仕事の悩み

どうして自分ばかり・・仕事のシワ寄せができる原因、そして解決策

いきなりですが、あなたは会社でこんな目に遭ったことはありませんか?

「忙しいのに色んな人から一気に依頼を受けてしまう」

「よくよく考えてみたら、やたらと雑用が多い」

「いつも自分が処理する羽目になる」

暇そうにしている人がいるのに、どうして自分だけシワ寄せになってしまうんだ!

 

わかります、私もそのうちの1人でした

(こんなの別の人がやればいいのに、他当たってくれよ・・)

いつもこんなことを嘆いていたのを覚えています

結論から言うと、仕事を回されることは良いことであり、それをうまく処理できないのは、ただ単純に自分に問題があるんですよね

人のせいにばかりして、勝手にイライラして、悶々としながら仕事をする

こんなの状態では、多くの仕事をこなせません

ましてや毎日同じようなことをしているようでは、きっと成長しないと思います

なのでここでは、仕事のシワ寄せが出来てしまう原因と、その解決策についてお話します

シワ寄せをさっさと解消して、理想的な未来を築き上げましょう

自分ばかりに仕事が来てしまう原因

仕事が自分ばかりに集まって来てしまう原因を考えたことはありますか?

きっと愚痴ったりイライラするばかりで、そのことまで考える余裕はないと思います

頭の中を整理するのも踏まえ、おおまかに原因をまとめていきますね

自分ばかりに仕事が来てしまう原因

  • 仕事ができるから
  • 頼みやすい人だから
  • 責任感が強いから
  • 仕事人間だから

自分のことを客観的に見ると、こんな風に意外な事実が見えてきます

またあなたの周りの人に、「自分はどう写っているか正直に教えて欲しい」と頼んでみると良いです

自分はきっとこうだ!と頭の中で思っていても、実際には全然違う可能性があるので、話せるタイミングがあればぜひ聞いてみてください

ではシワ寄せを回避するために、具体的な問題点と解決法をお伝えしていきます

言いたいことが言えない

シワ寄せが来たとき、あなたはどうしていますか?

何も文句を言わず黙って受けて、別の場所で愚痴を漏らしていないでしょうか

後から愚痴るくらいなら、その場で適当に理由をつけてキッパリ断った方がマシ

自分が断れば良い話なのに、いちいち文句を言うのはおかしな話。てことなんです

 

何か頼まれたら、こう言ってみてください

「今仕事が立て込んでいて」

「明日までに処理する事が溜まっているので」

「そうですね、来週なら作業に入れますが?」

「〇〇はやりますので、△△はして頂けますか?」

ね、こんな風に返せば良いんです

あまりにもしつこく来られたら、「いやほんとに今は無理!」と、声を大にし、強い口調で言ってみる

相手が強い口調で言ってきたらそれ以上に、怒ってきたらこちらも怒りを込めて話してみてください

なぜなら相手以上の感情を見せることで、相手は瞬時に我に返り、怒りや高圧的な態度を忘れさせることができます

これを「自己同一化」といい、相手に同じような態度を見せつけることで、当の本人に理性が戻る現象のことを言います

場合によっては怒り狂うかもしれませんが、一度でもそんな一面を見せつければ、次回以降は態度を改めるはず

意思をハッキリ伝え、強い気持ちを持つようにして下さい

 

また、自分の力でうまく断れないなら、他人の力を借りるのも1つの手

「〇〇さんから頼まれたんですが、うまく断れなくて・・」

「もし手が空いているようなら、少し手伝って欲しいです・・」

この時自分がピンチだということが伝わるように、感情を込めて、困った顔で頼みこむと効果がありますよ

 

心を鍛えるのに有効だとされている脳内物質に、「セロトニン」というものがあります

これが不足するとメンタルが弱くなり、攻撃的になったり、悲観的に、うつ病になったりしますので、摂取するよう心がけてみてください

セロトニンを摂取するには、3食しっかり食べていれば問題ありません

ご飯、パン、肉類、魚類などに含まれているので、食生活が乱れているようなら、まずはそこから改善してみて、必要であればサプリを飲んでみてください

また日中に適度な運動をすることで、セロトニンは分泌されます

水泳やランニング、ヨガ、フットサル、ボクササイズなど何でも良いので、体を動かすことも心がけてください

 

仕事が多すぎて処理に時間がかかる

シワ寄せでたくさん仕事が舞い込んできた時、どれから手をつけて良いか分からなくなってませんか?

先に依頼を受けたことを中途半端な状態にし、後から来る度にいちいちツバをつけてないでしょうか?

仕事が終わらない、処理しきれないというのは、優先順位をつけて進められない、頭の中で整理出来ていない証拠なんです

まず、仕事を受けた時に確認することは、

「いつまでにやらなければいけないのか?」

これなんです

 

どの仕事にも期限はつきもの

今週中なのか、来週までに仕上げれば良いのか、急ぎで今日中に終わらせなければいけないのか、必ずリミットがあるはずです

また仕事が増えるほど、全ての期限を覚えておくことなんて無理ですよね

そんな時はリマインダーを設定するなり、付箋でメモを貼っておくなりして管理すればいい

「記憶力あるから」と言って、この一手間を怠ける人がいますが、そんな人に限ってもの忘れが多い

どこからその自信が溢れてくるのか、見てて不思議に思います(笑)

私は記憶力に自信がないので、仕事もプライベートもリマインダーに頼っています

付箋は見なければ意味がないという欠点がありますし、いつも手元に手帳があるわけでもないので、リマインダーで場所や時間を設定して、ちゃんと通知するようにしています

近所のスーパーへおつかいに行く時も、2個以上頼まれると忘れてしまいますので、リマインダーさまさまなんですよね

 

大事なことでも後回しにしてしまう

期限があるのに、優先順位をつけて仕事をこなすことが出来ない人は、大事な仕事でも、平気で後回しにしていることでしょう

その仕事の重大さ、ボリュームなどに目もくれず、単純に今出来ないからと言って、大事な書類を机の脇にポンと置いて、山積みにしていませんかね?

その山積みになっている書類を見て、あなたはどう感じていますか?

(うわぁ、結構溜まってきたな・・)

(あの書類どの辺に入れてたっけ・・)

(見てるだけでストレスになる・・)

きっとこんなことだろうと思います

 

仕事を引き受けた段階で、説明を受けて終わりではなく、自分で内容を把握しなければいけません

まずは、これは重要なことなのか?早めに処理しなければいけないことなのか?リサーチが必要なのか?など、仕事の内容を事前にチェックすること

あとはGoogleカレンダーなどにスケジュールを入れて可視化すれば、簡単に整理できます

スケジュールに入れる程の事じゃなければ、付箋アプリやリマインダーを使って備忘録を作ればいい

私は社内業務でSlackを使っているので、付箋アプリのTrelloを連携させていて、必要であればGoogleカレンダーに同期しています

手元に手帳がなくても、スマホは必ず手元にあります

だからこの癖をつければ大事なことも忘れずに、いつでも記録することができるんです

 

サボりがち、休みがち

仕事に対する姿勢は別として、さっさと処理してしまえば良いことを、やる気がないからとか、眠いからと言ってサボったりしてませんか?

なんだか頭が痛い、風邪をひいたような気がする、と言って、ささいなことでも休んだりしていないでしょうか?

私は学生の頃バイトへ行くのが嫌で、仮病を使ったことがあります

バイトリーダーみたいな立場でしたので、シフトを考えたりチラシを作ったりと、現場に立たずに裏方の仕事もあって、サボった日の夜になると、

「あー、休むんじゃなかった。明日行きたくないなぁ・・」

と、逆に辛い思いをした記憶があります

バイトだから、それほど難しい仕事じゃないんですけど、その時の私はメンタルが弱かったせいもあってか、勝手にシワ寄せを感じていました

また社会人になり3年目ぐらいの時でしょうか

会社の仕組みが分かるようになり、「仕事なんて簡単だし、一生懸命働かなくてもいいや!」と、3流のクセに、一丁前に調子に乗っていました

仕事ができると自負している割には、急に仕事が詰まってテンパるし、よくイライラするし、毎回そんなことを繰り返していましたね

 

サボったり休んだりすれば、当然その分仕事は溜まります

だからシワ寄せになってる、ということではなく、

「単純に仕事をしていないのではないか?」

「効率が悪いのではないか?」

「今のレベルで仕事ができていると言えるのか?」

こんなことを自分に問いかけ、また自身を見つめて直してみてください

仕事を振れない、任せられない

「自分じゃないと処理できない」

「誰かに託すより自分が処理した方が早いや」

日頃からこんなこと思ったりしてませんか?

 

確かに、不慣れな人がするより、慣れている人の方が仕事は早い

だからこそ、その仕事をあなたが引き受けている、とも言えます

でもね、何でもかんでも自分でやる必要なんてないんです

新人さん、仲の良い同僚、甘えられる上司、などなど、立場はどうであれ、仕事を振れる相手は誰かしらいるのではないでしょうか?

仕事を振ったら途中で目を通せばいいし、時間がかかるようなら分担して進めればいいじゃないですか?

もし毎度のことなら、外部に委託して効率化を図るとか、次のステップへ進むべきではないでしょうか?

1人で考え込まずに、誰かの力を借りることを考え、自分の身を楽にするよう努めてください

人に教えたり動かすことによって、自分もプラスになり成長します

ミスが起きたらフォローし、うまくいったら褒めてあげる

自分がそうされたように、人を教育する側に立ってみてください

 

人手が足りない

仕事を振れない理由のうち、最大の問題は「人手不足」です

例えば、社長と奥さんで経営している会社に、社員はあなた1人だけ

仕事をお願いしたくても、誰がどうみてもお願いできるような状況ではありません

もし、あなたがこのような環境なら、社員またはバイトを雇ってくれるようお願いするか、外部に業務委託するしか方法はない

何度も社長に話を持ちかけ、諦めずに説得し続けるしかないでしょう

仮に人を雇う余裕がなく、経費をかけられないのが目に見えるようでしたら、その会社に依存せず、いっそのこと転職した方が良いでしょう

でも今のご時世、どんなに大きな会社でも、人材に余裕のある会社はほんの一握り

社員が少なければ尚更、辞めるのは難しいかもしれません

 

でもね、あなたの人生ですから、あなたに決める権利があります

引きとめられ、交渉され、下手すれば脅されて、会社を辞めれないなんてこともあるかもしれません

そんな時は家族や友人など頼れる人に、まずは相談すること

それでも解決できないようでしたら、国が運営する専用窓口に連絡をしてみてください

厚生労働省には相談窓口が複数あります

あなたの働いている職場の問題を打ち明け、強制的に退職してしまいましょう

 

とっくにキャパを超え、どうにもならない時は・・・

地獄のような毎日を過ごし、誰かに会って相談する暇もなければ、もはやそんな気力もない

残業代は出ないし、休日出勤なんて当たり前だし、有給なんてもってのほか

この先何年、いや、何十年とこの状況が続くんだろうか・・・

今まさにこんなことを考えているようでしたら、もしかしたらあなたのいる会社は「ブラック企業」かもしれませんよ

ニュースで取り上げられるのは、自殺してしまうほど大きな問題になっているものであり、その手前の企業なんて腐る程あります

今自分がそんな会社に勤めているという自覚もなく、とても危険な位置にいるかもしれないのです

だから今の職場を、少し俯瞰してみて欲しい

楽しそうに過ごしている友人を、生き生きと働いている人へ目を向けてみてください

 

私の親族に、30を過ぎても尚、契約社員として働いているいとこがいます

5年以上勤めているのに正社員として雇ってくれず、これまで昇給もありませんし、話を聞く限りでは、とても人として扱っているように思えません

帰省した時、私の父親が彼の相談に乗ったことがあり、「うちへ来い」と誘っていました

面接を受けなくても、会社を見に来たらいいよと、顔の様子を伺いながら、手を差し伸べたのです

でも結局、いとこは父の勤める会社へ出向くことなく、今もその会社に勤めています

側から見たら、完全なブラック企業です

いとこは私と1つ違い、あと数年で40を迎えます

なかなか難しい年頃ですから、そう簡単に転職なんて出来ないのも分かります

ましてや親族がいる会社なんて嫌でしょうし、余計なお世話と感じているかもしれません

でも少なくとも彼はそこから抜け出し、違う世界を見る、視野を広げるチャンスを逃してしまったのです

 

今の環境に慣れてしまうと、おかしいこと、誤っていることに気付かず、本来あるべき感覚が麻痺してしまいます

だから、少しでもおかしいと思ったら、今の職場を見直してみてください

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社畜難民

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