夢や目標に向かって、がむしゃらに走っている人がいます
そして周りには必ず、彼らを非難し、バカにする者がいます
ここでは、夢や目標を持つ方法ではなく、既に持って行動している人達をけなす人間についてお話します
成功している人を皆すごいと讃えますが、その過程にいる人達のほとんどは非難されたり、言葉の暴力を浴びせられています
私はそんな頑張っている彼らをバカにし非難するような人達とは、深く付き合いません
ハマるほど好きな趣味がない
夢や目標のある人は、時間軸がぶっ飛んでいたり、食事や睡眠の時間が削られることを惜しみません
熱い情熱を持って一心不乱に取り組んでいるから、その妨げとなるものは邪魔で仕方ないのです
ここでひとつ、私の周りにいる人たちを例に挙げます
1人は下北沢という街が好きなAさん、もう1人は餃子好きなBさん
Aさんは昔から下北沢という土地が大好きで、地元の人たちが集まるイベントによく参加しています
今年に入って下北のランチをひたすら挙げるインスタを始めたのですが、既にフォロワーは1,600人を超え、年内で3,000人を目指しているそうです
一方Bさんは餃子がとても好きで、Aさんと同じようにインスタで餃子ばかりをアップしていますが、フォロワーは身内しかいません
銀座で有名な餃子屋「天龍」を知らないし、食べログ餃子ランキングNo.1になったことのある阿佐ヶ谷の「豚八戒」へ行ったことすらない
恐らくBさんの投稿を見た人は、「この人本当に餃子好きなの?」と思っていることでしょう
それぞれ好きなことには変わりありません、しかしどっちがハマっているかは一目瞭然
ちなみにBさんは、人の夢を鼻で笑う人間です
無知なのに何となくで回答したり知ったかぶりをする
私はこうして文章を書くことが好きです
文字を書くことで、これまで使わなかった言葉や表現などを調べる機会も多く、その度に知らなかった自分が無知であることを思い知らされています
私は例えツッコミでお馴染みの、フットボールアワーの後藤さんを心から尊敬しています
彼のツッコミを入れるタイミングと、絶妙な言葉のチョイス
どうしてあの短時間で番人ウケするセリフが出てくるのか、天才としか言いようがありません
ただ、的確な言葉が出てくるのは、多くの言葉を知っていて、正しい知識が無ければ成せないこと
脚光をあびる立場であれば尚更、適当な発言はできなくなってしまいます
だからきっと後藤さんは、とんでもない努力をしてきているはずです
否定することが好き
夢を持たない人は、物事をフラットな目線で見ることができません
どちらかと言うと否定的で、悲観的な発言を好んでいるから、頑張っている人の足を引っ張っています
NewsPicksという、経済情報に特化したソーシャル経済メディアアプリをご存知でしょうか?
アプリには動画を配信するコンテンツがあって、その中のひとつに起業家達のプレゼンに対し、将来性や具体的なプランの有無を問う、起業家を支援するメイクマネーという企画があります
ホリエモン率いるNewsPicksオールスターズが、起業家達に対して鋭い質問を投げかけるのですが、誰一人彼らのことをバカにするものはいません(ホリエモンを除いて)
時には自分たちの経験を踏まえ、起業家たちを失敗させないよう、愛を持って厳しく指摘していますが、決して否定することを目的にしていないのです
もし身近に、他人に対し厳しく当たっている人がいたら、こう質問してみてください
「そんなに偉そうに言うほど、あなたは何か成功しているのでしょうか?」と
気持ちや時間に余裕がない
人当たりの良い人は、穏やかで笑顔を見せるほど落ち着いていますが、自分のことばかり考える人は、イライラしていてネガティブなことを考えがち
私は、人当たりの良い人は、自分が人当たりが良いかどうかなど気にしはていなくて、ただいつも通りの自分でいることを大切にしているのだと思います
反対に自分のことばかり考える人は、自分をよく見せたいと思っているから、思い通りにいかないことで日によってムラはあるし、すぐに怒ったりストレスを抱えてしまうのではないでしょうか
自分のことで精一杯だと、他人のことなど目もくれないだろうし、一生懸命まっすぐ頑張っている人が羨ましくて、妬んだり恨んだりしてしまうのだと思います
そして彼らはきっと心の底から「応援するよ」という言葉を放ったことが無いはずです
視野が広いようで範囲が狭い
私は視野が広い人が羨ましいと思うし、人として好きです
たまに私も「よく見てるよね」と言われることがあるけど、自分では全く思っていない為、必ず「すごい良く見ている人が身近にいるよ」と、彼らのことを話します
視野が広い人の中には、その広さを良い方向に活かす人と悪い方向へ活かす人がいて、私の話す彼らは全て前者
後者は視野が広いのに、人の嫌なとこを指摘したり、そのことを他人に言いふらしたりするから、私の口からは彼らの名を出す機会はありません
つまり視野の狭い人よりも、彼らの方がマイナスの印象なので、彼らの事を口にすること自体、私にとってプラスにはならないのです
ネガティブ思考
人の夢をバカにする時点でネガティブな人だということは、言わずとも分かると思います
もちろんその夢の中には盲点はあるだろうし、計画の甘さに笑ってしまうこともある
ただそれらに気付いた時に、どう指摘し、なんと声をかければ良いかが大切なのに、鼻で笑ったり、小バカにするのはあまりにも幼稚です
計画を立てることは大事だと思います
でも私の場合、まずは楽観的に考えることを優先しています
失敗することを考えるぐらいなら、やらない方がマシですし、計画倒れで終わりたくありません
それに計画ばかりに時間をかける人は、新しいことにチャレンジするスピードや、そもそも器量がないので、人のことをよくそんな風に言えるもんだと、聞くたびに耳がかゆくなります
うまく行く方法より、こうなったらどうする?とか、失敗した時どう対処する?などと、うまくいかないことばかり考える人には、夢を持つ資格すらありません
ネガティブな人は現実的な夢、ポジティブな人は非現実的な夢
でも、どちらの方がドキドキするか考えてみてください
人生における計画性がない
目標を掲げて頑張っている人は、ひたすら努力をしているように見えますが、その想いが強ければ強いほど、綿密な計画を立てているもの
今日何をしたか、どこまで達成したかを記録し、明日からのプランを練り直したり、時間を管理することにしっかりと時間を割いています
仕事に対して計画を立てている人はたくさんます
しかし、自分の人生設計ができている人は少なくて、その上他人に対しては上から目線で話します
例えばお金に関する知識が浅いのに、マンションを買わなきゃ損だとか、貯蓄方法がどうだとか、「周りがしてるから」「それが常識だから」というのは、計画力のある人の発言とは思えません
自分の今とこれまでの経験でしかものを話さないのは、果たして正解と言えるのでしょうか?
堅実な人ほど、チャレンジすることを拒みます
チャレンジできない人の人生には、熱いシーンや感動的な出会いといったドラマは無く、そして出会った人たちの印象にも残らないものなのです
否定することが好き
何かと頭ごなしに否定から入る人がいます
「先ずは聞くこと」ができれば良いのですが、否定する人には次のような心理がある為、そう簡単に解決できないものなのです
- 自分の存在に注目して欲しい
- 自分の話を聞いて欲しい
- 自分の意見に共感して欲しい
つまり要は、承認欲求です
誰よりも自分自身をアピールしたい、見てもらいたいといった「自己中」や「かまってちゃん」なのです
承認欲求と言えば、インスタでたくさんフォロワーを増やす、いいねを貰いたいことで話題になりました
最近ではライブ動画配信のPococha、楽天ライブでも同じ現象が起こっています
将来のことで相談したとしても、その欲求が強いあまりにこちらの話もろくに聞かず、意見を押し付けたり、否定から入るなんてことをされたら、もう2度と相談したくないですよね
学ぶことを嫌う
大人になっても「学び」続けることは大切です
夢や目標があれば尚更、その過程で「学び」は常で、自分の力で学ぶことと、人から教わることがたくさんあります
偏った考え方や自分を正当化する人は、まるでパンパンになったオムツのように吸収力が無くなっていて、新しい情報や知識を交換する余裕がありません
そして歳と共に培った経験を頼りに、学ぶことをやめてしまうのです
日常の中に学びの時間を5分でも作れば、年間30時間学習したことになります
それが30分、1時間と増えれば、何百という大きな時間になるのです
食事と同じように、1日の中に学びの時間を組み込んでしまえば、学ぶことはどれだけ大事なものなのか、時間と共に身に染みて感じると思います
そして学びを避ける人は、自分が成長していないことに気付ぬまま人生を終えるのです
無駄に態度がでかい
人の夢や目標に対し、それを潰すような発言をしたり、見下す態度を示したり、「なんだコイツ」と嫌な印象を与える人がいます
そのような人には熱意なんて伝えなければ良い!って話ですが、身近にいる場合は避けて通れないでしょうし、やたら聞いてくるタイプだとなかなか逃れられないでしょう
彼らは前述した通り、否定することを好み、知識や経験でしかものを言いませんから、そのまま相手に押し付けたり、自分の方が凄いという勘違いをしています
だからまともに付き合ってなんていたら、とにかく気疲れしてしまうだけです
でかい態度で来られたら、適当に交わすのがベスト
「ふーん、そういう考えもあるんだね」
「もう1度考えてみるよ」
「なるほど。言いたいことは理解できました」
前向きな発言や親身になってくれない場合は、このように対処すれば良い
それを繰り返していくと、相手も何となく「話しても無駄だな」って勘付いてくれますから
生き方が冷めている
どれだけ熱い想いであっても、話す相手が興味を持たなければ意味がありません
更に言うと干渉しない人や、冷めてる人には全く通じないのです
冷めてるというのは、平常心とか感情を表に出さないとか、そういうことではなくて、つまらない生き方をしている、パッションのない人のことです
熱意なんて、何かきっかけがあれば誰にでも起こりうることだと思うのですが、ある程度のレベルまで達してしまうことで、満足してしまったり、それ以上を求めることが無くなってしまうと、意外とあっさり冷めてしまいます
特に冷めた人生を歩んでいる人なら尚更、人が熱くなっていても「なに熱くなってんの?」「勝手にやってれば?」と、一線を引いてしまいます
もしもあなたが、大きな野望や熱く取り組めることがあるのなら、話す相手を間違えないよう、あなたが気をつけなければいけません
誰にも負けない何か、が無い
最後に、生き方が冷めている人には、私には誰にも負けない何かを持っている!と断言できるものがありません
技術的なものが無くとも、向上心、探究心といった人間力が考えられるはずなのに、いざ聞いてみると「自分は何が得意か分からない…」と悩んでしまいます
なぜなら人に対しては厳しく、自分に対しては甘いといった欠点を持っていたり、自分を過大評価している割には自己分析ができていないから
「人のふり見て我がふり直せ」が、面白いほど出来ていないのです
私自身はというと、なかなか崩すことが難しい人でも、その人の心理を動かすことが得意で、コミュニケーションにおいて0→1を生み出すことが、自分にしかないものだと自負しています
例えば相手がどのような立場であろうと、その人との共通性を見いだすことに長けており、そこから話を広げ、仕事よりもまずは、人としての付き合いを大切に努めています
と、ちょっと就活の面接みたいな感じでお話しましたが、このように私は自分のことをよく理解しているつもりです
もし自分の特技や魅力に気付いていないなら、誰かに相談すればいい
夢があるにしろ無いにしろ、あなたの未来はあなたが決める権利を持っていることを、決して忘れないでください