「あなた私のこと好きでしょ?」と、言ってもいないのに簡単に見破られてしまう
「やたら距離が近いんだけど」と、気付いたら彼女に近づいてしまう
男というのは本当に単純な生き物で、意識するとあからさまに表情や行動に現れるから、好意があることを伝える前に勘付かれてしまうのだ
ここでは、特定の人を本気で好きになってしまった時の、男の行動心理についてまとめている
恋愛下手な男性はもちろん、女性にも「男ってこんなものだよ」を知ってもらえたらと思う
集中力が欠ける、頭から離れない
本気で好きになってしまうと、頭の中は彼女のことでいっぱいだ
意識しなくても頭の中に勝手にいて、取り払おうとしても消せない存在になる
(今何をしているのかな・・)
(昨日寝るの遅かったからきっと寝不足だよな・・)
(これ、彼女好きかなぁ・・)
仕事中、こんなことばかりを考えているから、集中力はなくなり、仕事の妨げになってしまうのだ
若ければ若いほど、この気持ちは強い
しかしその思いが深ければ、年齢なんて関係ないもんだ
距離が近くなる
好きな人とは会いたいし、話したいし、そして側に寄りたくなる
意識していれば体がそちらへ働きかけ、その人との距離を縮めたいと思い、言葉だけではなく、行動にも移すようになる
最初はいつもと変わらない距離
だが次第に距離は縮まり、ふとした動きで触れてしまうほど近づいていたりする
触れていることに慣れると、触れても苦にならない、空気のような存在になってしまうが、触れるまでの緊張感は、男にとってもたまらない感覚だ
見つめる、見てしまう
近くに気になる人がいると、何度も見てしまう
通り過ぎる瞬間や向こうへ行ってしまった時に、無意識に目で追ってしまうのだ
100%とは言い切れないけれども、男は攻める方だし、女性は受け身の形になるから、視線を配る時でも、その回数は女性よりもずっと多い
じっと見つめるのは、ある程度仲が良くなければできないこと
その前兆が、無意識に見てしまうという行為だ
嫉妬する
女性は嫉妬深いと言うが、男のネチネチしているタイプも、なかなか手強いものだ
自分のものにしたいという願望が強く、ちょっとしたことに嫉妬し、すぐにすねくれる面倒くさいやつも多い
別の男と話している姿を見ると、結構みんな嫉妬していて、間に入るやつもいれば、ただ何もできず悶々としているやつもいる
女性は嫉妬されることに喜びを感じる
でも男は嫉妬されることを嫌がる、面倒くさい生き物なのだ
連絡がマメになる
(初めはすぐに返信くれたのに・・)
こんな経験をした女性はたくさんいるだろう
良く言えば男は1つのことに集中する力が長けていて、悪く言うと周りが見えなくなってしまう、女性とは全く逆の習性を持っている
勿論、フラットに満遍なく見れる男もいるけど、そんな奴こそ本気になったら一直線
モテる女性ほど、そんな輩はうまく交わすものだ
今はLINEなどのSNSを使って、コンスタントにメッセージのやり取りができるし、仕事上でも普通に使っているから、いつどこに居ても心置きなく連絡ができる
だから昔と違って、マメな男は増えたことだろう
ただ、女性よりもマメな男は、そんなにモテないというのが現実だ
度を超えて優しくなる
度を超えて、というのは、その人にとっての優しさボルテージがMAXになるということ
誰もが同じようにとことん優しくするのではなく、普段は見せない優しさを、特定の女性に向けて発信するということだ
例えば重い荷物を持ってあげるといった、手伝う素ぶりを見せること以外に、その人の代わりに作業をするとか、手取り足取り教えてあげるとか、他の女性にはしないことをする
あからさま過ぎるから、女性の方もすぐに勘付くことだろう
だから「この人すごく優しい」と、うっかりときめいてしまう女性より、「単純すぎて引く」とか、「この人都合いいや」と、内心思っている女性の方が多いと思う
優先順位が大きく変わる
なんでもバランスは大事
仕事とプライベートが良い例で、働きすぎは体に負担がかかるし、遊びすぎるとバカになってしまう
恋愛においても「恋煩い」という言葉があるように、眠れなくなったり、他のことに手をつけられなくなるように、男だって恋をすれば、何よりもその人を優先してしまうのだ
ここでは私と、とある友人の例を挙げよう
ちなみに私と彼は全く性格が異なる
私が本気で恋をした時は、何が何でも仕事を定時で切り上げ、毎回彼女が待つ駅まで走っていた
翌朝大事な会議があっても、終電ギリギリまでその人と会い、次に会う日を必ず決めていた
一方友人はというと、話があると言えばすぐに駆けつけてくれる、友達思いの優しいやつ
だが、女性が現れると会う機会は激減し、週に何度も彼女と会うは、しょっちゅう休みを取って旅行をするはと、我々男友人が入る隙など全く無くなっていた
その人を大事に想う気持ちが強ければ、飛び抜けて優先順位は高くなる
私と友人は、どうやらこのタイプだったらしい
記憶と記録を怠らない
デートの予定日、一緒に観た映画、その時身につけていた服
女性と同じくカレンダーにメモをつけたり、撮った写真を見返したりと、単なる友人なら気にも留めないようなことを記憶し、ノートやカレンダーなどに記録するようになる
すごく気になる人だと、初めて会った日とか好きな食べものとか、意外と男も覚えていて、そのことを伝えて「覚えててくれたんだ!」と言われることに、喜びを感じたりする
勿論、そんなことをされて気持ち悪がる女性もいる
そんなタイプには、覚えてることをサラッと伝える
好かれたいが為に、振り向いて欲しいが為に、「忘れていないよ」をアピールするのだ
時間とお金をかける
簡単に射止められるような、出会って間もない間に落ちるような女性より、なかなかデートに漕ぎ着けない、自分のことを気にも止めてない女性に恋をしてしまうと、当然ながら頑張る度合いが異なる
そのような女性に対し、何とかしようという気持ちから、時間もお金もかけてしまう
キャバクラやガールズバーが良い例だ
店に何度も通い、気になる女性を指名して、高い酒を入れて大金を落とす
「誰よりもおれが1番だよ」と、多くの時間とお金を費やし、その人へアピールするのだ
自分の都合を考えて、時間を調整してくれる男に優しさを感じる
毎回割り勘でデートするより、おごってくれる男の方が嬉しい
男はそう信じて、時間とお金をかけているのだ