまり仕事のことを考え過ぎない
仕事とプライベートのバランスを保ち、仕事の時間外には、意図的に仕事のことを考えない時間を設けましょう。
完全に仕事を切り離すことで、一気に気持ちが楽になります。
ポイント
- 仕事に関わる連絡は控える。
- 服を着替える。
- 不要な荷物は会社へ置いて帰る。
仕事を終えたら仕事のことを忘れて、趣味や家族との時間など、好きなことに没頭する。
要は、メリハリをつけるということです!
仕事から逃げたい気持ちに勝つことが課題です!
この記事では、30代が仕事から逃げたくなる理由を挙げ、逃げたい気持ちを無くす方法をお伝えしました。
何より大事なのは、「仕事から逃げたい気持ちに打ち勝つこと」です。
最後にもう一度おさらいしましょう!
POINT
- 自己認識を高める
- 優先順位を設定する
- 良いところに目を向ける
- 仕事を楽しく感じる環境を作る
- 仕事を小分けにする
- あまり仕事のことを考え過ぎない
これらを押さえれば、「逃げる」という気持ちは軽減されるはずです。
どうしても逃げたい気持ちが拭えない場合は、なにか別のことにチャレンジするといいかもしれません。
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