仕事の悩み

ずっとパワハラとモラハラを受けてきた私が立場逆転。高圧的な上司を打ち負かした方法

あなたはパワハラを受けた経験がありますか?

未だパワハラを受け続けていませんか?

私はパワハラとモラハラを何年も受け続け、ストレスによる耳鳴りを発症し、未だずっと鳴りっぱなしで治っていません

する側は何とも思ってないでしょうが、受ける方は身体に影響を及ぼし、病を患い、最悪の場合死にいたります

もしパワハラやモラハラを受けて、精神的に病んでいるようでしたら、これから話すことをぜひとも読んで欲しい

私がパワハラ、モラハラから解放されるためにしたことを、全て話します

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パワハラ、モラハラを理解しよう

俗に言うパワハラとモラハラは、数あるハラスメント(嫌がらせ、いじめ)の一部で、職場においては優越を利用し、不当な要求や圧力をかけることを指します

パワーハラスメント(パワハラ)

職務上の優位性を背景に、精神的や身体的な苦痛を与えること。

モラルハラスメント(モラハラ)

言葉や態度による精神的に継続的な嫌がらせ(無視など)

source: おしごとプラザ

私はこの2つを上司から長年受け続け、話すことは勿論、顔を見るのも側にいるのも心底嫌でした

ハラスメントを受けると顔が硬直し、頭痛や吐き気、声の震え、胸が苦しくなるなど、様々な症状が起きて、最終的には耳鳴りという難病を患うことに

ずっと鳴っていると眠れなくて、記憶力も悪くなったし、もう元に戻らないだなぁと、今となっては諦めています


私は元々気の弱い人間でした。笑

パワハラはよくありません

社会問題にもなるぐらいですから、1人で抱える方が間違っています

ただ私は、自分自身にも問題があると思ってました

元々気が弱く、うまく話せない性格で、明るく振る舞えるようになったのも中学生の頃から

大人になってもベースは変わらないので、強く当たられることに抵抗があって、高圧的な態度をする人がほんと苦手でした

黙っているから言いやすく、何も言い返せないからいい様に使われていた

私がずっと変わらないから、いい歳しても、何度も同じ目に遭っていたんですよね

気の弱い性格を直すため、本を読んだり体を動かしたり、ほんといろんなことを試してきました

当時は効果があったと、そう信じていろいろチャレンジしていたのかもしれませんが、ふと思い返すと、背を向けて逃げていただけ

目の前のことを何ひとつ解決できぬまま、路頭に迷っていました

そんなパワハラ、モラハラを受け続けていた私が、どうやって180度変われたのでしょう?

そのことについて、これより具体的にお話していきます

能動的に行動することを意識する

まず、受け身だった性格をやめて、なんでも自ら行動するようにしました

言われる前にやる、そして誰もやっていないことを率先してやる

この2つを軸に、職場で自発的に行動しだしたのです

ポイント

・普段掃除しないようなところを綺麗にする

・使っていないものは思い切って断捨離する

・整理整頓されていないところがないか毎朝チェックする

誰も気付かないようなことでも、誰かがやらなければいけないことでも、とりあえず自分で全て処理するようにしたのです

机の周りが綺麗になったら、パソコンの中も綺麗に整理して、なんならスマホまで無駄なアプリをガンガン捨てていきました

身の周りを整理することで、自分がやるべきこと、優先順位をつけたり不要な仕事は避けるようになり、集中して、率先して、新たなことにチャレンジする姿勢ができたのです

そんな行動を続けていると、見ている人はちゃんと見ていて、私を真似るように変化していく様子が伺えて、世界が開けたように感じました

受動的なままでは成長に限界があります、それにクリエイティブな仕事はできません

とにかく動くことが全てだったと、やってみて痛感しましたね


納得がいかないことははっきり言う

何かと強く言われる度に萎縮してしまい、反論しようとしても声が震え、言いたいことをうまく伝えられず、それがまたストレスで、ため息ばかりついていた日々

言いたいことはあるけど、言えないもどかしさってのがあって

自分に自信や説得力が備わっていないから、やろうとしてもできないんですよ

でも前述のとおり、仕事や会社に関わることを積極的にやり続けていたら、急に変化が現れて

言葉で伝えなくても、こんなプレッシャーをかけられていたのです

「私はあなたより多くのことをこなしている。まずは同じ土俵まであがってきて。話はそれから」

(恐らくこんな感じ)

仕事ができるから(年功序列もあるけど)上司なわけですけど、いつのまにか上司より仕事ができるようになっていて、そのことにお互い気付いたのかもしれません

ある日どうでもいいことを突っ込まれ、上司と口論になったのですが、私は、私にしか見えていない問題点をいくつも指摘しました

やる気がない、怠けてる、仕事をしているように見えないと、はっきり

その後、2,3日はろくに口もききませんでしたけど、きっとスッキリしたんでしょうね

何も臆することなく、ガンガン仕事していましたよ


多くの仕事をこなすと多角的に考えるようになる

日本人の生産性の低さをご存知でしょうか?

OECD(経済協力開発機構)加盟37カ国中21位で、主要先進7カ国でみると、1970年以降、50年連続最下位

source: 公共財団法人 日本生産性本部

世界の中で生産性のない人種としてメジャーなんです


コロナの影響でそのことが更に浮き彫りになり、これまで総合職だった働き方の見直しにより、より強い専門職を求められるようになりました

最近認められ始めた副業は専門職となる可能性を秘めていて、時間軸で仕事をする意識も芽生えます

またこれまで普通だと思っていたやり方に違和感を感じ、変えようとか、やめようとか、多角的に考えられるようになります

だから社外で仕事を、スキルを磨くことはプラスでしかなくて、未だ副業はNG、とか言ってる企業は保守的でしかない

副業ができない会社に属しているのなら、いっそのこと転職してしまった方がいいし、タイミングを逃すと、他の人に先を越されるかも

今、就職難って言いますけど、周りでは転職されてる人は多いし、少なくとも仕事を探すことぐらいできる

会社にしがみついて、去年と変わらない自分がいるなら、そんなのほんともったいないので、思い切って行動へ移して欲しい、と思います


ハラスメントを逆手に取る

パワハラとモラハラを受けてきましたが、ハラスメントは他にもたくさんあって、今の30代、40代を中心に、若い世代の教育に苦戦しています

この言い方をしたらモラハラになるのか?

髪型を褒めたらセクハラって言われる?

言い方ひとつで変わるから、言葉遣いにめちゃくちゃ気を使っているのです

だけど、私はこれを逆手に取りました

以前ならガー!って言ってきたけど、パワハラと言われるのが怖くて、強く言えないだろう

チクチク嫌味を言うのもモラハラになるし、もう下手なことはできないはず

時代が私の味方についてくれたおかげで、ハラスメントは消え去っていきました

これまで私の話を聞かず、普通にかぶせて話してきた人が、耳を傾けてくれるようになり、少しずつ変わっていくのを、目の前で、日々見ています

自分の意思表示をするなら、今が最大のチャンスです

周りを味方につける

自分1人では、できる範囲に限界があります

売上を作るには営業が必要だし、お金を管理するために経理は必要だし、家庭だって、子供ができたら夫婦で協力しなければできない

だからパワハラも、自分の環境を変えるために協力者が必要

自分の考えを伝え、相談に乗ってもらい、仕事を手伝ったりしていくうちに、共感してくれる仲間は増えていく

そして反対に、合わない人が明確になります

例えば、いつも文句ばかり言う人は、自分も同じくらい言われていることに気付かず、孤立するタイプ

私は人の悪口、陰口を言うのが嫌いなので、こういうタイプは味方にいません

「文句言ってもしょうがないくない?」とか、「その話一生終わりないでしょ?」と、バッサリ切り、基本的にポジティブに考えるタイプ

悪口なんて、基本ネガティブ思考だと思ってますから、仕事にも影響されるんですよね

で、話を戻すと、そういった協力者が増えると、何でもアクティブになるし、新しいことにチャレンジしたくなるんです

ネガティブな思考には未来はなく、プラスとなる刺激もない

会社としてもそのような人は支持しないのです


同じことを部下や後輩に絶対やってはいけない

これまで受けてきたパワハラ、モラハラを、私は部下や後輩にしたことはありません

なぜなら彼らも同じような目に遭っていて、パワハラをされた後、フォローすることが私の仕事でしたから

普通に話しかけてくる時もあれば、言いづらい時はこちらから聞き出したり、うまくケアしながら乗り越えていました

残念ながら、彼らはパワハラを理由に会社を離れていきましたが、そのことを知っているのは私だけ

辞める時も気を使い本心で話せないなんて、可哀想すぎでした

本来なら私が解決しなければいけなかったこと、何度も同じ目に遭わせてしまって心が痛みます

だから私は同じことは絶対にやらないと決めて、若い世代の感覚を勉強したり、話し方や接し方に工夫をするよう徹底しました

難しく考えがちですけど、自分がぺーぺーだった頃を思い出せば、こうされた時嫌だったな、ムカついたなってことは大体分かります

当時のことを念頭に、うまく接していけば簡単なことです


コロナはチャンス

新型コロナのせいで、世間と同じく会社の業績は悪化しました

最初は身の危険をあまり感じていませんでしたけど、日が経つにつれてコロナの恐怖が大きくなり、コロナにかからなくとも、精神的にダメージを食らっていましたね

私は「メンタルがやられることが1番怖い」と、思っていたので、モチベーションだけは絶対に下がらないよう、仕事に励んでいました

今何をすべきなのか、どうすれば売上が作れるか、この1年、そして翌年に向けて、本気で変わらなければいけないと

その反面、社内の士気、やる気は見事に落ちて行って、会社を引っ張るべき立場の人間でさえ、コロナ渦に巻き込まれてしまったのです

もうお分かりですよね?

私にとってはコロナは追い風、全てがプラスへと転じました

意見を述べるなら行動を、チャレンジするなら目標を、結果を出すなら戦略を、をやってのけました

結果が出ると自信もつくし、このコロナ下で、人間レベルは上がったんじゃないかと思っています

まだまだ続くコロナとの戦い、ワクチンができたからと言って安心できません

コロナはチャンスだと思って、とにかく前向きに、取り組んで欲しいと願います


まとめ

今尚、パワハラやモラハラを受けている人は、まず強くなることが1番

ずっと受けてきた私がなれたんだから、きっと大丈夫です

またテレワークをしてて、暇だろうとか、サボってるだろうとか、距離を置いてもリモハラ、テレハラといったハラスメントが存在していますね

これも同じく、自分はそうじゃない、仕事してるんだ!ってことを伝えなければ、ずっと言われ続けます

テレワークの方が仕事が捗っているのなら、スケジュールで示すとかやり方はある訳だし、特に口下手な人は、スケジュールを細かく図式を使って説明するといいかもしれません

そんなことやってる暇があったら、とか揚げ足を取ってくるでしょうから、あまり時間をかけない程度に



パワハラを受けているのは、お伝えしたように、自分自身にも問題があります

変わらない自分がいて漫然と日々を過ごしていても、何も変化は訪れません

この本、有名な自己啓発本なんですけど、何度も読みすぎてボロボロになってしまい、Kindle版も買っちゃいました

読めば読むほど、将来的にはこうなりたいという自分の理想像ができて、前向きに生きていけるようになりますよ

 

社畜難民

大卒後バイト生活 ▷ 27歳にして正規雇用 ▷ 商品開発に10年携わる ▷ 37歳から営業職 ▷ 億売る社畜営業マン|仕事や人間関係の悩みを解決するブログを運営。二児の父。好きな言葉は「地道」と「行動力」

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