ストレスや不満が募ると、その人の嫌なところが見えてくる
「何もそこまで言わなくても・・」
「つまらないことでいつも愚痴っている・・」
中身は違うけど、毎回同じような不満ばかりで、人の性格というものはなかなか成長しないものだなぁと、ふと感じることがある
誰かに共感してもらうことで、ストレスを発散できるかもしれない
ただその時のストレスを吐き出しているだけで、解決とまではいかないケースが多いものだ
という訳でここでは、愚痴っぽい人に見られる特徴についてお話したいと思う
愚痴となる前に直接話した方がよっぽど楽だ
人の話を聞かない
あなたは人の話をよく聞いていると断言できるか、よく考えてみて欲しい
話を聞くと言っても、内容全てを覚えているか?ということではない
話す内容の本質を捉え、その受け答えができているか?または的確なアドバイスをしているかどうかが大事である
私は取り分け記憶力が良い訳ではない
でも話のポイントは押さえるようにしているし、強調したり思い入れのある部分は忘れない
だから大事なことなのに覚えていない、話したことすら記憶にないという人が嫌いだ
心底その時間を返して欲しいと思っている
人やもののせいにする
誰だって完璧じゃないのだから、失敗なんて普通のこと
ただ本人は失敗だと思ってなくても、周りからは「あいつしくじった」なんて言われ、知らないところで非難されることがある
このような話を耳にすると、そんな言い方しなくてもいいのに・・と引いてしまうものだ
だがそういう人に限って、自分が非難されることを嫌う
また、自分が原因で失敗したのにも関わらず、他の人やものに対し責任を擦りつける、嫌な性格を持っている
「何でおれがそんな事言われなきゃいけないの?」
「自分は悪くない、悪いのはあいつ」
「正しいことをしているのだから、自分は悪口や陰口をたたかれる理由がない」
こんな風になんとも都合の良い、身勝手な考え方をしてもんだなと、不思議でしかない
八方美人
八方美人には、良いタイプと悪いタイプがある
前者は話を合わせたり盛り上げたりするのが得意で、多くの人から頼られるタイプ
後者はその場では話を合わせる上辺っ面をするタイプ
だから自分が困った時には誰も助けてくれない
良い意味で八方美人であれば、別に何ら問題ない
悪い方の八方美人は裏の顔を持っていて、相手によって話の、愚痴の内容を切り替える、ねじれた性格の持ち主
きっとあなたの事も、あなたのいない所で悪口を言われていると思う
だから愚痴を言われても真に受けず、適当に話を合わすか、指摘できる相手ならした方が良い
「自分はそうならない」と心の中で思いながら
自分に自信が無い
声を荒げたり大きな態度を取る人の中には、わざとそうしている人がいる
本当は気が弱くて自分に自信がないってことを、周りにバレないよう繕っているのだ
この手のタイプは基本的にネガティブで、すぐにくよくよと悩むから、好んで陰口や悪口を言う
そのくせ「自分の考えは間違ってない」「あの人の言ってる意味が分からない」と、人の話もろくに聞かず勝手に決めつけてくる
悲観的な見方をするので、何でもすぐに悪口へと繋がってしまうのだ
物事を解決する気持ちが無い
仕事上トラブルは付きもの
業務上の問題と人間関係の問題に、みんな悩まされていることだらう
問題を解決する為には、あえて妥協や回避する場合があるが、いつもぶつかってばかりいる人がいる
そのような人は私見でしか物事を捉えない為、中身は違えど、同じレベルの問題にずっと悩まされるから、つまらない愚痴ばかり言ってしまうのだ
だからまずは自我を捨てて、客観的にそこで起きた問題を見ること
問題の起きた所には、間違いなく人が関わっているのだから、多角的にその問題を捉えなければいけない
プライドが高い
プライドの高い人は「私はこうだ」という自我が強いので、例え何か間違ったことをしても
、自分の非をなかなか認めない
故に柔軟性のない考え方な為に、意見の合わないものは否定的になってしまう
文句をたれて、非難して、共感してくれる人以外、完全にシャットアウトだ
プライドの高い男はとにかく繊細だ
些細なことでも気になってしまうハートを持っている
小さなことを気にするから、小さな不満が募り、たくさんのことを抱えてしまうのに
「とにかく気にしないこと」が、一番の特効薬だ
メンタルが弱い
周りを気にし過ぎるのはあまり良くない
というのも、自分のことより周りの人へと意識が向いてしまい、納得がいかないことを見つける度、ストレスになってしまうからだ
いちいちストレスを抱えるということは、メンタルが弱いということ
物事に左右されるのは自分というものがブレていて、自分というものが無い、つまり自分に自信の無い証拠でもある
「人は人だから別に気にしない、その人は私じゃないのだから」と、さっぱりとした性格の人ほど、無駄な情報を仕入れない
不要な情報を得ていることに意味は無いからだ
もし自分のメンタルが弱いと感じるなら、1日ぐらい、誰も干渉しないようチャレンジしてみると良いと思う
何でも損得で考える
仕事における損得思考は当然のこと
1つの商売における利益に限らず、その時に儲けはないとしても、未来を見据え今は損ありきとして動くこともある
だが、人間関係における損得は気をつけなければいかない
人との付き合いを損得で計ると、痛い目に遭うからだ
面倒なことは引き受けない、やっても時間の無駄だと言う人は、次第に話を持ちかけられる機会が減っていき、人も離れて行ってしまう
最悪の場合、「あの人に相談しても意味ないよ」と、良くない噂が立ってしまうことも
いくら「やるだけ損だよ」と言いふらしたとしても、その人が「損する人」のレッテルを貼られる可能性は高い
言うだけで行動しない
文句ばかり言って行動が伴っていないのは、口先だけの無責任なやつ
何かとビッグマウスで、できもしないのに偉そうなことばかり言って、周りから強く言われると怒り出す、手が焼ける人だ
そんな人の悪いところや失敗など、嫌な部分ばかりを探そうとせずに、その人にとってプラスになるものを見つけ出す
良いところを伸ばして悪いところは無くす、ただそれだけだ
私は過去にどうしても許せない人がいた
その人の嫌な部分ばかりが目につき、イライラが募って愚痴をこぼすこともよくあった
だがある時、そんな自分は間違っていると気付き、深く反省した
その許せなかった人が、嫌な部分ばかりを見つけては文句を言う、まさに鏡越しの自分だったから
わがままである
愚痴の多い人は、人の話を良く聞かないと説明したが、単に「わがままだ」とも言える
自分がわがままだという意識はなく、むしろ「正しいことなのに何を否定するんだ?」という風に捉え、自己肯定感がとにかく強い
だからそんな人に何を言っても、伝わらない時は伝わらないのだ
間違っていることを指摘しても、タイミングが悪ければ怒ったり不機嫌になるので、そこはちゃんと見極めるべき
火に油を注がないよう十分注意をしなければいけない、なんともめんどくさいタイプだが、そうでもしないと怒り狂ってしまい、あなたが被害を受けることになる