仕事上、ストレスが溜まってしまい、愚痴をこぼしてしまうこともある
愚痴りたい気持ちは分かる
しかし、聞いている方は気持ちよくないし、数が多ければその分うんざりしてしまう
愚痴を聞くたび、「あー、またかよ。いつも愚痴ってばかりで生産性がないな」と感じるし、そんなに嫌ならそもそも請け負わなければいいと、個人的には思う
嫌なりにもうまく回す方法を考えたり、誰か協力者を立てるなりして、前向きに、そして円滑に進めるべきだし、大人になってイヤイヤ期を迎えて何の足しになることか
ここでは、愚痴ばかり言ってる人間には運もツキも回ってこない、そしてその理由について解説する
もしあなたがそんな人間なら、またはそんな人間とまともに付き合っているとすれば、ただ単純に、不幸になるだけだ
目次
企画倒れになる
愚痴をこぼしながら仕事をしているようでは、今目の前にある仕事に対してやる気を感じられない
また誠意も感じられない訳で、多少仕事が進んだとしてもそのうち途絶えてしまう可能性も高い
せっかく考案し企画したことでさえも、途中で心が折れてしまえばそれまで
そんなことになってしまっては、はっきり言って無駄な時間である
「イヤイヤな気持ちでやる」という、その人の気持ちが私には分からない
だったら最初から断るべきで、引き受けたこと、ましてや自ら策を練ってやったことなら最後まで突き通すべきだ
途中で「ダメだな」とか、「なかなか結果が出ないな」というなら、改めてその企画を練り直せばいい
そうすれば意外な方向へと進んで行くかもしれないし、面白い内容になるかもしれないのだから、ちょっとうまくいかないだけで、やる気を無くし、愚痴へと転じるのはおかしいと思う
いちいち愚痴をこぼしてないで、もっとプラスに考え、なんでもいいから黙ってやり切るべきだ
中途半端な結果しか生まない
企画倒れになってしまうよりはマシかもしれないが、その都度、中途半端な結果ばかり重ねているのを見ると、「あぁ、またか」と思ってしまう
当の本人は色々と、一生懸命やっているつもりかもしれないが、側から見たらそれは「またか」でしかないし、その過程でグダグダ言っているのを見れば見るほど、当然な結果だ。と思う
成功する確率が低く、これ以上力を入れても良い結果に結びつかない、と判断するのは正しい
身を引くことも一つだし、それを真っ向から否定するつもりはない
ただその過程で一度でも気が引けてしまうと、そのままズルズルと悪い方向へ向かって行き、「失敗した」とか「間違った」「やらなきゃよかった」などと、情けない発言が目立つようになる
心が折れてしまえば自ずと、ベストな結果へと導かれない
その仕事に対する熱意や想いが無いと、中途半端な結果しか生むことができないのだから、スタートの時点で「やる」と決める「決意」をして欲しい
あなたはその都度、愚痴をこぼしていないだろうか
愚痴をこぼしている時、周りにいる人間はどんな顔をしているか、一度考えてみてはどうだろうか
組織が、会社が大きく動くことはない
仮にあなたがよく愚痴をこぼす人だとしよう
あなたは愚痴ることでスッキリするかもしれないが、聞かされた方はネガティブな気持ちになり、少なくともストレスを感じてしまう
その相手がチームの一員だったり、会社を動かす立場にある上層部の人だとしたら、あなたに手を差し伸べることはあっても、心底力になろうと向き合う気持ちはないのだ
彼らの姿を見てあなたは、「おれは色々考えてやっているのに」「あんなこと言ってたのに動こうとしない」などと、また懲りずに愚痴へと変わっていき、まんまと負のルーティンへとハマってしまうことだろう
愚痴をこぼすと言うことは、本音で話していない証拠だ
本音で向き合わないから、変なわだかまりが出来てしまう訳で、そのわだかまりを自ら作っていることに気づいていないことが問題である
だから周りは、あなたの為に動こうとはしない
「また裏で変なことを言われる」
「〇〇と一緒になって愚痴ってんだろ」
と言うのがバレてていて、彼らは何もせず、ただ「ボヤ」が消えるのを待っているのだ
実は大した事をしていない
たくさん仕事をこなしているかもしれないが、そんなの誰だって同じことだし、中身と重要さの違いでしかない
それなのになんでも自分の仕事と比較しては、グダグダ文句を言ったり陰で愚痴ったりと、自分の方が優っている前提で話すのだ
なぜ自分目線で考えるのだろうか?
それぞれの技量を加味して考える気はないのだろうか?
そのような態度をする人は、実は大したことをしていない
自分の成すことが完璧で、全て正解だと勘違いをしているのだ
前述に挙げたように、企画倒れになってしまったり、中途半端な結果しか生んでいないことがある
だが、当の本人はそのことに気付いていない
もしあなたが、「私はアレもコレもソレだってやっているんだ!」と言うなら、『彼らは文句も言わず、アイツとコイツとソイツをやっているぞ!』と言ってあげたい
自分の評価は自分でするものじゃない
周りの人に見えているあなたが評価そのものだ
会社がマイナスへと転がり落ちる
愚痴ばかり言っていると、自然と人は離れていく
同じ職場や部署なら急に離れることはできない
でも、ある一定の距離を置くことは間違いないだろう
誰だって「あまり関わりたくない」「ここから先は首を突っ込まない」と、考えるのが当然だからだ
するとどうだろう
会社や組織をリードしようと色々と手を打ったとしても、それは社内の人間には伝わらない訳で、やればやるほど独りよがりになる
いずれ人は離れていき、下手すれば会社はマイナスへと転じてしまうのだ
その不安要素に気付き、怪しい、ヤバいと感じた人間は、そのまま会社を離れていくことだろう
会社を離れずにいる人間は、ただ深く関与しないよう、空気のように接していくのだ
もしあなたが、いつも愚痴をこぼしているようなら、しっかりと周りに目を向けた方がいい
取り返しのつかないことになっているかもしれないのだから
周りが付いてきていない事に気付かない
周りの人が付いてきていない時ほど、悲しいものはない
例えプラスになることをしていたとしても、またはしているとしても、それが伝わらなければ意味がないのだ
成功事例がたくさんあると、それを鵜呑みにしやすくなり、何かある度に「自分は正しい判断をしている」と勘違いしてしまう
その根拠のない自信が仇となり、下手なプライドを作り、自ら自分の足を引っ張っていることに気付かないのだ
正しいという考えは、その人の価値観の押し付けでしかない
そこで納得がいく答えが出せるのなら、その考えは正しいのかもしれないが、もしかしたら周りの人たちは、ただ「合わせている」可能性が高いのだ
「どうせまた上手くいかなくて愚痴って終わるだろう」
「そのうちなんかしら言い訳をするに違いない」
「とりあえずやらせておけば」
心の中でこんな風に思われていることを知ったら、きっとゾッとするかもしれない
だがこちらとしては何も知らないままでいる方がゾッとするし、可哀想に思う
負のオーラをいつまでも受けるぐらいなら
あなたの周りに、愚痴をこぼすとか、いつもイライラしているとか、文句や暴言を吐くような人間がいたら、その人の言うことや成すことを真に受けない方がいい
なぜなら、あなた自身が我慢できなくなり、爆発してしまうからだ
その人からストレスを感じ被害者になってしまうと、仕事へ対する意欲が無くなり、最悪の場合、脳や神経にダメージを受け、病院通いになってしまうことになる
だからなによりも、あなた自身の考えを変えることが大事で、今すぐ行動に移す必要がある
愚痴ってばかりいる人とは、それとなく付き合い、適当に交わせばいいのだ
とは言え、おそらくそう簡単にはいかないだろう
ずっとその環境にいたから、行動へ移すタイミングも分からないだろうし、あなたの言うことに当たってくるかもしれない
でも辛いとか、嫌だとかを心底感じているのなら、一歩踏み出して欲しい
自分が動かなければ、何も変わることはないのだから
もし今の職場が、「出る杭は打たれる」ような環境であるなら、いっそのこと転職を考えた方がいいだろう
一刻も早く、今の職場から離れることを考え、合間を見て他の職場をリサーチし、こっそり面接まで進めてしまえばこっちのもの
時が来たら「辞めます!」と言えばいい
転職なんて簡単だ
ただその一歩を踏み出すことが困難なだけである