この記事でわかること
- 仕事前の朝が辛いのはなぜ?
- 朝の辛さを解消する方法はあるの?
「毎朝起きる度に仕事に行きたくないと思ってしまう…」
「出勤前の辛い気持ちを改善したい…」
あなたは毎日、出勤前の朝が辛いと感じていませんか?
単に朝に弱いということもありますが、そうではない場合は「仕事」に対して嫌悪感を抱いている可能性があります
どうにかしてその感情を取っ払い、すっきりとした気分で仕事に取り掛かりたいですよね
そこでここでは、仕事へ行く前の朝が辛い理由から辛さを解消するポイントをお伝えします
ポイント
自分の気持ちと向き合い、解決方法を見つけていきましょう!
目次
仕事へ行く前の朝が辛い理由と解決ポイント
最初にお伝えしたいことは「仕事へ行く前に憂鬱になっている自分を責めなくていい」ということです
なぜならあなたにとって「仕事に行きたくない」という本音や感情は、自分を思う大事な気持ちだからです
これを踏まえた上で、仕事に行きたくない原因を細かく見ていきましょう
仕事前の朝が辛い理由
- 人間関係に問題がある
- 職場までの距離が遠い、移動がキツい
- 仕事のタスク、量が多い
- 楽しさを感じられない、やらされてる感
- 精神的に病んでいる
- 周りから放置されている
- 暴力やパワハラを受ける
人間関係に問題がある
1つ目は、人間関係に問題があるためです
職場の人間関係に悩んでいると、仕事に行くのは憂鬱になるものです
同僚とは毎日顔を合わせますから、ウマが合わない人がいると辛さが蓄積されていきます
実は転職を考えるきっかけとして、仕事内容と同じくらいに、上司・同僚・部下との人間関係を挙げる人は多く、そのストレスから解放されたいと考えているのです
好きな仕事であっても、一緒に働く人や同僚や先輩と相性が合わなかったり、苦手な上司がいたりすると気分も落ちてしまいます
人間関係で嫌なことが続く場合、「仕事に行きたくない」と感じるのは仕方のないことでしょう
解決ポイント
頼れる人、仲間を1人でも作る
職場以外でもいいので、1人でも頼れる人、仲間を作りストレスを緩和しましょう
- 何でも話せる間柄の人を作る
- 勉強会や社会人サークルなどで交流を図る
- 古い友人に連絡を取る
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職場までの距離が遠い、移動がキツい
2つ目は、職場までの距離が遠い、移動がキツいからです
あなたは通勤時間にどのくらい時間をかけていますか?
通勤時間が長ければそれだけでストレスになり、「仕事に行きたくない」「移動がめんどくさい」と考えてしまいます
特に都市部の電車通勤は満員電車になることも多く、毎朝の通勤がストレスになることも大いにあるでしょう
心理学の研究によると、通勤時間が長くなると幸福度が下がることが分かっています
家賃を抑えたい、良い家に住みたいために郊外を選ぶのは、正しい選択とは言えません
解決ポイント
近場に越す、単身赴任する
通勤時間や通勤距離の負担を解消しようとするならば、職場から近い所に住むしかありません
- 職場の近くに部屋を借りる
- 家族がいて持ち家がある場合、単身赴任をする
- 会社にリモートワークの相談をしてみる
仕事のタスク、量が多い
3つ目は、仕事のタスク、量が多いからです
仕事のタスクや量が多いことも仕事に行くきたくない理由のひとつ
自分の能力やスキルに合った仕事量であれば、達成するための計画を立てたり、その先の成長した自分の姿を想像したりして、モチベーションを上げられるでしょう
しかし、あまりにも無謀な量のタスクを振られ、しかもそれに対するサポートもなく、放置されるような環境であれば、モチベーションが下がる一方です
ノルマを達成するために長時間労働を強いられ、精神的にも肉体的にも追い詰められるケースもあります
そのような困難な状況が続くと、仕事に行きたくないと感じるのは当たり前のことかもしれません
解決ポイント
他の人に頼んだりサボる術を探す
勇気を出して他の人に頼んだり、上手くサボる術を探してみたりしましょう
- 同僚を頼り、真摯にお願いする
- スピードと質に優先順位をつけて、下位の仕事は手を抜く
- 無駄なタスクはスルーする
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楽しさを感じられない、やらされてる感がある
4つ目は、仕事に楽しさを感じられない、やらされてる感があるからです
今勤めている部署は、あなたが希望した部署でしょうか
もし今いる部署が自分の希望した部署ではない場合、それが仕事に行きたくないと感じる原因かもしれません
例えば、人と話すのが得意で営業がしたかったのに、内勤のバックオフィス業務に就く事になり、業務が細かい上、苦手な数字の仕事ばかりでミスを重ねてしまう
反対にエンジニアとして入ったはずが、人手不足で営業までやらされてしまうなど、自分が本来やりたかった業務から遠のくと、気持ちが入らないためやる気を無くします
そんな状況に耐えられず、そして仕事に対するやりがいを感じられず、「会社に行きたくない」と感じてしまうのです
解決ポイント
部署の移動やポジションの変更を相談する
はっきりと自分の希望部署やポジションを上司に伝えて、変更を相談してみましょう
- 移動の希望を進言する
- 希望ポジションに必要な知識、スキルを勉強する
- 仕事で結果を出してアピールする
精神的に病んでいる
5つ目は、精神的に病んでいるためです
常に気にかかっている心配事や不安感が、正常な眠りを妨げて朝起きられない原因となっているかもしれません
自分では気にしていないつもりでも、表面化していない憂鬱感が不眠の要因となっている可能性が考えられるのです
仕事でのストレスが溜まりに溜まって、精神的に病んでしまっていることも大いに考えられます
そうすると、毎朝頭痛がする、体がだるい、脈が上がるなど、身体が拒否反応を起こし辛い思いをするでしょう
解決ポイント
無理をせずに休む、治るまで時間がかかるようなら辞める
精神的に病んでしまっている場合は、ちゃんと休み、専門家に診てもらいましょう
その上で時間がかかるようなら、退職の選択肢も用意しておきましょう
- 休暇を取ってしっかりと休む
- 医療機関に診断してもらう
- 無理せず退職する
周りから放置されている
6つ目は、周りから放置されているためです
放置される理由としては、職場環境に問題があったり、上司が多忙だったり、教育制度が整っていなかったりと、様々な理由が考えられます
周りから放置されると「自分は必要ないのでは?」と自信を失くしてしまい、やる気やモチベーションを維持することも難しくなり、仕事が辛いと感じてしまいます
解決ポイント
率先して仕事の相談をする、自ら仕事を作り出し行動で示す
放置されて余裕がある状態なら、率先して仕事の相談をしましょう
できる仕事を探すことで、周りの反応や評価も変わるかもしれません
- 上司に仕事の相談をする
- 上司の仕事を観察する
- 他の人の仕事を手伝う
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暴力やパワハラを受けている
7つ目は、暴力やパワハラを受けているためです
この理由は朝辛くなるのは当然で、むしろ何も感じない人の方がおかしいと思ってください
暴力やパワハラは一昔前よりは減ってきているとは言うものの、根強く残っている古い体質で、今でも一部の会社で横行しています
暴力は外傷を伴いますが、何より精神的ダメージがとても大きく、長く続くとうつ病などの精神疾患を患うリスクもあります
解決ポイント
会社のトップに相談、行政の相談窓口に問い合わせる
会社に相談し、進展がなければ行政や弁護士にまずは相談してください
- 会社の経営層に相談する
- 明るい職場応援団に相談する
- 相談料無料の弁護士に連絡する
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仕事前の朝が辛い理由
- 人間関係に問題がある
- 職場までの距離が遠い、移動がキツい
- 仕事のタスク、量が多い
- 楽しさを感じられない、やらされてる感
- 精神的に病んでいる
- 周りから放置されている
- 暴力やパワハラを受ける
仕事前の朝が辛い理由と、解決ポイントについてお話しました
辛い時は自分をいたわり、一度立ち止まってみるといいでしょう
しかしながら、自ら行動を起こさなければ、現状は何も変わりません
「前向きになりたい」「仕事に対するモチベーションをあげたい」と思っているのなら、ここで挙げた内容を参考に、自分にできることを探ってみてください