この記事でわかること
- 意志の弱さを改善する方法
- 意志力を鍛える手段
「なんでこんなに意志が弱いんだろう…」
「諦め癖を無くしたい…」
目標を設定しても達成できず、自分の意志力が弱いと悩んではいないでしょうか
何かをやるにもやめるにも、感情をコントロールして欲望を抑え、誘惑に負けない力を身につける必要があります
ここでは、意志力を鍛える、強くするために覚えておきたい10の方法をご紹介します
ポイント
意志力を強くする方法を知り、何事もやり遂げる力を身につけましょう
目次
意志力を鍛える、強くするための10の方法
まずは、意志力を強くするための方法についてお話していきます
それほど難しいものではなく、中には関連している方法もあるので、1つできると同時に2つの方法を実践できるというものもあります
「よし、鍛えるぞ!」とあまり構えずに、自分でもすぐにできる方法はないか確認していきましょう
意志力を鍛える、強くするための方法
- 細かく目標設定する
- 我慢し過ぎずストレスは発散する
- 選択肢を減らして1つのことに集中する
- 糖分でエネルギーを補給する
- 仕事をする環境を整える
- 重要なことは最初にやる習慣をつける
- 前日に準備して次の日に備える
- 自分の行動を記録する
- 十分な睡眠と適度な運動をする
- 諦めずにやり切る癖をつける
細かく目標設定する
1つ目は、細かく目標設定することです
意志力を強くするためには、まずは「成功する」という経験が必要です
いきなり大きな目標を設定してしまうと、達成できず挫けてしまう可能性が高いので、まずは細かく目標設定してみましょう
最初は簡単すぎると思うくらいのものでOKです
簡単な目標でも達成することで自分に自信が付き、自然と意志力も強くなっていきます
少しずつ意志力が強くなってきたら、徐々に大きな目標へとステップアップしていきましょう
我慢し過ぎずストレスは発散する
2つ目は、我慢し過ぎずストレスは発散することです
ストレスに耐えることも意志の強さだと考える人もいますが、我慢のし過ぎはよくありません
好きなことを我慢して嫌なことばかりしていると、モチベーションが下がってしまいます
もちろん多少の忍耐は必要ですが、限界を超えてしまうと爆発して、「もういいや」とネガティブになり兼ねません
そうなると意志は強くなるどころか、逆に弱くなってしまいます
プライベートでは適度に好きなことにも時間を使い、ストレスを発散してエネルギーを蓄えましょう
選択肢を減らして1つのことに集中する
3つ目は、選択肢を減らして1つのことに集中することです
人間の脳には限界があるため、1日の中で選択を迫られた時に使える意志力は決められています
その大切な意志力を仕事以外で使っていては、いざ大事な場面がきた時に力を発揮できず、正確な判断ができません
部下を抱える立場となった30代では、適切な判断力が求められているので、無駄な選択肢は減らして1つのことに集中する必要があります
例えば世界で活躍している成功者は、いつも同じ服を着ているイメージがありませんか?
それは服を選ぶことに余計な頭を使わず、仕事にエネルギーを注ぐためです
完全に真似をしろとは言いませんが、服や食事など、毎日少しずつ選択肢を減らすことはできますよね
本当に小さなことですが、まずはできることから始め、1つのことに集中する意志力を強くしましょう
糖分でエネルギーを補給する
4つ目は、糖分でエネルギーを補給することです
人間は脳を動かすために、グルコース(ブドウ糖)を大量に使います
1日あたり120g必要とされるのですが、グルコースは体内に貯蓄できないため、都度摂取する必要があります
その為、休む間も無く働いていると、脳はうまく機能しなくなり、仕事の正確性が失われてしまいます
大事な判断を間違えたり、普段はしないようなケアレスミスも増えることでしょう
だから頭が疲れてきたと思ったら、糖分を摂取してエネルギーを補給する必要があるのです
チョコレートなどのお菓子を摘んだり、おにぎりやサンドイッチなどの軽食を取るもいいですね
また忙しいからといって朝食を抜くのもいけません
毎日栄養バランスの良い食事を摂ることが、意志力を強くするためにも大事なのです
仕事をする環境を整える
5つ目は、仕事をする環境を整えることです
意志力を強くするためには、意識だけではなく働く環境を整えることも重要です
まずはじめに環境を整える方法として、「自分のやることを周りに伝える」ということです
「今日は〇〇の仕事を終わらせる」「今月は契約を〇本取る」など、あらかじめ宣言しておくことで自分を追い込み、絶対に達成しなければいけない空気を作ります
私は会社員時代には、毎週ミーティングで自分の目標を発表していましたし、フリーランスとして働く今は、毎朝SNSでその日の目標を投稿し仲間に共有しています
こうすることで「やらなければいけない」という意識になり、自然と意志力も鍛えられます
そしてもう1つ、環境づくりに必要なのは「場所」です
受験勉強で経験したことがある人も多いと思いますが、図書館のような静かな場所が合う人もいれば、カフェなどで友人と会話しながらの方が捗る人もいます
職場で1人になるのは難しいかもしれませんが、自分次第でいくらでも環境は変えられます
意志力を強くするためには、2つの環境を整えることから始めてみましょう
重要なことは最初にやる習慣をつける
6つ目は、重要なことは最初にやる習慣をつけることです
朝は、最も頭が働く時間帯です
よく眠りしっかり朝食を取ることで、体からパワーがみなぎります
だからこの時間帯に重要なことをする習慣をつけるのです
また日光を浴びることで、体内でセロトニンが分泌され、脳が活発に働きます
反対にセロトニンが不足すると、イライラや疲労が増すので、ミスが起きやすくなります
判断力が鈍ると目標も達成しにくくなり、その結果として意志力も弱くなってしまいます
会社や部下からの信頼を失ったり、自身のスキルアップに悪影響を起こしてしまっては問題です
めんどくさいから、嫌だからといって後回しにせず、早い段階で解決する癖をつけましょう
前日に準備して次の日に備える
7つ目は、前日に準備して次の日に備えることです
選択肢を減らすことにも繋がりますが、前日のうちに準備して次の日に備えることは、意志力を強くするのに有効です
予め準備しておくことで、次の日に判断する項目が1つ減り、そのエネルギーを取っておくことができます
重要な判断を1日の最後にするのはいけません
ただ、簡単なメールの仕分けや、翌日の作業の順序などは処理してしまいましょう
他にも小さなことですが、次の日に着る服は前日のうちに用意しておく、朝食や昼食の準備を済ませておくことも、意志力の強化に繋がります
前日にできることは進めておき、次の日の負担を軽くするよう心がけましょう
自分の行動を記録する
8つ目は、自分の行動を記録することです
自分の行動を記録することも、意志力を強くする手助けをしてくれます
例えばダイエットや禁煙
毎日の体重を記録したり、何日我慢できたのかを数えていくと、自然とやる気が出ますよね
これは自分の変化や成長を見える化していて、モチベーションが上がると共に、自分を客観的に見ることを意味します
また反対に、記録することで自分の弱さも浮き彫になります
どちらも知ることで、目標に近づくために何が必要なのかが分かり、意志力も強くなって行動できるようになるのです
十分な睡眠と適度な運動をする
9つ目は、十分な睡眠と適度な運動をすることです
脳のエネルギーとして重要となるのが十分な睡眠です
人間は日に6時間以上睡眠が必要とされており、睡眠不足は認知能力の低下に繋がります
そうなると物事を正しく判断することができず、ミスばかり起こしてしまいます
忙しくても徹夜をしたり、仮眠を取るだけでは次の仕事に悪影響を及ぼし兼ねません
また睡眠だけではなく適度な運動も必要です
体をほぐしたり深呼吸でリラックスすることで、脳も正確な判断ができるようになります
昼休みに5分程度のウォーキング、トイレ休憩の時に軽くストレッチをしながら移動をするだけでもOKです
疲れない程度に軽い運動をし、気分転換をしながら脳と体を回復をしましょう
諦めずにやり切る癖をつける
最後は、諦めずにやり切る癖をつけることです
そもそも意志が弱いと、何事も諦めずにやり切ることができません
時には諦めも必要かもしれませんが、小さく簡単なことでもやり切る癖がつけば、意志力を強化することができます
細かく目標を設定することに繋がりますが、やり切ることで「自分は達成できる」という感覚になります
これを繰り返せば癖がつき、難しいことでも諦めない精神力が身につきます
まずは小さなことからコツコツと積み上げ、自分の意志を強くしていきましょう
意志力を鍛える、強くするための方法
- 細かく目標設定する
- 我慢し過ぎずストレスは発散する
- 選択肢を減らして1つのことに集中する
- 糖分でエネルギーを補給する
- 仕事をする環境を整える
- 重要なことは最初にやる習慣をつける
- 前日に準備して次の日に備える
- 自分の行動を記録する
- 十分な睡眠と適度な運動をする
- 諦めずにやり切る癖をつける
今回は意志力を強くするために、有効な10の方法についてお話ししました
どれも今日から実践できることで、日々繰り返すことにより、自然と強くなっていきます
意志力を鍛えることが最終目的ではなく、それを使って感情をコントロールし、仕事で成長するのがゴールだということを忘れず、日々努力していきましょう