この記事でわかること
- 自分を変えたい理由
- 変われない原因
- 変わるための解決策
「目標を持っても変われない」
「何をやってもいつも長続きしない」
自分を変えようと何度も試みても、なかなか変わることができなくて自分を責めていないでしょうか
そんな悩みを解決するために、自分を変えたい理由から変われない要因、そして変わるための解決策をここでお話します
ポイント
変わりたくても変われないのは普通であり、そして変わるためには思い切ること、これが大事なポイントですよ
目次
自分を変えたいと思う理由
「今の自分に納得がいかなくて、変わらなきゃいけないと思っている」
「分かっているのに、いつまでも変えることができない」
自分を変えたい、変わりたいという願いには理由があります
そして誰もが思い悩む願望のひとつで、ハードルも高くすごく大変なことです
まずは変わりたい理由から探ってみましょう
自分を変えたいと思う理由
- 今の生活に満足していない
- 仕事で結果を出したい
- 頑張っている姿を誰かに褒められたい
- 自分のことが嫌い
- 未来に不安を感じている
今の生活に満足していない
理由その1、今の生活に満足していないからです
好きなものを買って、大きな家に住んで、何不自由のない生活をしたい
このように今の生活に不満があり、周りで良い暮らしをしている人を見ると、劣等感を感じてしまいます
もがき苦しみ、何とかして自分を変えようと必死になりますが、なかなか変われない今の自分と、想い描く未来の自分との中で葛藤があり、日々ストレスを感じて生きています
仕事で成果を出したい
理由その2、仕事で結果を出したいからです
スピード感を持って効率よく仕事をしたい
仕事量を減らして売上をもっと増やしたい
今の仕事に不満を持ち、このままではいけないと願う気持ちから、新しい分野に挑戦し結果を出したいと願っています
焦る気持ちとは裏腹、そう簡単に結果は出せないため、モヤモヤとイライラに悩まされています
頑張っている姿を誰かに褒められたい
理由その3、頑張っている姿を誰かに褒められたいからです
人は周りから良く見られたいという願望があります
自分が頑張っていることを周りから評価され、そのことに満足したい承認欲求を持っています
努力は報われるという言葉がありますが、その努力に価値がないことに気付かなかったり、自分は頑張ったと自己評価で終わることも
褒められたいという願望に踊らされてしまい、本来の目的を失ってしまいます
自分のことが嫌い
4つ目は、自分のことが嫌いだからです
自分のことが嫌いな人はマイナス思考で、自分がネガティブであることを理解している故、何事も悲観的に考えてしまいます
また理想の自分と比較する無意識の癖があり、思い通りにならないことで自己嫌悪に陥ります
些細なことでも大きく受け止めてしまうため、駄目、失敗と感じることが人一倍多く、変わりたい気持ちが実は大きな負担になっています
未来に不安を感じている
5つ目は、未来に不安を感じているからです
今のままでは先行きが見えないと、日々不安を感じていて、変わらなきゃいけないと常に心の中で想っています
実際にはどう変わるべきか分かっておらず、大まかな変化を求めているため、気持ちと行動のバランスが取れていない
また不安を感じていること自体ネガティブであり、何かする第一歩が重いことに気付いていません
未来への不安や、自分の人生に自信を持てないことを、自分だけと思い込まないことです
自分を変えたいと思う理由
- 今の生活に満足していない
- 仕事で結果を出したい
- 頑張っている姿を誰かに褒められたい
- 自分のことが嫌い
- 未来に不安を感じている
変えたくても変われない原因
自分を変えたいと願う気持ちはあっても、なかなか変わることができませんよね
逆を言えば、簡単に変われたら誰も苦労しません
しかし変われないことに悩んでいても仕方ないので、その原因を考え整理していきましょう
変えたくても変われない原因
- 仕事が忙しく時間が作れない
- 本を読んでも身につかない
- 途中で諦める、やめてしまう
- 努力をしても変わらない
- 意思が弱く続かない
仕事が忙しく時間が作れない
1つ目は、仕事が忙しく時間が作れないことです
何か学ぼう、個人的にスキルを身につけようという気持ちはあるけど、仕事が忙しく自由な時間が無いため、現実的に難しいと悩んでしまいます
仕事を分散できれば良いのですが、人手不足であったり、他の人に振れないような仕事だったりと、自分でなんとかするしかない、という環境にあります
変わろうという気持ちはあるものの、結果的に何もできていません
本を読んでも身につかない
2つ目は、本を読んでも身につかないことです
やる気を出して勢いで本を買うものの、読んでいる途中で飽きたり買って満足してしまいます
また読んで時間をかけている割に効果が出ているのか、いまいち実感が湧きません
本から得たことを実践に移せばいいのですが、現職とは関係のない分野であると、試すシーンもないせいでなかなか身につかない点もあります
それに専門書や参考書は高価なものも多いため、残念ながらただの浪費になってしまうこともあります
途中で諦める、やめてしまう
3つ目は、途中で諦めたりやめてしまうことです
読書、語学、副業など何か新たなことにチャレンジをしても、ちょっとした壁にぶつかる度に諦めてしまいます
大体スタートは良いのですが、やってみると自分の思い通りにいかないもので、次第にやる気も削がれていきます
新しいことを始める時は、キラキラとした輝かしい自分の未来像があって、そこに大きな期待を抱きます
期待するのは簡単ですが、現実はそう楽なことではないので、そのギャップを感じて意思が砕けてしまうのです
諦めてしまう理由
- ハードルを高く設定している
- 周りが気になり比較してしまう
- 進捗を感じない
努力をしても変わらない
4つ目は、努力をしても変わらないことです
努力の仕方に問題があるか、それが努力すべきことなのか判断できないと、いくら頑張っても自分を変えることはできません
良い結果が出ないとか、頑張っているのに報われないというのは、まさにこれらを考えずに行動していると言えます
また「変わったね」と誰かに認められたい気持ちがあり、頑張った結果が違う方向に向かってしまっています
努力した結果をどう活かしたいのか、そこに具体性を持っているかがとても重要です
意思が弱く続かない
5つ目は、意思が弱いことで続かないことです
意志が弱いせいで何事も長続きしないのは、いくつか理由があります
- 性格がズボラ
- 怠慢だから
- 優柔不断だから
- 集中力がない
- 飽きやすい
これらを理由に意志が弱いと位置付けていて、実は自分のことを否定的に考えているのです
否定的な考えではうまくいきませんので、その点を自覚する必要があります
変えたくても変われない原因
- 仕事が忙しく時間が作れない
- 本を読んでも身につかない
- 途中で諦める、やめてしまう
- 努力をしても変わらない
- 意思が弱く続かない
変われない自分を解決する方法
さて、自分を変えたい理由と、変えたくても変われない原因が分かったところで、解決する方法へと移ります
意識を変えるというのはとても難しいことです
自分を変えるためには、まずはその意識を変える努力をしなければいけません
変わりたい気持ちを応援する立場でポジティブに考え、解決できるように努めていきましょう
変われない自分を解決する方法
- 変われる環境を作る
- 想いを口に出す、書き出す
- 見た目を変える、身だしなみを整える
- よく休み、自分と向き合う時間を作る
- 自分には向いていないと割り切る
変われる環境を作る
まずひとつ目、変われる環境を作ることです
変われる環境作りとは、本を買ったり、ネットで調べたりするようなことではなく、その先の環境を無理矢理でも作るということ
本を買ったなら、本しか読めない空間を作る
スマホを別の部屋に置いて、テレビや音楽など誘惑のない場所で、お菓子なんか食べずに、それしかできないところまで詰める
ネットで調べたりすると、関係ないサイトを見たり、YouTubeなどの誘惑に負けてしまいます
こんなちょっとしたことが実は続かない原因で、それらを完全にシャットアウトできるような、そうせざるを得ないような環境にまで行動に移せるか、これが鍵なのです
変わりたい自分に近づけるには、邪魔するものを排除する
変わると決めたなら、それぐらいしなければいけないのです
想いを口に出す、書き出す
続いて2つ目は、心に想っていることを口に、何かに書き写すことです
人はたったの1秒程度で、想っていることが心の中でめまぐるしく移り変わる、と言われています
会話が良い例で、話の内容がどんどん別の方向へと進んでいきますよね
考える前に想ったことが口から出てきて、ものすごいスピードで意識が動いていきます
だからやると決めたこと、思いついたことを忘れないうちに口に出して書き留めてください
良いアイディアや閃きは一瞬のことで、瞬く間に忘れていきます
だから、「今度からこうしよう」「明日からやろう」という意識は、必ずといって失われてしまいますので、そのことをその時に残してください
よし、これで変わるんだ!という意識がずっと残るようにして、気持ちが冷めないうちに行動しましょう
見た目を変える、身だしなみを整える
そして3つ目は、見た目を変えたり、身だしなみを整えることです
変わりたいという気持ちはあっても、実際のところ内面に収まっているだけなので、外側からも変えていくようにします
「形から入る」と言う表現には否定的な意見がありますが、自分を変えるためにはとても良いことです
形から入るとは?
- 服装を格好良くする
- 髪型や顔の毛を整える
- 靴を常に綺麗にする
- 清潔感のある見た目にする
外見への配慮を高いレベルまで上げると、その見た目になる度に気持ちにスイッチが入ります
仕事へ行くのにスーツを着るのもこれと同じことで、「よし、やるぞ!」とやる気モードに切り替わるのです
例え家に居ながら仕事をしていたとしても、着替えることはできるし、何なら家の中でも靴を履いていいと思います
イマイチ気持ちが切り替わらないなら、シャワーでも浴びて、ビシッと髪型を整えて、気持ちの入る服に袖を通しましょう
よく休み、自分と向き合う時間を作る
4つ目は、よく休み、自分と向き合う時間を作ることです
変わりたい気持ちが強いと、余計な情報まで集めてしまい、何から手をつけていいのか分からなくなってしまいます
だから変わるためには落ち着いて気持ちを整理すること
毎日忙しく時間が無いのなら尚更、自分と向き合う時間を作って、どう変わりたいのか、なぜ変わりたいのかを、焦らずにゆっくり熟考します
あなたは瞑想をしたことはありますか?
音の刺激を感じない空間があるのなら、目を閉じてそこにじっと座り、自分と向き合ってみてください
ただ目を閉じて黙るだけなのに、色々な意思が湧き出てきますが、それは雑念であり、必要のないことです
変わりたいという気持ちだけを考え、考えが外れたらまた元に戻る、それを繰り返してみてください
その言葉の先には何があるか、あなたの中にだけ見えてきます
自分には向いていないと割り切る
最後は、自分には向いていないと割り切ることです
なかなか結果が出ないのは、やり方や意識の問題ではなく、自分には向いていない可能性があります
例えば、英語の勉強を何年も続けていて、ある一定のところから伸びなくなってしまい、それがずっと続くようなら、きっぱりとやめてしまうこと
それでもどうしても英語が話せるようになりたいのなら、最初に述べた環境を無理矢理作る
話せなきゃ暮らしていけない、仕事も見つけられない、そういった環境を作るしか解決策はありません
環境を作れなければ、良い意味でそこまで変われたと割り切ればいいですし、やめた途端、変化している自分に実感が湧いてきます
だからきっぱりやめたっていいのです
自分を変えたい気持ちはまた別のところでやってきますから、その時こそ変わるぞ!という気持ちで待っていれば良いと思います
変われない自分を解決する方法
- 変われる環境を作る
- 想いを口に出す、書き出す
- 見た目を変える、身だしなみを整える
- よく休み、自分と向き合う時間を作る
- 自分には向いていないと割り切る