この記事でわかること
- 意思の疎通ってなに?
- コミュニケーションの下手な人の特徴
- コミュニケーション力をUPさせる方法
「意思の疎通ができなくて職場が辛い・・」
「コミュニケーション能力に自信がないから自分を変えたい!」
人とうまく意思の疎通が図れない、コミュニケーションに悩んだ経緯がある、といった経験はありませんか?
特に職場は色々な人がいるところ、誰とでもコミュニケーションを完璧にとれる人は少ないかもしれません
ですがコミュニケーションの能力が低いと、相手に勘違いされてしまったり、言いたいことが上手く伝わらなくなってしまいます
エン転職が実施した「コミュニケーションがうまく取れるかどうかは、仕事に影響すると思いますか?」という2020年度の調査では、なんと98%もの人が「思う」と回答しています
そこで今回は、意思の疎通がうまく図れない、コミュニケーションの下手な人の特徴から解決策をご紹介します
ポイント
コミュニケーション力をUPして自分が楽しくなる職場にしましょう!
目次
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意思の疎通ってなに?
意思の疎通って耳にするけど、具体的に何を指すのでしょうか?
意思の疎通とは
- 互いの考えや意見を通じ合わせること
- 理解し合うこと
- 共通認識を持つこと
このようなことを意味します
では意思の疎通が欠けているとは、どのようなシチュエーションを指すのか例を挙げていきます
意思の疎通が欠けているシーン
- 会話をしていて話が噛み合わない
- 何度言っても話が通じない
- こちらの言い分が伝わっていない
日常会話で「あれ取って」『え、これ?』「違うよそれだよ」程度なら大したことはありません
しかし、職場や顧客との間で頻繁に起きてしまうと、確実に仕事に支障が出ます
もしも意思の疎通がうまく図れない、欠けていると感じる機会を多く感じるのなら、それは自分自身のコミュニケーション力が低いことに原因があるのです
コミュニケーション力の低い、下手な人の特徴
ではコミュニケーション力の低い、下手な人にはどのような特徴があるのでしょうか?
コミュニケーションに問題があると、いくら仕事はできても良い人間関係を築くことはできません
もし悩んでいるのなら、次に挙げることの中に自分は当てはまっていないか、まずはチェックしていきましょう
コミュニケーション力の低い、下手な人
- とにかく緊張してしまう
- 相手の話を聞かない
- 自分の話ばかりする
- 話しかけることが苦手
- 恥ずかしがり過ぎる
- 場の空気が読めない
- 他人に興味がない
とにかく緊張してしまう
1つ目は、とにかく緊張してしまうことです
あまりたくさんの人と話をする機会が少ない場合は、場数が少なく会話も緊張してしまいます
また、失敗したらどどうしようと不安な気持ちから、緊張してしまうこともあるでしょう
このようなタイプは、自分がうまく話せないことに加え、人の話も頭に入ってきません
ここがデメリット
自分のことで精一杯かもしれませんが、相手に失礼な態度を取っている可能性があります!
相手の話を聞かない
2つ目は、相手の話を聞かないことです
せっかく話をしているのに、相手が聞いていなかったら話す気にならないですよね
また目上の人に対して話を聞かないことは大変失礼に当たります
もしかしたら、仕事に関係する内容であったり、あなたのことを思って話しているのかもしれません
ここがデメリット
柔軟に受け入れる姿勢がないと情報や認識に偏りが生まれます!
自分の話ばかりする
3つ目は、自分の話ばかりすることです
自分の話の方が役に立つと思い、人の話を遮ったり、話半分に聞いて自分の話を優先させていませんか?
そのような態度は相手にも伝わりますし、「もう話したくない」とも思われてしまいます
コミュニケーションは双方向のやり取りで成立するものなので、相手の話も聞きつつ意思疎通を計らなければいけません
ここがデメリット
自分の話ばかりしようとすると周りの会話が入らなくなります!
話しかけることが苦手
4つ目は、話しかけることが苦手だからです
人に話しかけるのに慣れていなく、恐怖心を持ってしまっているためです
失敗したらどうしよう、理解してもらえなかったらどうしようと不安になり、苦手意識を持ってしまうこともあります
また話をしている最中も、「変なことを言っていないか」と心配になってしまうので、スムーズにコミュニケーションを取ることが難しいでしょう
ここがデメリット
話しかけることが苦手な人は、話すタイミングが悪い点もあるので、時折人の話を遮ってしまいます!
恥ずかしがり過ぎる
5つ目は、恥ずかしがり過ぎることです
人と話すのが恥ずかしいと思ってしまうのは、内心このような気持ちにあるためです
- 自分に自信がない
- 自分がどう写っているか気になる
- 拒否されたり否定されたりすることを恐れている
- 変なことを言ってしまわないか
コミュニケーションに慣れていないことが一番の原因で、恥ずかしいからと言って、人とのやり取りを避けてしまいます
ここがデメリット
酷い人は馬鹿にするような態度を取るので、余計話辛くなります!
場の空気が読めない
6つ目は、場の空気が読めないことです
周りが真剣な時にふざけたことを言ってしまったり、場違いな発言をしてしまったことはありませんか?
あまりに空気が読めない発言をしてしまうと場が白けてしまい、人が散っていきます
人の話をよく聞いてから、正確な受け答えをする、これができないと”やりづらい人”と思われてしまいます
ここがデメリット
場の流れを読めない、汲めないと周りから判断されると、会話のシチュエーション自体が減ってしまいます!
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他人に興味がない
7つ目は、他人に興味がないことです
他人に興味がなければ、人と話すことも億劫になるかもしれません
話を早く終わらせたいがために言葉が足りなかったり、人の話を軽く受け流してしまってはいないでしょうか
自分のことに熱中するのはいいですが、そのせいで他人に失礼な態度を取っていないか確認しましょう
ここがデメリット
他人に興味がないと、あなた自身も興味を持たれなくなります!
コミュニケーション力の低い、下手な人
- とにかく緊張してしまう
- 相手の話を聞かない
- 自分の話ばかりする
- 話しかけることが苦手
- 恥ずかしがり過ぎる
- 場の空気が読めない
- 他人に興味がない
もしここで当てはまる項目があったとしたら、コミュニケーションはお互いのやり取りで成立するものだということを、再認識していただきたいです
コミュニケーション力をUPさせる方法
コミュニケーション力が低いと、意思疎通の図れない人だと思われてしまい、仕事の評価も上がりにくくなります
しかしたとえコミュニケーションが下手な場合でも、すぐに実践できることはあります
ここからコミュニケーション力をUPさせる方法をお伝えするので、少しずつ場数を踏んで慣ていきれましょう
コミュニケーション力をUPさせるには
- 相手の話をしっかり聞く
- 肯定して共感する
- 相手に興味を持つ
- 共通点を見つける
- リアクションする
- 気持ちのやり取りを意識する
相手の話をしっかり聞く
1つ目
相手の話をしっかり聞くことです
相手の話をしっかり聞くことは、コミュニケーションがうまくなるための第一歩
しっかりと聞いていることが伝われば、相手も安心して話し続けるでしょう
聞き上手は話し上手というように、自分が話をする際にも、相手の表情や態度を汲み取れると、話題を変えるテクニックが掴めます
なぜなら話を聞く時に相手をよく観察することで、表情や反応からどう感じているかを察することができるからです
ここがポイント
WBSS王者の井上尚弥選手は、相手をダウンさせた後に、どれだけダメージがあるか相手をよく観察します
そうすることで、"その後自分がどう攻めるか判断できる"からだそうです
井上選手が強い理由はこんなとこにもあるんですね
肯定して共感する
2つ目
肯定して共感することです
コミュニケーションをうまくするためには、相手を理解しようと思う気持ちが必要です
そのためには、自分と考えが違っても相手の話を理解して受け止め、共感することが大事です
逆に否定をされると、相手は気持ちの行き場所がなくなってしまいます
「それは大変だったね」などと声をかけながら相手の立場になって受け入れ、共感することを心がけましょう
ここがポイント
アルフレッド・アドラーによると、共感とは「相手の目で見、相手の耳で聞き、相手の心で感じること」と定義されています
他の人に自分の意見を受け入れてもらい、共感してもらうだけで人は安心するものです
相手に興味を持つ
3つ目
相手に興味を持つことです
相手に興味や関心があることが伝わると、相手も心地よく会話することができます
そのために、適度に反応して相手に興味を持っていることを表すようにしましょう
「それはこういうことですか?」と、踏み込んで質問しても構いません
自分の知らない話がでてきて勉強になったり、意外にも相手と気があったりすることもあります
相手も話しやすくなり、会話のキャッチボールもスムーズに進むでしょう
ここがポイント
人は頼られると嬉しくなる生き物です
特に得意なことや専門分野を聞かれた場合、喜んでアレコレ説明したくなります
そこをうまく突いて話せるようになれば、自然と自分の周りには良い人間関係しか生まれなくなります
共通点を見つける
例えば、趣味や好きなものなど共通点を見つけてその話題を振りましょう
会話も無理なく、楽しくコミュニケーションを取ることができます
趣味の他にも家族構成・出身地・学校・休日の過ごし方やコレクションしているものなど、相手との共通点を会話から探してみましょう
ここがポイント
共通点を見つけて話す時は、自分のこだわり、考えを押し付けないようにすること
偏った考えが表れてしまうと、同調意識が無くなり、意見のぶつかり合いに成り兼ねません
リアクションする
5つ目
リアクションすることです
リアクションをすることで、相手の話をしっかりと聞いているということが伝わり、スムーズに意思疎通ができます
といっても、身振り手振りだけではありません
「そうだったんですね」や「え!」など、声を発しながら相槌をうったり、感嘆するだけで相手に伝わりやすくなります
また自分が話をする際も、ジェスチャーをつけるとより伝わりやすくなるでしょう
ここがポイント
逆を介せばリアクションの無い人は「なんなの?」「聞いてるの?」と不快に感じます
無理をしてオーバーリアクションをするより、相槌や手を叩くなど軽いリアクションで十分です
気持ちのやり取りを意識する
6つ目
気持ちのやり取りを意識することです
情報だけでなく、気持ちや感情をやり取りすることでより距離が身近に感じられます
そもそもコミュニケーションとは、気持ち・意見などを言葉などを通じて相手に伝え、お互いに分かり合うことです
コミュニケーションのテクニックやノウハウはたくさんあります
コミュニケーションに慣れるまではそれらのテクニックに頼ってもいいですが、テクニックよりも「相手がどう思っているか」「どうすれば相手と快適な時間が過ごせるか」など相手のことを考えて意思疎通するようにしましょう
そうすることで相手と良い関係を築くことができます
ここがポイント
“聞き上手になったら、リアクションをする”
前述した中よりたったこれだけで、相手に話を聞いていることが伝わります
話題を振ったり面白いことを言おうと、頑張る必要なんてないのですよ
コミュニケーション力をUPさせるには
- 相手の話をしっかり聞く
- 肯定して共感する
- 相手に興味を持つ
- 共通点を見つける
- リアクションする
- 気持ちのやり取りを意識する
コミュニケーション力をUPさせる方法をご紹介しました
この他、どうしても伝えたいことがある場合は、結論を先に述べるとうまくいきます
私も小さい頃は意思疎通がうまくいかず、どもってしまったり、対面で話すことに恐怖がありました
だからこそ人と話すことが苦手・辛い・苦しいと感じる気持ちはよく分かります
多少人が離れたり、関わる人が変わるかもしれませんが、その程度の人間関係だったと思って割り切ってしまいましょう