この記事でわかること
- 職場の空気が悪い会社の特徴
- 働きやすい環境を作るための解決策
「職場の雰囲気が悪くて仕事に行きたくない…」
「自分の力で職場の空気を変えたい…」
朝を迎えると仕事に行くのが嫌になってしまうこと、誰にでも経験ありますよね
その理由として1つ挙げられるのが、職場の空気が悪いことです
この記事では、職場の空気が悪い原因や、働きやすい環境を作るための改善策について考えていきます
ポイント
職場の悪い空気にのまれないよう、気持ちを切り替えましょうね!
目次
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職場の空気が悪い会社の特徴
まずは職場の空気が悪い会社の特徴を見ていきます
耐えられないほど空気が悪い理由には、いくつかのパターンがあるようです
自分の会社がどのパターンに当てはまるのかチェックしてみてください
職場の空気が悪い会社の特徴
- 社員同士のコミュニケーションが少ない
- 情報の共有が上手くできていない
- 上司が高圧的で部下が萎縮している
- 他人の仕事に非協力的な環境
- 派閥ができていて対立している
- パワハラが横行している
- 失敗が許されない空気がある
- 仕事のできる人が次々と辞めていく職場
社員同士のコミュニケーションが少ない
1つ目は、社員同士のコミュニケーションが少ないことです
仕事に集中するのは良いことですが、1人1人の仕事が完全に分業されている場合など、職場のコミュニケーションが少ないと感じていませんか?
そういった分業制の職場には、コミュニケーションの苦手な人が集まっていたりします
無言での書類の受け渡しや、チャットやメールでの指示が多くなると、社員同士のコミュニケーションが少なくなり、自ずと空気は悪くなってしまいます
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情報の共有が上手くできていない
2つ目は、情報の共有が上手くできていないことです
部署において、必要な情報の共有は業務を円滑にすることを意味します
反対に情報の共有がうまくいっていないと、様々なトラブルが起こります
資材の発注ミスや納期遅れなど、会社の業績に影響するようなトラブルにも発展しかねません
その理由として、嫌いな人がいる、上司がいつも機嫌が悪い、等の理由で情報共有がうまくいっていない場合が多いです
上司が高圧的で部下が萎縮している
3つ目は、上司が高圧的で部下が萎縮していることです
上司の性格や雰囲気は、時には社員のやる気や仕事のしやすさに関わってきます
いつも業績のことでイライラしている、いつも怒鳴っている、部下の意見に聞く耳を持たない
このような状態では部下は萎縮してしまい、本来の力を発揮できないどころか、仕事を続けていくモチベーションを保てなくなってしまいます
他人の仕事に非協力的な環境
4つ目は、他人の仕事に非協力的な環境であることです
特定の社員ばかり仕事量が多く、他の社員はそれを見て見ぬふりをして関心が無い
新しい提案をしても「めんどくさい」「仕事が増える」という理由から誰も見向きもしない
どれだけ力のある社員でも、1人でできる仕事は限られてしまうため、非協力的な職場環境ではやれることに限界があります
部署全体が協力的な雰囲気なら達成できる課題も増えますが、非協力的な場合は生産性が落ち
てしまい、成績不振になることは免れないでしょう
派閥ができていて対立している
5つ目は、派閥ができていて対立している場合です
テレビドラマのような話ですが、実際によくある話です
派閥同士は当然ながら非協力的で、ひどい時は片方の派閥がもう一方の派閥を出し抜き、業務の邪魔や客の奪い合いなど足を引っ張り合います
例え特定の部署が業績をうんと伸ばしても、無関係の社員達は気持ちよく働くことができなくなるため、会社全体としてのパフォーマンスも落ちてしまいます
派閥の争いにはこのような背景があるため、当人達の知らない所で職場の雰囲気はとても悪くなっているのです
パワハラが横行している
6つ目は、パワハラが横行している場合です
近年、企業・学校におけるパワハラをはじめとする、あらゆるハラスメントが社会的な問題となってきています
ですが、そんな社会の動きとは裏腹にパワハラの件数は減らないのです
若い社員を恫喝する、社員の意志を無視して過重労働を行わせる、反対意見の社員を冷遇する、などパワハラの形は複雑です
このような職場は常に暗く、殺伐とした雰囲気に包まれていて、社員の労働意欲を確実に減退させるでしょう
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失敗が許されない空気がある
7つ目は、失敗が許されない空気があるためです
若手社員のうちは、失敗することによって仕事を覚え、ステップアップをする機会になりますよね
失敗を許してもらえる環境があることは、新しい仕事に挑戦する機会も多いにあるということです
しかし反対に、失敗を許されない空気が漂う職場では、社員は失敗を恐れて、消極的になります
ある程度ポジションのある立場でも、新規事業案やアイデアは活かすことなく、業務はマンネリ化し、モチベーションを失ってしまうのです
仕事のできる人が次々と辞めていく職場
8つ目は、仕事のできる人が次々と辞めていくです職場だからです
自分の能力を試したい人にとっては、新しい事業に挑戦している企業や、仕事をがんばった分だけ高く評価してくれる企業、大きな仕事を託される企業は魅力的です
そういった意欲的な従業員は、古い考えに捉われ新規事業に挑戦しない企業、どれだけ頑張っても一律の評価しかできない企業からは去っていきます
残った従業員は向上心がなく、決められた仕事をこなせばいいと考える人間ばかり
これでは職場の活気や仕事をする張合いもないため、居心地も悪いことでしょう
職場の空気が悪い会社の特徴
- 社員同士のコミュニケーションが少ない
- 情報の共有が上手くできていない
- 上司が高圧的で部下が萎縮している
- 他人の仕事に非協力的な環境
- 派閥ができていて対立している
- パワハラが横行している
- 失敗が許されない空気がある
- 仕事のできる人が次々と辞めていく職場
やはり職場というのは人間の集合体です
人間同士の意思疎通がうまくいかない、それを妨げる悪い原因があると、集団で仕事をする上で様々な支障が生まれてしまい、働きにくい環境になってしまいます
次にこれらの原因を踏まえて、職場の空気を改善する方法を見ていきましょう
職場の空気が悪い時の解決策
職場の空気が悪いままだと、人はストレスに晒され続け、一人一人のパフォーマンスが落ちてしまいます
ひいては会社の業績の悪化にもつながり、悪循環でしかありません
では職場の空気が悪いのを変えていくには、一体どういった方法があるのでしょうか?
働きやすい環境を作るための解決策
- 自らムードメーカーになりコミュニケーションを取る
- 小さなことでも感謝の気持ちを伝える
- 空気を悪くしている社員を注意する
- 悪口や愚痴には便乗しない
- 全員に好かれようとしない
- 言いなりにならずに意見を主張する
- 情報を共有できる仕組みを構築する
自らムードメーカーになりコミュニケーションを取る
1つ目は、自らムードメーカーになりコミュニケーションを取ることです
雰囲気のよい職場には、必ず1人はムードメーカー的な存在の人がいるものです
もしもそういった人がいなくて、職場の雰囲気が悪いのなら、自分がムードメーカーになるのはいかがでしょうか
自らが明るく挨拶をして、積極的に話しかけていくことで、周りの人間も影響され、次第に笑顔でコミュニケーションを取れるようになるかもしれません
たった1人、明るく行動する人がいるだけで、その場の雰囲気はがらりと変わることもあるのです
小さなことでも感謝の気持ちを伝える
2つ目は、小さなことでも感謝の気持ちを伝えるようにすることです
感謝の気持ちを伝えることは、人の心を大きく動かす時があります
いつの間にか「してあたりまえ」「やってもらってあたりまえ」といった雰囲気になっていると明るい気持ちにはなれません
以前、「日常を幸せにする五文字は”ありがとう”、日常を苦しくする五文字は”あたりまえ”」という言葉を耳にしたことがあります
どんな小さなことでも相手に感謝の気持ちを伝えるだけで、職場に温かい空気が流れ雰囲気も良くなっていくことでしょう
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空気を悪くしている社員を注意する
3つ目は、空気を悪くしている社員を注意することです
中にはあからさまに、職場の雰囲気を悪くしている人間もいます
イライラを他人にぶつけることでストレスを発散する人がいますが、そのような人にはっきりと注意する、心を鬼にすることも時には必要です
放っておくことは空気を悪くしている本人にとっても良くはありませんから、上司などに相談して正式に注意してもらうことができれば、社員間のトラブルも起こりにくくなるでしょう
悪口や愚痴には便乗しない
4つ目は、悪口や愚痴には便乗しないことです
いつも人の悪口や上司に対する愚痴などが飛び交っている職場は、聞いてる方は嫌気が刺し、とても気分が悪くなります
そして悪口や愚痴をよく言う人は、他の人にもそれを聞かせて共感してもらおうとしてきます
しかし自分もそれを聞いて、同じように悪口や愚痴を言って便乗してしまっては、空気は悪くなる一方です
悪口や愚痴を聞かされた時は、「私はその人のことを良く知らないので何ともいえません」と、同調しないようにすることができます
「なんだお前つまらないな」と言われても、すいませんと謝って済ませる方が100倍マシです
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全員に好かれようとしない
5つ目は、全員に好かれようとしないことです
パワハラをする上司、口の悪い人、自分勝手な人、いろいろな人の顔色を見て好かれようとすると、無駄に労力を使い疲れるだけ
そのような人達に嫌われないように振る舞うと、彼らはつけ上がり、ますますますます職場の雰囲気が悪くなります
どんな人間でも、人を嫌いになることは避けられませんので、時には毅然とした態度で臨み、動じない姿勢を持つことが必要なのです
言いなりにならずに意見を主張する
6つ目は、言いなりにならずに意見を主張することです
雰囲気を悪くしている人は、強い口調で自分の意見を押しつけ、相手に有無を言わせない脅迫めいた事をします
言う事を聞いてばかりいるとあなたは舐められ、マウントを取られてしまい、良いように使われるだけです
言うことを聞かせたい人は、素直に従う人を求めています
だからはっきりNOと言えば、相手は萎縮し何も言ってきません
このタイプは意外とメンタルが弱いので、嫌な目に遭わない為にも、自分の意志をしっかり伝えて身を守りましょう
情報を共有できる仕組みを構築する
7つ目は、情報を共有できる仕組みを構築することです
情報の共有ができず風通しの悪い職場は、個人プレーの人やワンマンな上司がいたりして、とても雰囲気が悪いものです
そういった職場では、必ず全員が情報を共有できる仕組みを構築する必要があります
例えば、朝礼の時に全員参加のミーティングをするとか、週の頭は揃ってミーティングをするなど、職場全体に情報が行き渡るような形を作ると効果があります
定例できっちりとした業務の報告を皆がすることで、情報共有のロスはなくなり、そのことについての連絡や相談もしやすくなり、職場の風通しも良くなっていきますよ
働きやすい環境を作るための解決策
- 自らムードメーカーになりコミュニケーションを取る
- 小さなことでも感謝の気持ちを伝える
- 空気を悪くしている社員を注意する
- 悪口や愚痴には便乗しない
- 全員に好かれようとしない
- 言いなりにならずに意見を主張する
- 情報を共有できる仕組みを構築する
職場の空気が悪い時の解決策をいくつかお伝えしました
職場の規模や構成によって取り組み方も変わってくるとは思いますが、数人で協力してアクションを起こせば、1人で改善するより何倍も早く結果が出ます
あなたにはあなたの職場で快適に仕事をする権利があり、あなたの改善で職場が変われば、あなたの生活も大きく変わることになります
できることから改善することで、やがて大きな変化がもたらされることも多々あります
諦めずに自分なりの打開策を実行することは、何よりも大きな意味があるのです