仕事の悩み

仕事で時間を無駄にする要因とは?時間を有効に使って生産性を上げる、ストレスを解消する方法。

この記事のお悩み

  • 時間の無駄な仕事を減らしたい。
  • 効率的に仕事を進めたい。
  • ストレスや疲れを軽減させたい。

仕事中に「これ必要なのかな?」と思うような、時間の無駄を感じる場面ってありませんか?

本記事では、そんな仕事で時間を無駄に感じてしまう要因と、その対処法を解説します。

最後まで読み終える頃には、仕事の無駄が無くなり、効率的に仕事ができるようになります。そして生産性が上がり、過度なストレスや疲労が軽減されるはずです。

仕事はいかに効率よくできるかが重要です。しかし、変えられないものもあります。私の経験を踏まえて、時間管理の仕方を解説していきます。

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時間の無駄と感じる要因

仕事で時間を無駄にしてしまう要因には、様々な要素が存在します。効率的に仕事を行うために、時間の無駄と感じる要因を正確に把握することがポイントです。

本記事では、仕事における「時間の浪費」を引き起こす要素に焦点を当て、それらを克服するための具体的な方法を探っていきます。

ではまず、時間の無駄と感じる要因を挙げていきます。

時間の無駄と感じる要因

  1. 会議や打ち合わせ
  2. 頻繁なメールやチャットのやり取り
  3. オーバーワーク
  4. 計画性のない作業
  5. 長時間の通勤や移動
  6. 昔ながらのシステム
  7. 使っているソフトやツールが古い
  8. 同じ作業の繰り返し
  9. マルチタスク
  10. 成果が見えない

会議や打ち合わせ

会議や打ち合わせは、仕事の中で重要な仕事のひとつです。しかしその一方で、時間の無駄と感じる会議や打ち合わせも少なくありません。

時間の無駄と感じる要因は次の通りです。

  • 会議の目的が明確でない
  • 議題が整理されていない
  • 参加者が決定権を持っていない
  • 時間配分が適切でない
  • 議論が脱線する
  • 結論が出ない
  • 参加者の意識が低い

このように、会議が非効率的になる理由は様々です。参加する人数や行う時間帯、場所も影響します。

「個人レベルの話し合いで解決するものは済ませておく」「会議の時間を決めて長くは行わない」など、いくつかルールを決める必要があります。

メールやチャットのやり取り

メールやチャットのやり取りが多いと、仕事の効率を下げ、時間を無駄にしてしまいます。また回数に限らず、中身も重要です。

例えば、やたら長文でメールする人。読み手は何が言いたいのか分からないし、読んでいてストレスになります。

また、伝える情報が多いと、電話で済ませた方が早かったりします。テキストは感情のコントロールが難しく、読み手に勘違いさせてしまいます。

そもそも必要なやり取りなのか、送る前に考えることも必要です。

オーバーワーク

長時間働くことによって生じる、身体的・精神的な負荷は、生産性や効率を低下させ、結果として時間を無駄にします。

汗水垂らして散々働いた割に、大して結果が出なければ、気分はガタ落ちします。

なのでオーバーワークを防ぐために、次のことを意識する必要があります。

  • 自分の仕事量を把握する。
  • 小まめに休憩をとる。
  • 断る勇気を持つ。
  • 人に頼る、甘える。
  • 効率的に仕事をする。

最近は副業をする人が増えました。しかしそれは、企業が残業をさせないことにより、「収入が減ってしまった」「やらざるを得なくなった」とも言えます。

より一層、自身の器量や体力に注意しないと、副業は長続きしないかもしれません。

計画性のない作業

計画性のない作業は、時間の無駄を生む要因であり、効率的な時間管理とタスクの優先順位付けが必要です。

十分な計画を立ててタスクに集中することで、時間の浪費を減らし、生産性を向上させることができます。

例えば、見切り発車でプロジェクトを進めると、タスクの見落としや優先順位の混乱が生じ、結果として納期遅れやコストの問題が生じます。

メールのチェックに多くの時間を費やすのも同じです。小まめにチェックしてしまうと、本来の業務に支障が出て、仕事に集中できなくなります。

仕事には優先順位が必要です。反対にそれに応じて行えばうまく回ります。なので、まずは優先順位をつけることから。詳しくは以下の記事にまとめています。

 

長時間の通勤や移動

長時間の通勤や移動時間は、時間の無駄だけでは済みません。ストレスの増加、健康への悪影響なども関連します。

朝、ラッシュアワー時に電車が満員で乗れないことがあります。さらに長蛇の列ができていて、電車を2本待たなければ乗れません。

普段使わない路線で、このようなシーンに出くわすと、「ツイてないなぁ」って思います。予想よりも時間がかかるので、時間の無駄を感じます。

しかし、普段からこの生活をしている人は、もっと大変です。例えば夏は暑い中、人混みに揉まれ、我慢して並びます。そこらじゅう汗臭くて、相当イライラするはずです。

昔ながらのシステム

「これいつの?」という仕事の流れや業務のプロセスってありますよね。使い勝手は悪いし、あまりにも非効率で呆れてしまいます。

例えば業務のプロセスが古いと、情報の検索、更新に時間がかかり、業務の遅延やヒューマンエラーが生じることがあります。

重要な書類や契約書も、複数の関係者を経て承認が行われる場合、それぞれの都合やスケジュールの調整が必要です。

確認印も結局のところ個人の能力次第。処理するスピードは人によってまちまちです。

この非効率性が、時間の浪費だけではなく、サービスや品質の低下を引き起こす原因にもなります。

ソフトやツールが古い

社内で利用しているソフトなどが古いと、動作が遅いため時間がかかります。

それに使いづらい、セキュリティが脆弱であるなどの問題もあるため、作業効率が下がってしまいます。

また、新しいものに比べて、機能が少ないため、作業を完了するまでに時間がかかります。顧客や取引先に提出する場合、早く渡せないのが難点です。

トラブルを解決したくても、サポートが終了していたりします。問題が発生した時はとにかく扱いづらいのです。

同じ作業の繰り返し

仕事の中に習慣化されているものがあります。そのほとんどが同じ作業の繰り返しです。

例えば、日次レポートの作成、財務データの入力などは、毎回手動で入力する必要があります。これには時間と労力がかかる上、数字を使うことが多く、ミスが起こりやすいです。

これらは自動化ツールを導入し改善できます。但し、お金があればの話です。

難しい場合、作業を分担すれば早くなるかもしれません。しかし、それぞれが作業に同時に取り掛かれることが前提であり、引き受けた人が「時間の無駄」と感じる可能性はあります。

マルチタスク

マルチタスクは一見効率的に見えるかもしれません。しかし、実際には時間の無駄を招きます。

その理由は次の通りです。

  • 集中力が分散する
  • タスクの切り替えによる時間のロス
  • 注意力が散漫になりミスが増える

結果として、非効率が起こるため、一つずつタスクに取り組むことが重要です。

ポモドーロテクニックのフランチェスコ・シリロ氏も、マルチタスクであれ、1つのタスクに絞ると集中力が維持され、生産性が上がると述べています。

なのでマルチタスクではなく、シングルタスクにフォーカスすることが重要です。

成果が見えない

何かがんばって続けていることが、一向に成果が見えないと、時間を無駄にしていると感じてしまいます。

理由は次の通りです。

  • 達成感や充実感が得られない。
  • 努力が報われていないと感じてしまう。
  • やる気、モチベーションが下がる。

例えば比較的短期間なもので言うと、売上の目標があります。

目標を達成するために営業活動に取り組みますよね。しかし契約が難しい状況が続くと、営業担当者のモチベーションは低下します。すると他の業務に支障が出て、生産性が低くなるのです。

努力が報われないと、その人が持つ能力自体が落ちてしまいます。成果が見えるような「目標設定」や、「進捗の可視化」「周りのフォロー」など、様々な改善策が必要です。

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時間の無駄を無くす方法

時間の無駄を改善すると、生産性を向上させ、効率的に仕事が進められるようになります。

ここでは時間の無駄を減らし、より効果的に、うまく時間を活用するための方法をお伝えします。

  • 効率的なタスク管理
  • 優先順位の設定
  • 集中力の向上
  • 適切な休息とリフレッシュの取り方

など、様々な側面から時間の有効活用を探求していきます。

時間を無駄にせず、生産性を最大限に高めるための方法について、以下で詳しく解説します。

時間の無駄を無くす方法

  1. 文句を言わない
  2. 整理整頓する
  3. 時間管理する
  4. 選択と集中
  5. オンとオフを大切にする
  6. 今の職場を辞める

文句を言わない

時間の無駄と思うのなら、文句を言わず解決策を練ることです。「有益な時間にする」「効率化を図る」など、まずはそもそも自分の意識を変えます。

例えば、既存のシステムに疑問を持つこと。従来の方法に捉われず、新しいアイデアやアプローチを模索します。

そして目標を明確にします。具体的な目標を設定し、それに向かって取り組むことで、時間やコストなど、方向性が明確になります。

「時間の無駄」とネガティブな気持ちはやめて、前向きなマインドを持つ。すると、そのような前向きなマインドを持つ人には、周りからのサポートが集まりやすくなります。

ポジティブなエネルギーは、仲間やチームメンバーにも影響します。協力を得ながら、解決策を見つけることができれば、より時間の無駄がなくなります。

文句を言っても何も生まれません。そのデメリットについては、以下の記事で詳しく書いています。

 

整理整頓する

整理整頓は環境を整え、仕事の生産性を向上させるための基本的な方法です。何を整理するかと言うと、大きく分けて次の2つです。

  1. 身の回り
  2. 頭の中

「身の回り」は、デスク周りやパソコンの中の整理です。収納ボックスや引き出しを使って整理し、よく使うものは手の届く場所に置き、使用頻度の低いものはしまいます。

パソコンはデスクトップの不要なファイルやアプリを削除します。フォルダで分けて、必要な情報へはショートカットなどを用いてすぐにアクセスできるようにします。

 

そして「頭の中」は、マインドマップやTODOリストを用いて整理します。

マインドマップは、アイデアや情報を視覚的に整理するための手法です。キーワードやアイデアを書き出し、それらを関連付けていくことで、全体の構造が整理されます。

TODOリストは、重要なタスクや目標を明確にし、優先順位を付けるためのものです。タスクを整理し順序立てて取り組むことで、作業がスムーズになります。

それぞれ整理整頓を行うと、必要なものがすぐに見つかり、作業効率がアップします。そして、精神的ストレスが減ります。

時間を管理する

時間の無駄を無くすには、時間を管理することも重要です。時間の管理能力が高いと、生産性が上がり、目標を達成する能力が身につきます。

時間の管理方法には、次の3つが挙げられます。

  • スケジュール管理
  • タスク管理
  • リソース管理

スケジュール管理

顧客とのアポイント、社内の月例会議など、仕事のスケジュールを管理します。手帳、アプリなど、管理の仕方は様々ですが、確認漏れは起こりやすいものです。

そんな人は、スマホの通知機能を活かしてみてください。例えばGoogleカレンダーとSlackを連動させること。当日の朝、決まった時間に、その日のスケジュールが通知されます。

タスク管理

まずは、必要なタスクを全て洗い出し、抱えているタスクの量を把握します。それから優先順位をつけて期限を設けます。こうすることでスケジュールで管理しやすくなり、ミスや漏れが減ります。

タスク管理は、アイゼンハワー・マトリクスを用いるといいです。重要かつ緊急なタスクを優先することで、時間の使い方を最適化します。

※私はこれを応用し、「やる」「やらない」「急ぐ」「急がない」でタスクを分けています。「やる」と決めたらよーいどんで走り、「やらない」と決めたら絶対やらない。この方法は結構キツいかもしれません。でも。これにより大きく時間を捻出できます。

リソース管理

ビジネスにおけるリソースは、ヒト、モノ、カネを指すのが一般的です。それに加えて、情報、知的財産、そして時間なども含まれます。

リソース管理の目的は、これらを無駄なく活用し、プロジェクトを成功させること、会社に利益をもたらすことです。リソースを管理して得られる効果は次の通り。

  • コスト削減
  • 納期の短縮
  • 品質向上
  • リスクの低下

選択と集中

タスクの管理で触れましたが、時間の無駄を無くすには、選択と集中が必要になります。

自分の優先順位を明確にし、一つのタスクに集中することで、生産性を向上させることができます。

インターネットの普及により、様々な情報から選択肢が増え、時間の無駄が生まれています。目的や優先事項を明確にし、それに合致する情報に絞ることで、情報のオーバーロード(負荷)を回避できます。

それに、脳はマルチタスクには向いていません。集中力を高めるためには、外部からの刺激を最小限にし、作業環境を整えることが重要です。

つまり、必要な情報を絞り、一つの作業に集中することで、効率的にこなすことができるのです。

優先順位をつけ、必要性の低いことは、後回しにしたりやらないと割り切ることです。

オンとオフの切り替え

「仕事は仕事」と、オンとオフの切り替えを意識すると、時間の効率化が図れます。

プライベートをしっかり分けることができると、十分な睡眠、ストレスの解消、健康の維持にも繋がります。

睡眠不足は、集中力や判断力の低下、トラブル、ミスを引き起こすのは明らかです。寝不足でダラダラ働いても生産性は下がる一方です。

それに定時で仕事をスパッと終わらせた方がプラスです。集中力が身につき、時間の使い方もうまくなります。

仕事を残して帰ることに、焦りや不安、罪悪感があるかもしれません。しかし繰り返していくうちに消えて行きます。

要は「慣れ」です。

今の職場を辞める

「もうこれ以上は無理」と思ったら、今働いている職場をやめるのがベストです。不満やストレスが職場に直結している場合、解決は難しくなります。

それに、もしかしたら今の職場があなたに合わなくて、無駄を感じているのかもしれません。

  • スキルや経験を活かすことができない
  • 目標を達成できない
  • 職場の人達と価値観が合わない

このような場合、仕事にやりがいを感じられなくなり、働くことすら嫌になります。

新たな職場では、自分の能力に合った仕事を任せられるかもしれません。人間関係が良好で、仕事を楽しく感じられる可能性も秘めています。

自身のキャリアや成長のために、より良い職場環境を求めることは、時間を有効活用するために直結します。

 

※転職で社会貢献?

転職エージェントって多すぎて、どこが良いのか分かりませんよね。転職をすることで、災害、こども、障害などの寄付ができる、おもしろい取り組みをしているフミダスという転職サイトがあります。もちろん転職にかかる費用は完全無料です。

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社畜難民

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